MPDC 6.07参加報告
2009年7月8日 ゲームスタンダード・コモン構築フォーマット。
月末のクラン大会本番に向けた実戦練習を続けています。
今回は、MPDC 6.07。
MPDCシーズン6マスター・ドキュメント= http://forums.pdcmagic.com/viewtopic.php?t=3041
MPDC 6.07= http://forums.gleemax.com/showthread.php?t=1213234
参加者は29名のみということで、スイス・ラウンド4回戦の後、トップ8によるシングル・エリミネーションということになりました。
4連勝ならトップ8当確。3勝1敗組8名前後から6名程度が抜けられる計算です。
使用デッキは、前回のSPDC 9.07で使用した「黒赤DDW」に、《ヴィダルケンの異国者》対策を施したバージョンです。
今回の課題は、これが機能するかどうかを見定めることになりましょうか。
レシピはこうなりました。
Blightning DDW
土地 (18)
11 《山/Mountain》
3 《沼/Swamp》
4 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
クリーチャー (16)
4 《小川跳ね/Stream Hopper》
4 《川滝のミミック/Riverfall Mimic》
4 《グリクシスの邪刃/Grixis Grimblade》
4 《ノッグルの山賊/Noggle Bandit》
その他の呪文 (26)
4 《天主の勢力/Clout of the Dominus》
2 《炎の突き/Flame Jab》
1 《カラスの罪/Raven’s Crime》
4 《ショック/Shock》
4 《火葬/Incinerate》
3 《終止/Terminate》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
4 《脈火の境界石/Veinfire Borderpost》
Sideboard
2 《カラスの罪/Raven’s Crime》
4 《亡霊招き/Beckon Apparition》
4 《名も無き転置/Nameless Inversion》
2 《傷鱗の儀式/Scarscale Ritual》
1 《足の底の饗宴/Footbottom Feast》
2 《スマッシュ/Smash》
最近MPDCホストのZeroFusionは忙しいらしく、今回もparadjikovicが代理でホストを務めています。
彼が代理をするときは常にそうなのですが、まだGatherlingにイベントが登録されておらず、デッキはアップされていません。
後でアップされたらリンクを補足することにしましょう。
そして、代理ホストのときに限っていろいろ事件が起きるのもいつものとおりですなー。
詳細は略しますが、第1ラウンドは大混乱の中での開始となりました。
まあ、こういうのも手作りイベントならではの風情みたいなもんで、いとをかし。
■第1ラウンド vs GatorG
あちらのデッキは、なんというか見たことない感じです。
緑白青黒コントロールとでも言えばいいのかしら。
クイックン・トーストみたいな感じ?
《枝細工下げの古老》や《至福の休息》や《熟考漂い》が入っています。
それは普通なんですが、《スカイシュラウドのレインジャー》とか入ってますなー。
何に使うんだろう。
もしかして、《天球儀》を使うんでしょうか。
てことは本来はドメインなのかなもしかして。
・第1ゲーム
先手を選んで山1枚だけの初手を嫌って山沼の6枚をキープ。あちらはキープでした。
あちらは平地を出すことができずに困っていたようです。
というのは、《荒廃稲妻》を撃ったら《至福の休息》がこぼれ落ちたので分かったんですけども。
その間にこちらは《小川跳ね》に《天主の勢力》をつけてビートダウンを始めました。
が、それはほどなくして《枝細工下げの古老》に阻まれます。
しかし、ひるむことなく3/2接死《グリクシスの邪刃》で攻め立てると、あちらは残りライフの関係で、4/4《枝細工下げの古老》を邪刃と相討ちにする他選択肢がないようです。
《天主の勢力》2枚目を引いて更に攻め立てますが、そこにすかさず《枝細工下げの古老》2号。
これはちょっと困りましたが、《荒廃稲妻》で残りのライフを1点まで削ってから2体で殴って勝ちました。
サイドボーディングしましょう。
《至福の休息》の入ったコントロール・デッキっていうことならこんな感じかしら。
IN: 《傷鱗の儀式》*2《カラスの罪》*2
OUT:《ショック》*4
・第2ゲーム
先手を選んだあちらがダブル・マリガン。こちらは山山《脈火の境界石》の7枚をキープです。
ハンデスのキツイ相手にダブル・マリガンですからさぞかし本意ではなかったでしょうなー。
《カラスの罪》でボロボロにしたところ、ゲームが終ったときでもまだ森2枚と《スカイシュラウドのレインジャー》1枚しかプレイできていませんでした。
これも勝負ですから仕方がありません。
まずは1勝です。
■第2ラウンド vs Vissarion
あちらのデッキは白青Steelです。
ここにきて最悪のマッチアップですなー。
「黒赤DDW」が苦手なモノは、《ヴィダルケンの異国者》とビートダウンなのですが、ということは《ヴィダルケンの異国者》を使うビートダウンが最も苦手です。
だがしかし、新しいサイドボードの真価が問われると言えなくもなく。
・第1ゲーム
先手を選んで山《広漠なる変幻地》×3の初手をキープ。あちらもキープです。
だからといってメインはどうでも良いというわけではないんですが、次々と出てくるクリーチャーに除去が追いつかず、《エーテル階級の騎士》に《神格の鋼》がついて終了でした。
とっととサイドボーディングしますか。
IN: 《名も無き転置》*4《スマッシュ》*2
OUT:《カラスの罪》*1《グリクシスの邪刃》*4《炎の突き》*1
・第2ゲーム
先手を選んで山《脈火の境界石》の7枚をキープ。あちらは1マリガンでした。
1マリガンの相手からいきなり《ヴィダルケンの異国者》が2枚。
こちら《名も無き転置》を引けず、投了でした。
要するに《ヴィダルケンの異国者》と《名も無き転置》をどっちが先に多く引くかという勝負なので、運が悪ければ負けるのは仕方がありません。
《名も無き転置》4枚の他に《ツキノテブクロのエキス》を2枚くらい入れとけば万全なんでしょうけれど、メインで比較的相性の悪い高速ビートダウン対策のカードを積み、サイドにコントロール対策を集めるという方針上、そのスペースが取れませんでした。
となるとやはり《名も無き転置》を《火葬》か《終止》の代わりにメインに入れるんですかなー。
するといよいよ《天主の勢力》を引けないとどうにもならないデッキになるような気も。元々そうだっていうハナシもありますけれど。
■第3ラウンド vs wlcrh
あちらのデッキは、青赤エレメンタルとでも言えばいいんでしょうか。
見たことないデッキです。
《煙束ね》から《熟考漂い》とか《霊気撃ち》とか《つまみ食い貯め》とかの重ためのクリーチャーが出てくるデッキです。
あんまり強そうには思えないんですが、それでも1回は勝ってるんですから油断はなりませんぞう。
・第1ゲーム
あちらが先手でキープ。こちらも山山《広漠なる変幻地》をキープです。
《グリクシスの邪刃》1号を出しているところに《グリクシスの邪刃》2号を出して1号でアタック。
1号に除去が飛んできたので、戦闘後メイン・フェイズに2号に《天主の勢力》。
簡単なトリックなのですが、けっこう引っかかる人がいます。
その後は《脈火の境界石》で戻した土地を使って《カラスの罪》で手札を攻め立て、除去を捨てさせます。
《霊気撃ち》想起で一瞬《天主の勢力》が外れてビビリましたが、何故か除去を持ってなかったようで、無事に再装着です。
というか、除去持ってないのにオーラだけバウンスすることにどんな意味が??
その後もあちらに6マナ揃えさせることなく、《つまみ食い貯め》も手札から叩き落として勝ちました。
この相手はマナ的にムリしてるようなので、ひたすらハンデスしてれば勝てる感じがします。
IN: 《カラスの罪》*2
OUT:《火葬》*2
・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。こちらも山2枚の初手をキープ。
お互いドロー・ゴーが続きますが、こちらは土地を引いたときだけ《カラスの罪》を撃てるので、あちらはどんどん捨ててます。
こちらのデッキは土地は3枚で回るのに、あちらは6枚必要ですから、元々3枚分のアドバンテージがあるんですよね。
4枚くらい落としたところで《大祖始の遺産》が出てきて対処されてしまいましたが、除去を中心にずいぶん落としました。
あとはあちらの隙を突いて生物と《天主の勢力》を出せる展開になればいいんですが…。
その前にあちらが「青い《巨人釣り》」《淀み水の精霊》を出してきました。
なるほど。
このカード、こっちにとってはキツイですね…。
1枚のカードに8点くらってはあまりよろしくありません。
何枚も引かれる前に何とかしなくては。
ところがその次にあちらは《つまみ食い貯め》をプレイするためにタップ・アウトです。
それは良くありませんね。
ありがたくアップキープに《終止》。
そして戦闘前メイン・フェイズに《川滝のミミック》《天主の勢力》とプレイしたところであちら投了でした。
何とか残りました。
おそらく次勝てば7回連続のトップ8に残れるでしょう。
■第4ラウンド vs gonegold75
あちらのデッキはDark Starです。
多分、メインから《至福の休息》ではなく《否認》を採用し、サイドに《ヴィダルケンの異国者》のいるタイプのやつでしょう。
ここが正念場ですなー。
・第1ゲーム
先手を選んだところが、境界石のみで土地のない初手をマリガン。山3枚の6枚をしぶしぶキープ。
あちらもダブル・マリガンでした。
あちらの土地はしばらく島と平地だけだったのですが、そこにつけ込めません。
《荒廃稲妻》は《否認》。《グリクシスの邪刃》×2は《霊魂放逐》×2。
第1ターンに出せた《小川跳ね》が、結局14回も殴る展開に。
やがてあちらが土地を伸ばし始めてまくられそうになったのですが、そこまでの貯金を活かして、《荒廃稲妻》1発と《ショック》3発の中から2発を通して逃げ切りました。
問題はサイド後です。
IN: 《カラスの罪》*2《亡霊招き》*4《名も無き転置》*4《足の底の饗宴》《スマッシュ》*2
OUT:《グリクシスの邪刃》*4《炎の突き》*2《ショック》*4《終止》*3
白青Steelに対しては使えませんが、Dark Starに対しては、《亡霊招き》も《ヴィダルケンの異国者》に対するサプライズ・ブロッカーになります。
これで何とか。
・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。こちらは沼1枚のみの初手をマリガンして山山《広漠なる変幻地》の6枚をキープ。
序盤から《ヴィダルケンの異国者》が出てきて、《名も無き転置》は《否認》され、《熟考漂い》でアドバンテージを広げられて、これは勝負になりませんでした。
先手を取れる第3ゲームに期待しましょう。
・第3ゲーム
ところが先手を選んでみたら初手に土地0枚。
マリガンした6枚も境界石のみ。
ダブル・マリガンしても土地は1枚も無く、トリプル・マリガンで《広漠なる変幻地》を1枚だけ見つけてそれをキープです。
あちらはキープ。
トリプル・マリガンで土地も伸びずで、何もできないうちに終了でした。
これはさすがに運がありませんでした。
2勝2敗の13位でした。
カット・オフを通過できなかったのは、SPDC/MPDC参戦以来初めてです。
とうとう6回連続のカット・オフ通過記録が途絶えて、イチロー選手のキモチがちょっと分かったかも。 < 大げさです
■新しいサイドボードはどうでした?
全然ダメですなー。
《ヴィダルケンの異国者》対策は、結局引けなければ意味がないですし、引いても通らなければやっぱり意味がありません。
逆に言うと、Dark Starの黒赤DDW対策は、ひとまず《ヴィダルケンの異国者》と《否認》の組み合わせで決まりっぽいです。
まあ、これも引けないと意味はないんですけども。
まだ改良の余地はいろいろあるものの、弱点の多いこのデッキはどうもわたしには向かない感じがします。
2回使ってみていろいろ分かったことですし、次回は別のデッキを試すとしましょうか。
最近躍進著しいSteelか、それともちょっと思いついた別のデッキにするか、どうしますかなー。
月末のクラン大会本番に向けた実戦練習を続けています。
今回は、MPDC 6.07。
MPDCシーズン6マスター・ドキュメント= http://forums.pdcmagic.com/viewtopic.php?t=3041
MPDC 6.07= http://forums.gleemax.com/showthread.php?t=1213234
参加者は29名のみということで、スイス・ラウンド4回戦の後、トップ8によるシングル・エリミネーションということになりました。
4連勝ならトップ8当確。3勝1敗組8名前後から6名程度が抜けられる計算です。
使用デッキは、前回のSPDC 9.07で使用した「黒赤DDW」に、《ヴィダルケンの異国者》対策を施したバージョンです。
今回の課題は、これが機能するかどうかを見定めることになりましょうか。
レシピはこうなりました。
Blightning DDW
土地 (18)
11 《山/Mountain》
3 《沼/Swamp》
4 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
クリーチャー (16)
4 《小川跳ね/Stream Hopper》
4 《川滝のミミック/Riverfall Mimic》
4 《グリクシスの邪刃/Grixis Grimblade》
4 《ノッグルの山賊/Noggle Bandit》
その他の呪文 (26)
4 《天主の勢力/Clout of the Dominus》
2 《炎の突き/Flame Jab》
1 《カラスの罪/Raven’s Crime》
4 《ショック/Shock》
4 《火葬/Incinerate》
3 《終止/Terminate》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
4 《脈火の境界石/Veinfire Borderpost》
Sideboard
2 《カラスの罪/Raven’s Crime》
4 《亡霊招き/Beckon Apparition》
4 《名も無き転置/Nameless Inversion》
2 《傷鱗の儀式/Scarscale Ritual》
1 《足の底の饗宴/Footbottom Feast》
2 《スマッシュ/Smash》
最近MPDCホストのZeroFusionは忙しいらしく、今回もparadjikovicが代理でホストを務めています。
彼が代理をするときは常にそうなのですが、まだGatherlingにイベントが登録されておらず、デッキはアップされていません。
後でアップされたらリンクを補足することにしましょう。
そして、代理ホストのときに限っていろいろ事件が起きるのもいつものとおりですなー。
詳細は略しますが、第1ラウンドは大混乱の中での開始となりました。
まあ、こういうのも手作りイベントならではの風情みたいなもんで、いとをかし。
■第1ラウンド vs GatorG
あちらのデッキは、なんというか見たことない感じです。
緑白青黒コントロールとでも言えばいいのかしら。
クイックン・トーストみたいな感じ?
《枝細工下げの古老》や《至福の休息》や《熟考漂い》が入っています。
それは普通なんですが、《スカイシュラウドのレインジャー》とか入ってますなー。
何に使うんだろう。
もしかして、《天球儀》を使うんでしょうか。
てことは本来はドメインなのかなもしかして。
・第1ゲーム
先手を選んで山1枚だけの初手を嫌って山沼の6枚をキープ。あちらはキープでした。
あちらは平地を出すことができずに困っていたようです。
というのは、《荒廃稲妻》を撃ったら《至福の休息》がこぼれ落ちたので分かったんですけども。
その間にこちらは《小川跳ね》に《天主の勢力》をつけてビートダウンを始めました。
が、それはほどなくして《枝細工下げの古老》に阻まれます。
しかし、ひるむことなく3/2接死《グリクシスの邪刃》で攻め立てると、あちらは残りライフの関係で、4/4《枝細工下げの古老》を邪刃と相討ちにする他選択肢がないようです。
《天主の勢力》2枚目を引いて更に攻め立てますが、そこにすかさず《枝細工下げの古老》2号。
これはちょっと困りましたが、《荒廃稲妻》で残りのライフを1点まで削ってから2体で殴って勝ちました。
サイドボーディングしましょう。
《至福の休息》の入ったコントロール・デッキっていうことならこんな感じかしら。
IN: 《傷鱗の儀式》*2《カラスの罪》*2
OUT:《ショック》*4
・第2ゲーム
先手を選んだあちらがダブル・マリガン。こちらは山山《脈火の境界石》の7枚をキープです。
ハンデスのキツイ相手にダブル・マリガンですからさぞかし本意ではなかったでしょうなー。
《カラスの罪》でボロボロにしたところ、ゲームが終ったときでもまだ森2枚と《スカイシュラウドのレインジャー》1枚しかプレイできていませんでした。
これも勝負ですから仕方がありません。
まずは1勝です。
■第2ラウンド vs Vissarion
あちらのデッキは白青Steelです。
ここにきて最悪のマッチアップですなー。
「黒赤DDW」が苦手なモノは、《ヴィダルケンの異国者》とビートダウンなのですが、ということは《ヴィダルケンの異国者》を使うビートダウンが最も苦手です。
だがしかし、新しいサイドボードの真価が問われると言えなくもなく。
・第1ゲーム
先手を選んで山《広漠なる変幻地》×3の初手をキープ。あちらもキープです。
だからといってメインはどうでも良いというわけではないんですが、次々と出てくるクリーチャーに除去が追いつかず、《エーテル階級の騎士》に《神格の鋼》がついて終了でした。
とっととサイドボーディングしますか。
IN: 《名も無き転置》*4《スマッシュ》*2
OUT:《カラスの罪》*1《グリクシスの邪刃》*4《炎の突き》*1
・第2ゲーム
先手を選んで山《脈火の境界石》の7枚をキープ。あちらは1マリガンでした。
1マリガンの相手からいきなり《ヴィダルケンの異国者》が2枚。
こちら《名も無き転置》を引けず、投了でした。
要するに《ヴィダルケンの異国者》と《名も無き転置》をどっちが先に多く引くかという勝負なので、運が悪ければ負けるのは仕方がありません。
《名も無き転置》4枚の他に《ツキノテブクロのエキス》を2枚くらい入れとけば万全なんでしょうけれど、メインで比較的相性の悪い高速ビートダウン対策のカードを積み、サイドにコントロール対策を集めるという方針上、そのスペースが取れませんでした。
となるとやはり《名も無き転置》を《火葬》か《終止》の代わりにメインに入れるんですかなー。
するといよいよ《天主の勢力》を引けないとどうにもならないデッキになるような気も。元々そうだっていうハナシもありますけれど。
■第3ラウンド vs wlcrh
あちらのデッキは、青赤エレメンタルとでも言えばいいんでしょうか。
見たことないデッキです。
《煙束ね》から《熟考漂い》とか《霊気撃ち》とか《つまみ食い貯め》とかの重ためのクリーチャーが出てくるデッキです。
あんまり強そうには思えないんですが、それでも1回は勝ってるんですから油断はなりませんぞう。
・第1ゲーム
あちらが先手でキープ。こちらも山山《広漠なる変幻地》をキープです。
《グリクシスの邪刃》1号を出しているところに《グリクシスの邪刃》2号を出して1号でアタック。
1号に除去が飛んできたので、戦闘後メイン・フェイズに2号に《天主の勢力》。
簡単なトリックなのですが、けっこう引っかかる人がいます。
その後は《脈火の境界石》で戻した土地を使って《カラスの罪》で手札を攻め立て、除去を捨てさせます。
《霊気撃ち》想起で一瞬《天主の勢力》が外れてビビリましたが、何故か除去を持ってなかったようで、無事に再装着です。
というか、除去持ってないのにオーラだけバウンスすることにどんな意味が??
その後もあちらに6マナ揃えさせることなく、《つまみ食い貯め》も手札から叩き落として勝ちました。
この相手はマナ的にムリしてるようなので、ひたすらハンデスしてれば勝てる感じがします。
IN: 《カラスの罪》*2
OUT:《火葬》*2
・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。こちらも山2枚の初手をキープ。
お互いドロー・ゴーが続きますが、こちらは土地を引いたときだけ《カラスの罪》を撃てるので、あちらはどんどん捨ててます。
こちらのデッキは土地は3枚で回るのに、あちらは6枚必要ですから、元々3枚分のアドバンテージがあるんですよね。
4枚くらい落としたところで《大祖始の遺産》が出てきて対処されてしまいましたが、除去を中心にずいぶん落としました。
あとはあちらの隙を突いて生物と《天主の勢力》を出せる展開になればいいんですが…。
その前にあちらが「青い《巨人釣り》」《淀み水の精霊》を出してきました。
なるほど。
このカード、こっちにとってはキツイですね…。
1枚のカードに8点くらってはあまりよろしくありません。
何枚も引かれる前に何とかしなくては。
ところがその次にあちらは《つまみ食い貯め》をプレイするためにタップ・アウトです。
それは良くありませんね。
ありがたくアップキープに《終止》。
そして戦闘前メイン・フェイズに《川滝のミミック》《天主の勢力》とプレイしたところであちら投了でした。
何とか残りました。
おそらく次勝てば7回連続のトップ8に残れるでしょう。
■第4ラウンド vs gonegold75
あちらのデッキはDark Starです。
多分、メインから《至福の休息》ではなく《否認》を採用し、サイドに《ヴィダルケンの異国者》のいるタイプのやつでしょう。
ここが正念場ですなー。
・第1ゲーム
先手を選んだところが、境界石のみで土地のない初手をマリガン。山3枚の6枚をしぶしぶキープ。
あちらもダブル・マリガンでした。
あちらの土地はしばらく島と平地だけだったのですが、そこにつけ込めません。
《荒廃稲妻》は《否認》。《グリクシスの邪刃》×2は《霊魂放逐》×2。
第1ターンに出せた《小川跳ね》が、結局14回も殴る展開に。
やがてあちらが土地を伸ばし始めてまくられそうになったのですが、そこまでの貯金を活かして、《荒廃稲妻》1発と《ショック》3発の中から2発を通して逃げ切りました。
問題はサイド後です。
IN: 《カラスの罪》*2《亡霊招き》*4《名も無き転置》*4《足の底の饗宴》《スマッシュ》*2
OUT:《グリクシスの邪刃》*4《炎の突き》*2《ショック》*4《終止》*3
白青Steelに対しては使えませんが、Dark Starに対しては、《亡霊招き》も《ヴィダルケンの異国者》に対するサプライズ・ブロッカーになります。
これで何とか。
・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。こちらは沼1枚のみの初手をマリガンして山山《広漠なる変幻地》の6枚をキープ。
序盤から《ヴィダルケンの異国者》が出てきて、《名も無き転置》は《否認》され、《熟考漂い》でアドバンテージを広げられて、これは勝負になりませんでした。
先手を取れる第3ゲームに期待しましょう。
・第3ゲーム
ところが先手を選んでみたら初手に土地0枚。
マリガンした6枚も境界石のみ。
ダブル・マリガンしても土地は1枚も無く、トリプル・マリガンで《広漠なる変幻地》を1枚だけ見つけてそれをキープです。
あちらはキープ。
トリプル・マリガンで土地も伸びずで、何もできないうちに終了でした。
これはさすがに運がありませんでした。
2勝2敗の13位でした。
カット・オフを通過できなかったのは、SPDC/MPDC参戦以来初めてです。
とうとう6回連続のカット・オフ通過記録が途絶えて、イチロー選手のキモチがちょっと分かったかも。 < 大げさです
■新しいサイドボードはどうでした?
全然ダメですなー。
《ヴィダルケンの異国者》対策は、結局引けなければ意味がないですし、引いても通らなければやっぱり意味がありません。
逆に言うと、Dark Starの黒赤DDW対策は、ひとまず《ヴィダルケンの異国者》と《否認》の組み合わせで決まりっぽいです。
まあ、これも引けないと意味はないんですけども。
まだ改良の余地はいろいろあるものの、弱点の多いこのデッキはどうもわたしには向かない感じがします。
2回使ってみていろいろ分かったことですし、次回は別のデッキを試すとしましょうか。
最近躍進著しいSteelか、それともちょっと思いついた別のデッキにするか、どうしますかなー。
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