4月22日(EDT)に行われたSPDC 12.07に参加しましたので、その報告です。
SPDCシーズン12マスター・ドキュメント= http://forums.pdcmagic.com/viewtopic.php?t=4109
SPDC 12.07= http://bit.ly/spdc1207

今回の参加者は26名。
スイス4回戦の後、トップ8によるシングル・エリミネーションです。

開始前に部屋をぶらぶらしてたら、前回対戦したpj2yyy2に話し掛けられました。

「調子どう?」
「そっちは?」
「まだあの4色コントロール使ってんの?」
「うん。調整中」
「あれかなり強いと思うんだけど。何か苦手なデッキとかあんの?」
「安定しないんだよね」
「それは分かる」

分かりますかそうですか。

というわけで、デッキはいつもの黒赤緑白コントロールです。
ちょこちょこコピーされて使われ始めているので、デザイナーとして、もうちょっと環境に合わせたチューニングを進めてみたくなりました。
今回のリストはこちらです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?mode=view&id=11660

前回からの変更点:
・ミラー・マッチ向けの強化
《コーの奉納者》をやめて、《カビのシャンブラー》にしました。
《断ち割る尖塔》を壊されるとけっこう厳しいこともありますし。
それと、火力連打での頓死を防ぐ意味合いから(お互い、すぐに除去すべき致命的なクリーチャーが入ってないですから、膠着して火力が手札に溜まりがちになるのです)、《疲弊の休息》をメインに一枚。
まあ、お守りみたいなもんです。
アグロ・デッキにぶん回られたときのリカバリーにも有効かもしれませんし。

以下は対戦の様子です。

■第1ラウンド vs hurriboy
以前は(SPDC 12.0)ちょくちょくお見かけするお名前でしたが、お久しぶりです。
今日はどんなデッキですかなー。

・第1ゲーム
先手を取れて《ボジューカの沼》《火荒の境界石》《荒原の境界石》の7枚をキープできず。
このデッキはこれがあるのが痛いです。
そして《広漠なる変幻地》1枚だけの6枚もマリガン。
《山》《ボジューカの沼》《荒原の境界石》《青ざめた出家蜘蛛》《噴出の稲妻》をようやくキープです。
一方あちらは初手キープ。
こりゃ負けましたなー。

あちらはターン2にいきなり《朽ちゆくヒル》。
黒緑の中速アグロでした。
さすがに長いことこの界隈にいるだけあって、こちらが(黒)か(赤)を出せるときは、《朽ちゆくヒル》はパンプしてきません。
《クァーサルの群れ魔道士》と涼しい顔で相討ちして、すかさずお代わりを出してくるとか、憎たらしいです。
大きなブロッカーは除去され続け、後続の《巡礼者の目》と合わせて3点ずつ殴られ続けます。
ライフ6-20で、こちら《グレイブディガー》のみ、あちら《朽ちゆくヒル》《巡礼者の目》《国境地帯のレインジャー》《心臓刺しの蚊》となっては、さすがにもうダメ。
トドメに《ジャングルの織り手》が出てきて、ほどなく投了となりました。

キープ率があまり高くないこのデッキですが、ダブル・マリガンはそれほど多くないですし、相手によってはそれでも勝てるんですけども。
この相手にダブル・マリガンは致命的でした。

IN: 《ヴァレロンの異国者》3《破滅の刃》3
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》4《青ざめた出家蜘蛛》1《疲弊の休息》1

・第2ゲーム
先手を選んで《森》《ボジューカの沼》《広漠なる変幻地》《火荒の境界石》2《ロウクスの瞑黙者》《破滅の刃》をキープ。
あちらもキープです。

このゲームも序盤から《朽ちゆくヒル》《巡礼者の目》《カビのシャンブラー》で猛攻を受けます。
あちらのデッキの方がクリーチャー密度が高いようで、ターン28まで繰り返し攻め続けられました。
が、こちらもマナが十分ありますので、受けが強いです。
要所での除去とブロックの工夫で、決定打を与えません。
火力のないデッキはここがツライところですね。
残りライフ1点まで追い詰められましたが、そこでどうにかコントロールが間に合いました。
後は《コーの空漁師》を引いて殴り返すだけなんですが・・・。
ようやく1枚目を引けたのは、残りライブラリーが9枚になったターン34。
《放牧の林鹿》で39点にまで達していたあちらのライフを8ターンで削りきるのはムリでした。

2ゲーム続けて低確率の事故が起き、負けてしまいました。

■第2ラウンド vs Storm Racer
・第1ゲーム
先手が取れて、《広漠なる変幻地》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》《疲弊の休息》《終止》をキープ。
あちらもキープです。

あちらのデッキは白単兵士でした。
《冒険者の装具》を2枚出して《コーの空漁師》で殴ってきます。
《クァーサルの群れ魔道士》を使いまわしてどうにか2枚とも除去したときには、《古参兵の鎧鍛冶》《古参兵の剣鍛冶》と並べられて28点殴り切られました。
どうもデッキの強いところを集中的に引かれちゃったみたいです。

途中で《古参兵の剣鍛冶》に除去を撃ったんですが、これを《コーの空漁師》か、《古参兵の鎧鍛冶》にとっておけばまだ何とかなったかも。
こちらは相討ちは構わないので、パワーが上がるのは別にいいんですよね。
むしろタフネスが上がるのがマズい。

IN: 《カビのシャンブラー》1《疲弊の休息》2《破滅の刃》3
OUT:《国境地帯のレインジャー》2《青ざめた出家蜘蛛》4

こんなところですか。

・第2ゲーム
先手を選んで《山》《沼》《クァーサルの群れ魔道士》《グレイブディガー》《カビのシャンブラー》《破滅の刃》《終止》をキープ。
あちらもキープです。

今度もあちらは《冒険者の装具》スタート。
そして《崖を縫う者》が出てきました。
今度はこちらも除去を増量してあります。
《クァーサルの群れ魔道士》を使いまわして《冒険者の装具》2枚を壊し、回避アタッカーを丁寧に除去して、ライフ15点を残して《グレイブディガー》《コーの空漁師》が完成しました。
《疲弊の休息》でライフを逆転して、《コーの空漁師》2枚で攻め始めたところで、攻め手を失ったあちらはちょっと早めの投了でした。

・第3ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《沼》《断ち割る尖塔》《荒原の境界石》《クァーサルの群れ魔道士》《ロウクスの瞑黙者》《グレイブディガー》《噴出の稲妻》をキープ。

このゲームも入れ替わり立ち代り回避持ちに殴られては除去して、という展開。
そこで、《断ち割る尖塔》が出たのをいいことに、《コーの空漁師》で《山》を戻してしまうことに。
これで、《崖を縫う者》の心配をする必要はなくなりました。

こちらは、《クァーサルの群れ魔道士》で賛美した《コーの空漁師》で殴り、あちらは《アクラサの従者》などで賛美した《エイヴンの従者》で殴ってきます。
こちらは除去で対応しますが、あちらの除去はエンチャントしかありません。

《コーの空漁師》に《未達への旅》→《クァーサルの群れ魔道士》で割る→《コーの空漁師》復活→《グレイブディガー》が手札に戻る→《クァーサルの群れ魔道士》拾う

あらフシギ。
あちらは、嫌気が差したのか、ちょっと早めの投了となりました。

■第3ラウンド vs mwkelley
この方とは、過去2回対戦しています。
SPDC 12.04では青赤亀コンを、SPDC 12.06では白黒コンを使ってました。
今回はどんなデッキですかなー。

・第1ゲーム
先手が取れて、《森》《広漠なる変幻地》《エルフの幻想家》《クァーサルの群れ魔道士》《稲妻》3の初手をキープ。
あちらもキープです。

ターン2のこちらの《エルフの幻想家》にいきなり《噴出の稲妻》。
そして《山》《平地》から《板金鎧の土百足》。
赤白上陸ですかなー。
とか思ってたら、《巡礼者の目》で《森》を引っ張りました。
ナヤ上陸ですね。
こんなデッキだったようです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?mode=view&id=11659

しかし、こちらの除去の引きが良く、あちらはなかなかこちらにダメージを通せません。
そうするうちに《青ざめた出家蜘蛛》が出て万全に。
こういう展開になると、ターン2に《エルフの幻想家》に《噴出の稲妻》使ってもらっのが助かっています。
《コーの空漁師》を引いて、《ロウクスの瞑黙者》でカードを引きまくって反撃開始。
《クァーサルの群れ魔道士》で賛美した《ロウクスの瞑黙者》で殴って、少しずつダメージを入れていきます。
ライフを12-10と逆転し、生物の数が5-2となったところで総攻撃。
4点に減ったライフを《噴出の稲妻》で削り切って勝ちました。

高速アグロ相手に幸運なドローで第1ゲームを取るとはラッキーでした。

IN: 《疲弊の休息》2《破滅の刃》3
OUT:《国境地帯のレインジャー》2《青ざめた出家蜘蛛》3

こんな感じでしょう。

・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《山》《断ち割る尖塔》《荒原の境界石》《コーの空漁師》《クァーサルの群れ魔道士》2《終止》をキープです。

ターン2ターン3と続けて《ステップのオオヤマネコ》に4点ずつ殴られてどうなることかと思いましたが。
ターン4にあちらが《砕土》と《広漠なる変幻地》を使って8点を欲張ったところに《終止》。
するとあちらは引きが悪いらしく、クリーチャーは出てくるものの、除去を撃てません。
《破壊者のゼンディコン》を《ロウクスの瞑黙者》で、《鎌虎》を《クァーサルの群れ魔道士》で相討ちに取りつつマナを伸ばし、《コーの空漁師》《グレイブディガー》を完成させました。
ブロックで時間を稼ぐ間に《ロウクスの瞑黙者》でマナと除去をどんどん引き込み、あちらがぽつぽつ出してくるクリーチャーすべてに対処しながら生物を並べます。
パワー2を4体並べて2回殴って16点を削り切って勝ちました。

この時点でわたしの順位は9位。
初戦に負けたときはどうなることかと思いましたが、次勝てばどうやらトップ8に残れそうです。

■第4ラウンド vs Loot_Backwards
この方とはSPDC 12.05で対戦しました。
そのときは白黒コントロールでしたけど、今日はどうなんでしょう。

・第1ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《平地》《ボジューカの沼》《コーの空漁師》《国境地帯のレインジャー》《グレイブディガー》《青ざめた出家蜘蛛》《噴出の稲妻》をキープ。

《沼》2枚を手札から、《広漠なる変幻地》で2枚《平地》を引っ張って《コーの奉納者》で境界石を割ってきました。
白黒コントロールですなー。

ハンドには《噴出の稲妻》があるんですが、境界石を割られているので、5マナが遠いです。
その間に《コーの空漁師》に殴られてだいぶ削られました。
《終止》もあるにはあるんですが、これは《墓所の切り裂き魔》にとっておかなきゃなりません。
・・・と思ってたんですが、《コーの空漁師》の2体目が出てきてそうも言ってられず。
その虎の子を使って1体倒したのに、すぐに《グレイブディガー》で拾われてしまいました。
ゴムタイな。
普段わたしがやってることではあるんですが。
おかげで、続いて出てきた《墓所の切り裂き魔》に《青ざめた出家蜘蛛》を差し出さざるを得ません。
それもすぐに《グレイブディガー》で戻ってくるんでしょう。
というところで、こちらも《コーの空漁師》《グレイブディガー》が揃って、どうにか防御線の構築が間に合いました。
残りライフは6点。
6点あれば。
そこからあちらは除去ばかりで生物が引けず。
ときどきブロッカーを除去されて、更に4点ほどもらってしまいましたが、こちらのブロッカー(つまり《コーの空漁師》)は、除去されてもすぐに戻ってきます。
2点のライフを守りつつ、クリーチャー11体を並べて一斉に殴って勝ちました。

ただ、ちょっと時間が掛かってしまいました。
このデッキの悪いところです。
残り15分。間に合うかしら。

IN: 《ヴァレロンの異国者》4《影餌付け》3
OUT:《国境地帯のレインジャー》2《ロウクスの瞑黙者》2《疲弊の休息》1《噴出の稲妻》2

これでいいかな。
・・・と思ったのですが、実はこれが大間違い。

・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《ボジューカの沼》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《グレイブディガー》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》《終止》をキープ。

いきなりの《精神腐敗》で《稲妻》《青ざめた出家蜘蛛》を叩き落されるスタート。
先が思い遣られます。
こちらはターン4に《ヴァレロンの異国者》が出て、まずは安心です。
が、あちらは《コーの空漁師》《コーの奉納者》と出してきて、《ヴァレロンの異国者》は完全に空気ですなー。
そう、《墓所の切り裂き魔》は確かに強いんですが、それに対してこちらは《グレイブディガー》という回答を持っているわけで、本当に対処しないといけないのは《コーの空漁師》の方なんですよね。
こちらのブロッカーを除去されて殴られるし、ブロックに回れると、こちらが殴りに行くこともできません。
それなのに《噴出の稲妻》抜いちゃうとか意味が分かりません。
そして出てくる2/2の《泥地の吸血鬼》。
それは辛くも《終止》で対処しましたが、沼渡りも《ヴァレロンの異国者》ではどうしようもありません。
飛行ブロッカーを全部除去されて《コーの空漁師》に上から殴られて死にました。

白黒コントロールのサイドボーディングは、《ヴァレロンの異国者》じゃダメでした。

IN: 《疲弊の休息》2《噴出の稲妻》2
OUT:《ヴァレロンの異国者》4

こうしませんと。

・第3ゲーム
先手を選んで《森》2《山》《沼》《広漠なる変幻地》《エルフの幻想家》《噴出の稲妻》をキープ。
あちらもキープです。

このゲームは、序盤あちらの引きがあまり芳しくなかったようで、土地8枚呪文6枚と、フラッドしています。
しかし、そのためもあって、《グレイブディガー》で《泥地の吸血鬼》を拾われて4/4で出てくるという悩ましい展開に。
ところが運良く《噴出の稲妻》をトップ・デッキ。ついています。
するとあちらにはこちらのクリーチャーの大群に抵抗する体力は残っていませんでした。

単なるラッキーですが、勝ちは勝ち。
3勝1敗の4位でカット・オフを通過です。

■準々決勝 vs rpitcher
この方は、ついこないだMPDC 8.07で対戦しました。
そのときはジャンド・コントロールだったんですけど、今回はどうでしょうか。

・第1ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらは《ボジューカの沼》《荒原の境界石》2の初手をキープできず、《平地》《沼》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《ロウクスの瞑黙者》2をキープです。

あちらは《カルニの庭》《山》から《不屈の自然》で《沼》。
ジャンド・コントロールですなー。
リストはこちらです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?mode=view&id=11657
確か前回は楽勝だった記憶があります。
今回もそうだといいんですが。

ところがあちらは《不屈の自然》2発で、ターン4に《カビのシャンブラー》。
《コーの空漁師》のために土地が遅れているこちらは、《断ち割る尖塔》を壊されてピンチです。
ブロッカーに2枚目の《コーの空漁師》を出したら、《カビのシャンブラー》2号機。
土地がなくなっちゃいました。
赤マナと白マナが出ないこちらは、除去も撃てず生物も出せずとなって、何の抵抗もできずに参りました。

最後はパーマネントの数が5対15とかになってて、いつもと完全に逆です。

さてしかし、この相手にはどうサイドボーディングしたらいいでしょう。
こんなとこかな。

IN: 《影餌付け》2
OUT:《青ざめた出家蜘蛛》1《疲弊の休息》1

前回は確か《クァーサルの群れ魔道士》を2枚抜いたんですけど、どうもそうしない方が良さそうな気が。

・第2ゲーム
先手を選んで《山》《火荒の境界石》《クァーサルの群れ魔道士》《ロウクスの瞑黙者》3《青ざめた出家蜘蛛》をキープ。
あちらもキープです。

《大祖始の遺産》が出てきましたが、タップ・アウトしてくれたので、《クァーサルの群れ魔道士》で被害を最小限に抑えることに成功です。
予感的中ですなー。
それは良かったんですが、やはり《カビのシャンブラー》2枚で白マナを潰されて、手札のクリーチャーが出せない状態に。
ただし、幸運にも除去が何枚かあったので、ライフは攻められず。
あちらも手札は除去だけのようで、こちらが生物を出すまでは動けないご様子。
これではマナを攻めた意味がありません。
そのうちに《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《広漠なる変幻地》を引いてきて、マナの問題を解消し、展開を始めたら、除去がいっぱい降ってきました。
が、《エルフの幻想家》や《ロウクスの瞑黙者》で引きながらなので、じきにこちらの生物増加ペースについて来られなくなったようです。
こちらが《グレイブディガー》《コーの空漁師》を完成させて、あちらの墓地を《ボジューカの沼》で掃除したら、投了されました。

・第3ゲーム
あちらが先手で1マリガン。
こちらは《平地》《広漠なる変幻地》《エルフの幻想家》3《グレイブディガー》《影餌付け》をキープです。

このハンドをキープできないとしたら問題です。
しかし結果は、最後まで赤マナが出ずに除去が撃てず、ターン2の《朽ちゆくヒル》に殴られ続けて負けました。

■結果
準々決勝敗退で、賞品無しでした。
このデッキを使い始めて、Top 4に残れなかったのは初めてです。

今回のトップ8で、わたしがSPDCのシーズン・ポイント・ランキングのトップに立ちました。
http://pdcmagic.com/gatherling/seriesreport.php?series=SPDC&season=12
(この原稿執筆時点ではまだSPDC 12.07の成績が正しく反映されてませんが、更新され次第トップになります。)

優勝したのは、準々決勝でわたしを破ったrpitcherでした。
決勝でそのrpitcherに負けて準優勝だったjoekewwlは、わたしがSPDC 12.06で使ったデッキをコピーして使ったようです。
今回はどのマッチも時間がかかってほとんど偵察ができなかったので、終ってからイベント・レポート(http://pdcmagic.com/gatherling/eventreport.php?event=SPDC%2012.07)を見て初めて気がついたのですが。
このデッキもいよいよ、メジャーなアーキタイプとして定着するのかしら。

■感想
13ゲームやって、3ゲームでマナ・トラブルを生じました。
こりゃさすがに多いです。
《カビのシャンブラー》で土地を2枚壊されるだけで、致命傷になってしまうなど、やはりマナ基盤はだいぶ不安定だと言わざるを得ません。
ここはもうちょっと見直すんですかなー。

そこは見直すとして、《カビのシャンブラー》対策は必要かしら。
直接的にやるなら、《不気味な発見》や各種ゼンディコンでしょうけど。
しかし、サイドボードに空きはあるんだろうか。

白黒コントロールに《ヴァレロンの異国者》をサイド・インしても意味はないことは分かりました。
しかし、白黒コントロールに入れないんだとしたら、いったいどんなデッキに役立つんでしょう?
確かに、黒単には大いに役に立ちますし、《朽ちゆくヒル》も止まります。
今日もそれで耐えたゲームもありました。
でも、黒単には《ヴァレロンの異国者》がいなくてももともと有利だという説が有力です。
《朽ちゆくヒル》がキツいのは、《朽ちゆくヒル》が強いからというよりも、《朽ちゆくヒル》以外に対処の必要なクリーチャーが多いのが原因です。
《ヴァレロンの異国者》をサイドボードから抜くか減らせるのなら、《カビのシャンブラー》対策を入れる余地もあるかもですね。
ちょっと考えてみましょう。

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