SPDC 12.08参加報告
2010年5月1日 ゲーム4月29日(EDT)に行われたSPDC 12.08に参加しましたので、その報告です。
SPDCシーズン12マスター・ドキュメント= http://forums.pdcmagic.com/viewtopic.php?t=4109
SPDC 12.08= http://bit.ly/spdc1208
今回の参加者は36名。
スイス4回戦の後、トップ8によるシングル・エリミネーションです。
デッキはいつもの黒赤緑白コントロールで、次の変更をしました。
・マナ基盤を強化
前回MPDCで、1色出せずに死亡のパターンがけっこうあったので、《ボジューカの沼》を1枚《ジャンドの全景》に変えてみました。
こんな小手先の変更で大きく改善するわけはありませんが、前回がたまたまってこともあるので、これで様子を見てみましょう。
・《玉砕》を増量
極めて環境にマッチした強力カードであることが分かってきたので、サイドのスペースを2枚割きました。
・アーティファクト対策を増量
このデッキのコピーを使うヒトも増えてきて、他のプレイヤーのデッキのコメント欄にも、「《大祖始の遺産》を入れるべきだった」的な文句が増えてきました。
メインの《クァーサルの群れ魔道士》4枚だけだと、引けないこともあるし、出しておいて除去されちゃうこともありますから、サイドボードにアーティファクト対策があるべきです。
以前は《コーの奉納者》や《カビのシャンブラー》を入れていたのですが、《不気味な発見》や《玉砕》を入れる関係で削っていたのを、少し復活させました。
具体的には《自然の要求》ですけれど。
リストはこちらです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?mode=view&id=11770
以下は対戦の様子です。
■第1ラウンド vs jamuraa
SPDCのイベント・ホスト、jamuraaそのヒトとの対戦は、意外にもこれが初めてです。
今シーズンは、緑ベースの5色中速を使ってることが多かったように記憶してますが、今日はどんなデッキを使うんですかなー。
・第1ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらは《火荒の境界石》2《クァーサルの群れ魔道士》2《グレイブディガー》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》をマリガン。
《森》《ナヤの全景》《コーの空漁師》《巡礼者の目》《青ざめた出家蜘蛛》2のまずまずな6枚をキープです。
あちらはいきなり《ぐらつく峰》。
ところが、こちらはドローしただけで土地を置くのを忘れちゃいました。
あれま。
徹夜開けの午前10:00で、ちょっと集中力がないな、とは思ってましたが、それほどとは。
あちらのデッキは赤単でした。
これがまた、《板金鎧の土百足》《ゼクター祭殿の探検》《広漠なる変幻地》《稲妻》と回って、4ターン・キルされました。
気を取り直して次行きましょう。
IN: 《疲弊の休息》3《破滅の刃》4
OUT:《巡礼者の目》2《青ざめた出家蜘蛛》4《不気味な発見》1
・第2ゲーム
先手を選んで《ボジューカの沼》《カビーラの交差路》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《クァーサルの群れ魔道士》《ロウクスの瞑黙者》2をキープ。
あちらもキープです。
今度はさっきと打って変わってあちらの回りが悪く。
ターン2の《ゴブリンの奇襲隊》に後続が続きません。
4マナで出てきた《破壊者のゼンディコン》に《破滅の刃》を合わせると、ブロッカーに出した《ロウクスの瞑黙者》に《稲妻》《噴出の稲妻》2枚を使ってくれます。
《カビーラの交差路》を出したり入れたりしつつ《疲弊の休息》と合わせて14点回復しながら展開し、総攻撃と火力で削り切りました。
あちらは、見えてる範囲で土地10枚呪文10枚で、大洪水だったようです。
IN: 《自然の要求》
OUT:《ボジューカの沼》
そうそう、折角だから、これ、入れとかないと。
・第3ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《森》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》《ロウクスの瞑黙者》《破滅の刃》《終止》をキープです。
最初の《板金鎧の土百足》には《破滅の刃》。
続く《板金鎧の土百足》と《風切るイグアナール》を放置して、《コーの空漁師》で《エルフの幻想家》を戻したら、その次のターンに《ゴブリンの近道抜け》《ゴブリンの奇襲隊》と連打されて13点喰らってしまいました。
展開は後回しにして除去を構えるべきでした。
次のターンの《焼尽の猛火》で終了です。
第1ゲームも第3ゲームも、確かにミスプレイはありましたが、それがなくてもどうも負け戦っぽいですね。
第3ゲームは、除去を優先しておれば、最後のターンの総攻撃でも、まだライフ1点残ってるはずではありますが、都合良く《疲弊の休息》でもトップ・デッキしない限りは負けは避けられなかったでしょう。
相変わらず高速アグロのぶん回りに弱いですが、それを言ったらどんなコントロール・デッキだってそうだろうと思うので言いっこなしで。
■第2ラウンド vs AJLankow
・第1ゲーム
先手が取れたものの、《火荒の境界石》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》2《稲妻》《終止》2をマリガン。
《山》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》《ロウクスの瞑黙者》《稲妻》《終止》をキープです。
あちらは初手キープ。
第1ターンにいきなり《風のゼンディコン》。
それには《稲妻》で1ターン遅らせます。
ターン3に《オラン=リーフの生き残り》が出てきて、どうやら同盟者デッキのようですね。
とか思ってたらターン4に《方解石のカミツキガメ》。
《森》が1枚と《島》がいっぱいしか出ていないので、この亀はアタッカーではなくブロッカーのようです。
そして《ウマーラの猛禽》に《ハリマーの採掘者》。
なるほど。
亀で守って、猛禽と採掘者で攻めるデッキということですか。
独創的で斬新なデッキだということが分かってきました。
リストはこちら。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11786&mode=view
こちらは《エルフの幻想家》と《ロウクスの瞑黙者》でカードを引いて、アタッカーとして《巡礼者の目》を展開。
《クァーサルの群れ魔道士》で賛美して殴り始めます。
《ウマーラの猛禽》は《終止》しましたが、採掘者までは手が出ません。
ターン11には《ハリマーの採掘者》がダブルになってしまって、ライブラリー破壊が加速されます。
お互い地上は止まっちまってるので、こちらの4/4《巡礼者の目》が殴り切るのが早いか、あちらの《ハリマーの採掘者》が早いか、競争になりました。
ちょっと有利かと思ってたら、ターン13に《ハリマーの採掘者》3体目。
次のターンあちらに同盟者を引かれたら負け、引かれなければ勝ち、というワクワクドキドキ展開。
で、結局引かれず。
タッチの差でした。
しかし、面白いデッキですね。
このように膠着する相手には、やっぱり《玉砕》でしょう。
IN: 《破滅の刃》2《玉砕》2
OUT:《青ざめた出家蜘蛛》1《噴出の稲妻》2《不気味な発見》1
・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《沼》《火荒の境界石》《コーの空漁師》《クァーサルの群れ魔道士》《巡礼者の目》《グレイブディガー》《終止》をキープです。
今度もあちらはターン3に《方解石のカミツキガメ》。
しかも、《乱動への突入》で境界石を戻されて遅らされてしまい、4/1亀に2回も殴られるハメに。
亀の攻撃はそれでストップでしたが、その後出てきた《放牧の林鹿》が手強いです。
4/5《コーの空漁師》で殴ってるのになかなかライフが減りません。
そしてターン10、ターン11と連続して登場する《ハリマーの採掘者》。
頼みの《玉砕》2枚が墓地に流れていきました。
何とか引けた《終止》で1体は処理しましたが、残りの1体にどんどん削られます。
ブロッカーに《ウマーラの猛禽》も出てきて、こりゃちょっとマズイんじゃ。
・・・などと思っていたら、突然あちらが投了しました。
理由は良く分かりません。
良く分かりませんが、何であれ、投了しちゃったら負けです。
■第3ラウンド vs Kapitan_Karies
この方とは以前にも対戦しました。
心の底からライフ・ゲインを憎む、実に漢らしい方です。
今日も赤いデッキなんでしょうか。
・第1ゲーム
先手が取れて、《ボジューカの沼》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《クァーサルの群れ魔道士》《巡礼者の目》《グレイブディガー》《青ざめた出家蜘蛛》をキープ。
あちらもキープです。
予想通り、あちらは赤単でした。
ターン1《ジャッカルの使い魔》ターン2《怒り狂うゴブリン》と、回ってますなー。
除去を一切引けないので、生物出してブロックさせようとするのですが、悉く除去されたり《くすぶる尖塔》されたりで、3点のクロックが減りません。
《青ざめた出家蜘蛛》《ロウクスの瞑黙者》と着地させ、ようやく防御体制が整った頃には、《稲妻》が飛んで来て削りきられてしまいました。
IN: 《疲弊の休息》3《破滅の刃》4《玉砕》2
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》2《巡礼者の目》2《青ざめた出家蜘蛛》4《不気味な発見》1
・第2ゲーム
先手を選んで《平地》《ナヤの全景》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《火荒の境界石》《稲妻》《疲弊の休息》をキープ。
あちらもキープです。
あちらは《山》1枚のスタートだったようで、《ジャッカルの使い魔》が2体出てきますが、後続がありません。
《稲妻》で1体取り除くと、残りは突っ立ってるだけですなー。
そのうち手札が余ってきて、本体に《稲妻》とか撃ってきます。
これは、下手に生物出すよりも、暫くそうさせといた方がいいですね。
マナ基盤を整備しつつ10点回復してたら、ようやく土地が出て生物が展開されてきたので、ブロッカーを出しました。
もう火力は使い切ったかと思ったら、《ゴブリンの近道抜け》とか《くすぶる尖塔》とかを使って攻めてきます。なるほど。
ですが、こちらも除去が手札に溜まってますので、そう思うようには殴らせません。
ターン14に、とうとうあちらは手札と生物を使い切りました。
あとはこちらが殴るだけ。
(20点回復して)ライフ22-14で生物の数が3-0となったところで、あちらは投了しました。
・第3ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《沼》《ボジューカの沼》《広漠なる変幻地》《エルフの幻想家》2《ロウクスの瞑黙者》《破滅の刃》をキープです。
ちょっと色マナが心配だな、と思ってはいたんですが。
あちらは《ジャッカルの使い魔》《怒り狂うゴブリン》のスタート。
こちらはそれに《破滅の刃》で対抗しつつ体制を整えようとするのですが、赤マナが出ません。
ハンドの赤い除去4枚が撃てないまま、《溶岩の斧》で死にました。
ターン4に《広漠なる変幻地》を引いたので、これをプレイしなければならなかったんですが。
その前に《荒原の境界石》を代替コストで出したときに、手拍子に《森》を戻してしまって緑マナが出ません。
《森》を出し直さないと《エルフの幻想家》が出せないという状況になっちまったんですなー。
それでも《広漠なる変幻地》を出すべきだったんですけど、そうせず《森》を出してカードを引く方を選んだら、除去が1ターン遅れたおかげで2点余分に殴られてしまいました。
最後のターン、あちらのダメージ・ソースはちょうど2点分余っていたので、ゲームには影響なかったんですけど、今日はちょっと集中力がなかったみたいです。
これで2敗となり、予選通過は絶望的になりました。
■第4ラウンド vs milhouse02
こちらは、初めて対戦する方です。
・第1ゲーム
あちらが先手で1マリガン。
こちらは《森》《クァーサルの群れ魔道士》2《巡礼者の目》《ロウクスの瞑黙者》2《青ざめた出家蜘蛛》をキープです。
間違えたわけじゃなくて、2ターンの間に何でもいいからマナ・ベースを1枚引ければいいということで、このデッキの場合、そう悪いキープじゃないです。良いキープでもないけど。
で、第1ターンのドローが《沼》、《エルフの幻想家》で引いたのが《山》で、問題なくスタートしました。
あちらは《森》《ナヤの全景》から《平地》を出して《エイヴンの従者》《野生のナカティル》。
緑白か、またはナヤ・アグロということですね。
早々に4色のマナ基盤を整えたこちらは、《ロウクスの瞑黙者》をブロッカーに出して抵抗しますが、上から殴ってくるのは防げません。
《野生のナカティル》はダブル・ブロックで《エルフの幻想家》と相討ちに取りました。
《ステップのオオヤマネコ》に《雨雲の翼》をつけようとするので《稲妻》したら《巨大化》。
それで攻撃したところを、仕方なく《クァーサルの群れ魔道士》で《雨雲の翼》を壊して《ロウクスの瞑黙者》でブロック、みたいなやりとりがあって、盤面にはあちらの《エイヴンの従者》が1体だけ。
でも手札は6-0です。
あとはこっちが展開していけば楽勝ですなー。
《青ざめた出家蜘蛛》も出して上も下も止めて、《ロウクスの瞑黙者》2と《巡礼者の目》で殴り、11-7となったところであちら投了でした。
IN: 《疲弊の休息》3《破滅の刃》3《玉砕》1
OUT:《巡礼者の目》2《青ざめた出家蜘蛛》2《噴出の稲妻》2《不気味な発見》1
・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《森》《クァーサルの群れ魔道士》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》《終止》2《玉砕》をキープです。
最初の2ターン土地が引けず、ターン3の《広漠なる変幻地》からマジック開始。
その返しに、《砕土》2発に賛美がついて11/12になった《ステップのオオヤマネコ》に殴られました。
それはまあいいんですが。
その《ステップのオオヤマネコ》は《稲妻》で退けたんですが、こちらはいつまで経っても黒マナを調達できず、手札の黒い除去を撃てません。
あちらの後続は《面晶体の流浪者》で、それに《雨雲の翼》がついたところで、《クァーサルの群れ魔道士》を出して牽制しました。
そこにあちらが《未達への旅》を唱えたんですが、手拍子でスルーしてしまったんですなー。
即座に《クァーサルの群れ魔道士》を起動して《面晶体の流浪者》を除去しておれば、《未達への旅》の能力は、盤上に残る唯一のクリーチャーである、対戦相手の《エイヴンの従者》を対象にせざるを得なかったはずなのですが。
大失態でその後もダメージを喰らいつづけ、16点回復してるにも関わらず、ほどなく殴り切られました。
ちなみに、次黒マナ引かないと負け、というところで引いた最後のドローは、《ボジューカの沼》。
これが《沼》なら《玉砕》貼って大逆転でしたのに。
ちょっとキープが強引過ぎましたか。
IN: 《不気味な発見》2
OUT:《グレイブディガー》2
この大会を通じて、《不気味な発見》を一度も使えてないなぁ、と思い、最後に使ってみることに。
《未達への旅》もそうですが、《面晶体の流浪者》と言い、《雨雲の翼》と言い、序盤に《クァーサルの群れ魔道士》を使い回せるといいことがありそうなので、《グレイブディガー》よりも早いこちらを入れてみました。
・第3ゲーム
先手を選んで《火荒の境界石》《コーの空漁師》《稲妻》《疲弊の休息》《破滅の刃》《不気味な発見》《終止》をマリガン。
《森》《カビーラの交差路》《広漠なる変幻地》《グレイブディガー》《破滅の刃》《終止》をキープです。
あちらも1マリガン。
あちらは、《エイヴンの従者》《クァーサルの群れ魔道士》2と繰り出して、賛美して殴ってきました。
が、賛美ってことは、1体除去すればダメージはありません。
《終止》《破滅の刃》と使って、時間を稼ぎます。
《クァーサルの群れ魔道士》を除去したときに、こちらの境界石を壊されたら微妙だったんですが、忘れてくれたようです。
おかげでその返しに《青ざめた出家蜘蛛》。
まあ、これは《未達への旅》されてしまうんですが。
《流砂》で残る《クァーサルの群れ魔道士》に、《終止》で後続の《面晶体の流浪者》に対処したら、あちらは土地とか《カルニの心臓の探検》とかばかりで、生物を引けないご様子。
その間に、《グレイブディガー》だの《エルフの幻想家》だので4点ずつ殴り、後続も追加していったら、生物が出る前に殴り切ってしまいました。
折角手札に《玉砕》があったのですが、使うチャンスは無し。
■結果
2勝2敗ですが、R1とR3で負けていてオポが悪過ぎ、19位で予選ラウンド通過はならずでした。
予選落ちというのは、このデッキを使い始めてから初めてのことです。
今日はおバカなプレイばっかりいっぱいやったので仕方がありませんが。
■感想
だがしかし、そのおバカなプレイがなかったら勝っていた、というわけではないので、デッキの方は見直さないといけません。
前回に引き続いて成績表をつけてみました。
マナ:事故らなければ○/事故ったら×/1ターンかそこいら詰まったけど致命的になる前にすぐ回復とかなら△
瞑目者:引けた/引ける状況で打ち消された回数-出たけど引けなかった/引けないから唱えなかった回数
玉砕:エンド・カードになった○/一定の効果はあった△/有効でなかった×/引けなかった―/サイドボードにいた*
Rラウンド番号Gゲーム番号:マナ/瞑目者/玉砕
R1G1:○/0-0/*
R1G2:○/1-1/0-0
R1G3:△/0-0/0-0
R2G1:○/2-0/*
R2G2:○/1-0/0-0
R3G1:○/1-0/*
R3G2:○/3-0/0-0
R3G3:×/1-0/0-0
R4G1:○/3-0/*
R4G2:×/0-0/0-0
R4G3:○/0-0/0-1
11ゲームで事故3回。
さっぱり良くなってませんなー。
これはやっぱり改善する必要ありです。
そう言えば以前はこんなに酷くなかったよなぁ、と思って、いつからこういう傾向になったか思い出してみました。
すると、どうもこれは、境界石を減らしたことと関係している気がしてきました。
それまで5個だったのを3個にしたんですよね。
《国境地帯のレインジャー》を《巡礼者の目》に変えたために、緑マナの必要量が減ったことと、「境界石はあるけれど基本土地(を出せるもの)がない」という理由でマリガンしなければならないことがたまにあって減らしたんでした。
その代わりに全景を入れたんですけど。
全景は、確かに、色マナへのアクセスは提供してくれますが、それは一色しかくれないので、二色足らないときには助けにならないんですね。
《断ち割る尖塔》も一枚出ると非常に助かりますけど、それと同様に、二色を同時にくれる境界石は、やっぱりデッキの安定上大きな役割があったようです。
次回はその辺を中心に見直そうと思います。
境界石をもう一度増やすのか、《断ち割る尖塔》を増量するのか(それはそれで結構問題なんですが)、その辺はともかくとして。
さてそれで、負けた相手は、いずれも赤単でした。
しかも、《ゴブリンの奇襲隊》を使ってくる、大群タイプ。
これはアレですよ、いよいよ《玉砕》をメインに入れるべきとき!
・・・かどうかは分かりませんが、ちょっと対策をした方がいいかもしれません。
と言って、《器用な決闘者》はさすがにやり過ぎですよね。
《流砂》をやめて《噴出の稲妻》に戻すとか、その辺かしら。
優勝したのは、黒赤アグロを使ったLoot_Backwards。
彼に抜かれてしまい、SPDCのシーズン・ポイント・ランキングのトップの座は七日天下になってしまいました。
次回取り返せますかなー。
SPDCシーズン12マスター・ドキュメント= http://forums.pdcmagic.com/viewtopic.php?t=4109
SPDC 12.08= http://bit.ly/spdc1208
今回の参加者は36名。
スイス4回戦の後、トップ8によるシングル・エリミネーションです。
デッキはいつもの黒赤緑白コントロールで、次の変更をしました。
・マナ基盤を強化
前回MPDCで、1色出せずに死亡のパターンがけっこうあったので、《ボジューカの沼》を1枚《ジャンドの全景》に変えてみました。
こんな小手先の変更で大きく改善するわけはありませんが、前回がたまたまってこともあるので、これで様子を見てみましょう。
・《玉砕》を増量
極めて環境にマッチした強力カードであることが分かってきたので、サイドのスペースを2枚割きました。
・アーティファクト対策を増量
このデッキのコピーを使うヒトも増えてきて、他のプレイヤーのデッキのコメント欄にも、「《大祖始の遺産》を入れるべきだった」的な文句が増えてきました。
メインの《クァーサルの群れ魔道士》4枚だけだと、引けないこともあるし、出しておいて除去されちゃうこともありますから、サイドボードにアーティファクト対策があるべきです。
以前は《コーの奉納者》や《カビのシャンブラー》を入れていたのですが、《不気味な発見》や《玉砕》を入れる関係で削っていたのを、少し復活させました。
具体的には《自然の要求》ですけれど。
リストはこちらです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?mode=view&id=11770
以下は対戦の様子です。
■第1ラウンド vs jamuraa
SPDCのイベント・ホスト、jamuraaそのヒトとの対戦は、意外にもこれが初めてです。
今シーズンは、緑ベースの5色中速を使ってることが多かったように記憶してますが、今日はどんなデッキを使うんですかなー。
・第1ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらは《火荒の境界石》2《クァーサルの群れ魔道士》2《グレイブディガー》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》をマリガン。
《森》《ナヤの全景》《コーの空漁師》《巡礼者の目》《青ざめた出家蜘蛛》2のまずまずな6枚をキープです。
あちらはいきなり《ぐらつく峰》。
ところが、こちらはドローしただけで土地を置くのを忘れちゃいました。
あれま。
徹夜開けの午前10:00で、ちょっと集中力がないな、とは思ってましたが、それほどとは。
あちらのデッキは赤単でした。
これがまた、《板金鎧の土百足》《ゼクター祭殿の探検》《広漠なる変幻地》《稲妻》と回って、4ターン・キルされました。
気を取り直して次行きましょう。
IN: 《疲弊の休息》3《破滅の刃》4
OUT:《巡礼者の目》2《青ざめた出家蜘蛛》4《不気味な発見》1
・第2ゲーム
先手を選んで《ボジューカの沼》《カビーラの交差路》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《クァーサルの群れ魔道士》《ロウクスの瞑黙者》2をキープ。
あちらもキープです。
今度はさっきと打って変わってあちらの回りが悪く。
ターン2の《ゴブリンの奇襲隊》に後続が続きません。
4マナで出てきた《破壊者のゼンディコン》に《破滅の刃》を合わせると、ブロッカーに出した《ロウクスの瞑黙者》に《稲妻》《噴出の稲妻》2枚を使ってくれます。
《カビーラの交差路》を出したり入れたりしつつ《疲弊の休息》と合わせて14点回復しながら展開し、総攻撃と火力で削り切りました。
あちらは、見えてる範囲で土地10枚呪文10枚で、大洪水だったようです。
IN: 《自然の要求》
OUT:《ボジューカの沼》
そうそう、折角だから、これ、入れとかないと。
・第3ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《森》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》《ロウクスの瞑黙者》《破滅の刃》《終止》をキープです。
最初の《板金鎧の土百足》には《破滅の刃》。
続く《板金鎧の土百足》と《風切るイグアナール》を放置して、《コーの空漁師》で《エルフの幻想家》を戻したら、その次のターンに《ゴブリンの近道抜け》《ゴブリンの奇襲隊》と連打されて13点喰らってしまいました。
展開は後回しにして除去を構えるべきでした。
次のターンの《焼尽の猛火》で終了です。
第1ゲームも第3ゲームも、確かにミスプレイはありましたが、それがなくてもどうも負け戦っぽいですね。
第3ゲームは、除去を優先しておれば、最後のターンの総攻撃でも、まだライフ1点残ってるはずではありますが、都合良く《疲弊の休息》でもトップ・デッキしない限りは負けは避けられなかったでしょう。
相変わらず高速アグロのぶん回りに弱いですが、それを言ったらどんなコントロール・デッキだってそうだろうと思うので言いっこなしで。
■第2ラウンド vs AJLankow
・第1ゲーム
先手が取れたものの、《火荒の境界石》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》2《稲妻》《終止》2をマリガン。
《山》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》《ロウクスの瞑黙者》《稲妻》《終止》をキープです。
あちらは初手キープ。
第1ターンにいきなり《風のゼンディコン》。
それには《稲妻》で1ターン遅らせます。
ターン3に《オラン=リーフの生き残り》が出てきて、どうやら同盟者デッキのようですね。
とか思ってたらターン4に《方解石のカミツキガメ》。
《森》が1枚と《島》がいっぱいしか出ていないので、この亀はアタッカーではなくブロッカーのようです。
そして《ウマーラの猛禽》に《ハリマーの採掘者》。
なるほど。
亀で守って、猛禽と採掘者で攻めるデッキということですか。
独創的で斬新なデッキだということが分かってきました。
リストはこちら。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11786&mode=view
こちらは《エルフの幻想家》と《ロウクスの瞑黙者》でカードを引いて、アタッカーとして《巡礼者の目》を展開。
《クァーサルの群れ魔道士》で賛美して殴り始めます。
《ウマーラの猛禽》は《終止》しましたが、採掘者までは手が出ません。
ターン11には《ハリマーの採掘者》がダブルになってしまって、ライブラリー破壊が加速されます。
お互い地上は止まっちまってるので、こちらの4/4《巡礼者の目》が殴り切るのが早いか、あちらの《ハリマーの採掘者》が早いか、競争になりました。
ちょっと有利かと思ってたら、ターン13に《ハリマーの採掘者》3体目。
次のターンあちらに同盟者を引かれたら負け、引かれなければ勝ち、というワクワクドキドキ展開。
で、結局引かれず。
タッチの差でした。
しかし、面白いデッキですね。
このように膠着する相手には、やっぱり《玉砕》でしょう。
IN: 《破滅の刃》2《玉砕》2
OUT:《青ざめた出家蜘蛛》1《噴出の稲妻》2《不気味な発見》1
・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《沼》《火荒の境界石》《コーの空漁師》《クァーサルの群れ魔道士》《巡礼者の目》《グレイブディガー》《終止》をキープです。
今度もあちらはターン3に《方解石のカミツキガメ》。
しかも、《乱動への突入》で境界石を戻されて遅らされてしまい、4/1亀に2回も殴られるハメに。
亀の攻撃はそれでストップでしたが、その後出てきた《放牧の林鹿》が手強いです。
4/5《コーの空漁師》で殴ってるのになかなかライフが減りません。
そしてターン10、ターン11と連続して登場する《ハリマーの採掘者》。
頼みの《玉砕》2枚が墓地に流れていきました。
何とか引けた《終止》で1体は処理しましたが、残りの1体にどんどん削られます。
ブロッカーに《ウマーラの猛禽》も出てきて、こりゃちょっとマズイんじゃ。
・・・などと思っていたら、突然あちらが投了しました。
理由は良く分かりません。
良く分かりませんが、何であれ、投了しちゃったら負けです。
■第3ラウンド vs Kapitan_Karies
この方とは以前にも対戦しました。
心の底からライフ・ゲインを憎む、実に漢らしい方です。
今日も赤いデッキなんでしょうか。
・第1ゲーム
先手が取れて、《ボジューカの沼》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《クァーサルの群れ魔道士》《巡礼者の目》《グレイブディガー》《青ざめた出家蜘蛛》をキープ。
あちらもキープです。
予想通り、あちらは赤単でした。
ターン1《ジャッカルの使い魔》ターン2《怒り狂うゴブリン》と、回ってますなー。
除去を一切引けないので、生物出してブロックさせようとするのですが、悉く除去されたり《くすぶる尖塔》されたりで、3点のクロックが減りません。
《青ざめた出家蜘蛛》《ロウクスの瞑黙者》と着地させ、ようやく防御体制が整った頃には、《稲妻》が飛んで来て削りきられてしまいました。
IN: 《疲弊の休息》3《破滅の刃》4《玉砕》2
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》2《巡礼者の目》2《青ざめた出家蜘蛛》4《不気味な発見》1
・第2ゲーム
先手を選んで《平地》《ナヤの全景》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《火荒の境界石》《稲妻》《疲弊の休息》をキープ。
あちらもキープです。
あちらは《山》1枚のスタートだったようで、《ジャッカルの使い魔》が2体出てきますが、後続がありません。
《稲妻》で1体取り除くと、残りは突っ立ってるだけですなー。
そのうち手札が余ってきて、本体に《稲妻》とか撃ってきます。
これは、下手に生物出すよりも、暫くそうさせといた方がいいですね。
マナ基盤を整備しつつ10点回復してたら、ようやく土地が出て生物が展開されてきたので、ブロッカーを出しました。
もう火力は使い切ったかと思ったら、《ゴブリンの近道抜け》とか《くすぶる尖塔》とかを使って攻めてきます。なるほど。
ですが、こちらも除去が手札に溜まってますので、そう思うようには殴らせません。
ターン14に、とうとうあちらは手札と生物を使い切りました。
あとはこちらが殴るだけ。
(20点回復して)ライフ22-14で生物の数が3-0となったところで、あちらは投了しました。
・第3ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《沼》《ボジューカの沼》《広漠なる変幻地》《エルフの幻想家》2《ロウクスの瞑黙者》《破滅の刃》をキープです。
ちょっと色マナが心配だな、と思ってはいたんですが。
あちらは《ジャッカルの使い魔》《怒り狂うゴブリン》のスタート。
こちらはそれに《破滅の刃》で対抗しつつ体制を整えようとするのですが、赤マナが出ません。
ハンドの赤い除去4枚が撃てないまま、《溶岩の斧》で死にました。
ターン4に《広漠なる変幻地》を引いたので、これをプレイしなければならなかったんですが。
その前に《荒原の境界石》を代替コストで出したときに、手拍子に《森》を戻してしまって緑マナが出ません。
《森》を出し直さないと《エルフの幻想家》が出せないという状況になっちまったんですなー。
それでも《広漠なる変幻地》を出すべきだったんですけど、そうせず《森》を出してカードを引く方を選んだら、除去が1ターン遅れたおかげで2点余分に殴られてしまいました。
最後のターン、あちらのダメージ・ソースはちょうど2点分余っていたので、ゲームには影響なかったんですけど、今日はちょっと集中力がなかったみたいです。
これで2敗となり、予選通過は絶望的になりました。
■第4ラウンド vs milhouse02
こちらは、初めて対戦する方です。
・第1ゲーム
あちらが先手で1マリガン。
こちらは《森》《クァーサルの群れ魔道士》2《巡礼者の目》《ロウクスの瞑黙者》2《青ざめた出家蜘蛛》をキープです。
間違えたわけじゃなくて、2ターンの間に何でもいいからマナ・ベースを1枚引ければいいということで、このデッキの場合、そう悪いキープじゃないです。良いキープでもないけど。
で、第1ターンのドローが《沼》、《エルフの幻想家》で引いたのが《山》で、問題なくスタートしました。
あちらは《森》《ナヤの全景》から《平地》を出して《エイヴンの従者》《野生のナカティル》。
緑白か、またはナヤ・アグロということですね。
早々に4色のマナ基盤を整えたこちらは、《ロウクスの瞑黙者》をブロッカーに出して抵抗しますが、上から殴ってくるのは防げません。
《野生のナカティル》はダブル・ブロックで《エルフの幻想家》と相討ちに取りました。
《ステップのオオヤマネコ》に《雨雲の翼》をつけようとするので《稲妻》したら《巨大化》。
それで攻撃したところを、仕方なく《クァーサルの群れ魔道士》で《雨雲の翼》を壊して《ロウクスの瞑黙者》でブロック、みたいなやりとりがあって、盤面にはあちらの《エイヴンの従者》が1体だけ。
でも手札は6-0です。
あとはこっちが展開していけば楽勝ですなー。
《青ざめた出家蜘蛛》も出して上も下も止めて、《ロウクスの瞑黙者》2と《巡礼者の目》で殴り、11-7となったところであちら投了でした。
IN: 《疲弊の休息》3《破滅の刃》3《玉砕》1
OUT:《巡礼者の目》2《青ざめた出家蜘蛛》2《噴出の稲妻》2《不気味な発見》1
・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《森》《クァーサルの群れ魔道士》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》《終止》2《玉砕》をキープです。
最初の2ターン土地が引けず、ターン3の《広漠なる変幻地》からマジック開始。
その返しに、《砕土》2発に賛美がついて11/12になった《ステップのオオヤマネコ》に殴られました。
それはまあいいんですが。
その《ステップのオオヤマネコ》は《稲妻》で退けたんですが、こちらはいつまで経っても黒マナを調達できず、手札の黒い除去を撃てません。
あちらの後続は《面晶体の流浪者》で、それに《雨雲の翼》がついたところで、《クァーサルの群れ魔道士》を出して牽制しました。
そこにあちらが《未達への旅》を唱えたんですが、手拍子でスルーしてしまったんですなー。
即座に《クァーサルの群れ魔道士》を起動して《面晶体の流浪者》を除去しておれば、《未達への旅》の能力は、盤上に残る唯一のクリーチャーである、対戦相手の《エイヴンの従者》を対象にせざるを得なかったはずなのですが。
大失態でその後もダメージを喰らいつづけ、16点回復してるにも関わらず、ほどなく殴り切られました。
ちなみに、次黒マナ引かないと負け、というところで引いた最後のドローは、《ボジューカの沼》。
これが《沼》なら《玉砕》貼って大逆転でしたのに。
ちょっとキープが強引過ぎましたか。
IN: 《不気味な発見》2
OUT:《グレイブディガー》2
この大会を通じて、《不気味な発見》を一度も使えてないなぁ、と思い、最後に使ってみることに。
《未達への旅》もそうですが、《面晶体の流浪者》と言い、《雨雲の翼》と言い、序盤に《クァーサルの群れ魔道士》を使い回せるといいことがありそうなので、《グレイブディガー》よりも早いこちらを入れてみました。
・第3ゲーム
先手を選んで《火荒の境界石》《コーの空漁師》《稲妻》《疲弊の休息》《破滅の刃》《不気味な発見》《終止》をマリガン。
《森》《カビーラの交差路》《広漠なる変幻地》《グレイブディガー》《破滅の刃》《終止》をキープです。
あちらも1マリガン。
あちらは、《エイヴンの従者》《クァーサルの群れ魔道士》2と繰り出して、賛美して殴ってきました。
が、賛美ってことは、1体除去すればダメージはありません。
《終止》《破滅の刃》と使って、時間を稼ぎます。
《クァーサルの群れ魔道士》を除去したときに、こちらの境界石を壊されたら微妙だったんですが、忘れてくれたようです。
おかげでその返しに《青ざめた出家蜘蛛》。
まあ、これは《未達への旅》されてしまうんですが。
《流砂》で残る《クァーサルの群れ魔道士》に、《終止》で後続の《面晶体の流浪者》に対処したら、あちらは土地とか《カルニの心臓の探検》とかばかりで、生物を引けないご様子。
その間に、《グレイブディガー》だの《エルフの幻想家》だので4点ずつ殴り、後続も追加していったら、生物が出る前に殴り切ってしまいました。
折角手札に《玉砕》があったのですが、使うチャンスは無し。
■結果
2勝2敗ですが、R1とR3で負けていてオポが悪過ぎ、19位で予選ラウンド通過はならずでした。
予選落ちというのは、このデッキを使い始めてから初めてのことです。
今日はおバカなプレイばっかりいっぱいやったので仕方がありませんが。
■感想
だがしかし、そのおバカなプレイがなかったら勝っていた、というわけではないので、デッキの方は見直さないといけません。
前回に引き続いて成績表をつけてみました。
マナ:事故らなければ○/事故ったら×/1ターンかそこいら詰まったけど致命的になる前にすぐ回復とかなら△
瞑目者:引けた/引ける状況で打ち消された回数-出たけど引けなかった/引けないから唱えなかった回数
玉砕:エンド・カードになった○/一定の効果はあった△/有効でなかった×/引けなかった―/サイドボードにいた*
Rラウンド番号Gゲーム番号:マナ/瞑目者/玉砕
R1G1:○/0-0/*
R1G2:○/1-1/0-0
R1G3:△/0-0/0-0
R2G1:○/2-0/*
R2G2:○/1-0/0-0
R3G1:○/1-0/*
R3G2:○/3-0/0-0
R3G3:×/1-0/0-0
R4G1:○/3-0/*
R4G2:×/0-0/0-0
R4G3:○/0-0/0-1
11ゲームで事故3回。
さっぱり良くなってませんなー。
これはやっぱり改善する必要ありです。
そう言えば以前はこんなに酷くなかったよなぁ、と思って、いつからこういう傾向になったか思い出してみました。
すると、どうもこれは、境界石を減らしたことと関係している気がしてきました。
それまで5個だったのを3個にしたんですよね。
《国境地帯のレインジャー》を《巡礼者の目》に変えたために、緑マナの必要量が減ったことと、「境界石はあるけれど基本土地(を出せるもの)がない」という理由でマリガンしなければならないことがたまにあって減らしたんでした。
その代わりに全景を入れたんですけど。
全景は、確かに、色マナへのアクセスは提供してくれますが、それは一色しかくれないので、二色足らないときには助けにならないんですね。
《断ち割る尖塔》も一枚出ると非常に助かりますけど、それと同様に、二色を同時にくれる境界石は、やっぱりデッキの安定上大きな役割があったようです。
次回はその辺を中心に見直そうと思います。
境界石をもう一度増やすのか、《断ち割る尖塔》を増量するのか(それはそれで結構問題なんですが)、その辺はともかくとして。
さてそれで、負けた相手は、いずれも赤単でした。
しかも、《ゴブリンの奇襲隊》を使ってくる、大群タイプ。
これはアレですよ、いよいよ《玉砕》をメインに入れるべきとき!
・・・かどうかは分かりませんが、ちょっと対策をした方がいいかもしれません。
と言って、《器用な決闘者》はさすがにやり過ぎですよね。
《流砂》をやめて《噴出の稲妻》に戻すとか、その辺かしら。
優勝したのは、黒赤アグロを使ったLoot_Backwards。
彼に抜かれてしまい、SPDCのシーズン・ポイント・ランキングのトップの座は七日天下になってしまいました。
次回取り返せますかなー。
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