MPDC 8.09参加報告
2010年5月5日 ゲーム5月3日(EDT)に行われたMPDC 8.09に参加しましたので、その報告です。
MPDCシーズン8マスター・ドキュメント= http://forums.pdcmagic.com/viewtopic.php?t=4087
MPDC 8.09= http://tinyurl.com/MPDC809
参加者は26名。
スイス4回戦の後、トップ8によるシングル・エリミネーションです。
短かったMPDCシーズン8は、今回がレギュラー・シーズン最終戦です。
来週はワールド(招待制のチャンピオンシップ)が開催され、シーズン・ポイント・ランキングの上位32名が招待されます。
わたしは現在3位で、ご招待頂けるのは確定ですが、ひとつでも順位を上げて、有利なシードを頂きたいところです。
そんなわけで、今回のデッキは、シーズン8のワールドに向けた調整も兼ねて、いつもの黒赤緑白コントロールです。
リストはこちらですなー。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?mode=view&id=11799
前回からの変更点:
・マナ基盤の強化
基本に立ち返り、複数のタイプのマナを出せるパーマネントを増やしました。
つまり、《断ち割る尖塔》と《荒原の境界石》を1枚ずつ増やし、《流砂》や全景は解雇。
一人回しで確認した感じでは、事故率は10%程度、深刻な事故は5%程度、という感触です。
ここんとこ事故ばっかでしたが、これで改善するといいんですが。
・《玉砕》をメインにも1枚採用
このカード、思っていたよりもいろんなアーキタイプに効きます。
亀コン相手なら、亀を全滅させられます。
ミラー・マッチや、黒緑、緑白系のデッキとのマッチアップであれば、膠着状態から一方的に相手を殲滅するのに使えます。
加えて、《ゴブリンの奇襲隊》デッキにも効果がありそうな感じ。
そんなわけで、思い切ってメイン採用です。
代わりに、《不気味な発見》をサイドボードにしまいました。
こいつが強いことは分かったので、本当に必要なときだけ使えれば。
・《疲弊の休息》を増量
SPDC 12.08で赤単に二回負かされて、対策の必要性は感じたものの。
具体的にどうするっていうアイディアが出ず、このくらいでお茶を濁してみました。
あとは、《玉砕》が機能してくれれば。
以下は対戦の様子です。
■第1ラウンド vs UAHutch
・第1ゲーム
先手が取れて、《カビーラの交差路》《断ち割る尖塔》《火荒の境界石》《エルフの幻想家》《グレイブディガー》《終止》2をキープ。
あちらもキープです。
《山》からいきなり《走り回るトカゲ》。
赤単ですなー。
・・・と思ったんですが。
《ジャンドの全景》から《森》を引っ張りました。
あれま。
それじゃ、ステロイド?
いえいえ。
更に《沼》が出て《荒廃稲妻》。うへー。
この日はたくさんの《荒廃稲妻》を喰らうハメになるのですが、これがその記念すべき第1発目。
相手がジャンドとなると、《玉砕》は効果はなさそうです。
捨てちゃいましょう。
そしてターン4にも《荒廃稲妻》。
うはー。
この2発ですっかり弱りました。
しかし、トカゲを《エルフの幻想家》と相討ちしてしまうと、あちらは後続の生物が出てきません。
ひたすら土地を置くだけ。
その間にこちらは、《巡礼者の目》で伸ばしたマナで《グレイブディガー》で拾い上げた生物を出して、生物の数で4-0に。
あちらはというと、順調に8マナまで伸ばしたターン8に、生物いないのに《暴力的な突発》とか撃ってます。
これが見事に《焼尽の猛火》を呼び込んで3点喰らってびっくりしたりしますが。
どうやらフラッドしてるんですね。
《青ざめた出家蜘蛛》も出して決めにいきました。
するとあちらは、こちらの本体目掛けて火力を撃ちに来ました。
《圧倒する雷》サイクリングもくらって、残りライフ2点。
ですが、マナがなくてそれ以上は撃てないご様子。
1ターン差で殴り切りました。
良く分かりませんが、ジャンド・アグロか、ジャンド・ランプか、というところでしょうか。
《走り回るトカゲ》が入ってるので、ランプだとすると、赤の濃い構成なんでしょうね。
《朽ちゆくヒル》はもしかしたら入ってないかも。
IN: 《疲弊の休息》4
OUT:《青ざめた出家蜘蛛》3《玉砕》1
こんな感じかな。
・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》2《エルフの幻想家》2《巡礼者の目》《疲弊の休息》を、ちょっと考えた末キープです。
ターン1のドローが《断ち割る尖塔》で、キープは一応成功。
しかし、除去がなくて、あちらのターン2の《板金鎧の土百足》がどうにもなりません。
ターン3から立て続けに《荒廃稲妻》3発を喰らい、マナ・ベースも抵抗手段も失ったこちらは、大きく出遅れます。
《エルフの幻想家》のドローと《疲弊の休息》で何とか立て直して、《板金鎧の土百足》に《終止》が撃てた段階で、ライフは10-20。
そこに4/4《走り回るトカゲ》が2匹追撃してきました。
これはもはやどうにもならず。参りました。
要するに、《荒廃稲妻》2発までなら何とかなるけど、3発喰らったら負けるということです。
どうやらあちらのデッキは、ジャンドというよりも、黒赤アグロ・タッチ《圧倒する雷》、みたいな感じのようです。
とすると、こんな感じかな。
IN: 《破滅の刃》4《不気味な発見》3
OUT:《巡礼者の目》2《グレイブディガー》2《青ざめた出家蜘蛛》1《噴出の稲妻》2
《荒廃稲妻》で土地を捨ててもリカバーできるように、工夫してみました。
最初からこうすれば良かった。
・第3ゲーム
先手を選んで《沼》《ボジューカの沼》《火荒の境界石》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》《クァーサルの群れ魔道士》《終止》と、4色揃ったいい初手をキープ。
あちらもキープです。
ところが、あちらは《沼》1枚だけのハンドをキープしたご様子。
ターン2にいきなり《暴力的な突発》をディスカードです。
あちらの手が遅いなら、こちらがビートダウンに回るべし。
1ターン遅れて、ターン3に《ドラゴンの餌》が来ましたが、構わず《クァーサルの群れ魔道士》を出して、ビートダウン開始です。
そこまでは威勢が良かったんですが。
ターン4にも《森》が出て3マナ目。
あれあれ。
こちらの繰り出す生物は除去され、あちらの2体のトークンに殴られ続けます。
こっちも《エルフの幻想家》でちょっとずつ殴ってはいるんですが、ライフは16-16。
ここで《暴力的な突発》が来て、《板金鎧の土百足》がめくれます。
ありゃー。3マナしか出てないのに強いですね・・・。
2/1トークンと《板金鎧の土百足》には除去を使わざるを得ず、こちらもちょっとペース・ダウン。
白マナが1つしか出ないので、ハンドに4枚抱えている白い呪文がなかなか使えないという事情もあって、もたつきました。
するとそこに、ようやく4マナ目に達したあちらから《荒廃稲妻》。
《疲弊の休息》《クァーサルの群れ魔道士》と捨てさせられて、こりゃちょっとマズイねどうも。
こちらは攻撃を続けるものの、豊富な除去でパワー2のものはすべて討ち取られ、なかなか決定打を与えられません。
それでも、際どいところでドロー・クリーチャーから生物がつながったりして、攻めは途切れず。
使えるマナの少ないあちらはやっぱり苦しいご様子です。
毎回生き残った《エルフの幻想家》が1点ずつ削っていって、最後の6点を《稲妻》2発で削り切りました。
このゲームの勝因は、《荒廃稲妻》を一発しかもらわなかったことでしょう。
■第2ラウンド vs gamekeeper
さっき偵察したときは、緑白の中速だったように見えましたが。
実はこんなデッキでした。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11804&mode=view
・第1ゲーム
あちらが先手で1マリガン。
こちらは《ボジューカの沼》《カビーラの交差路》《エルフの幻想家》《巡礼者の目》《ロウクスの瞑黙者》3というアドバンティジアスな初手をキープ。
あちらはターン2に《コーの空漁師》。
ターン3に《印章の祝福》で5/6になって殴ってきました。
せっかちなヒトですなー。
一方こちらはターン2に《平地》が引け、《巡礼者の目》から《森》を引っ張って、《コーの空漁師》2枚で《エルフの幻想家》をバウンスしていきます。
ターン5で土地が5枚出てるのにハンドは6枚。引き過ぎて使い切れません。
そこから、あちらの《コーの空漁師》を《稲妻》して、航空戦力で殴り始めました。
しかし、あちらも2枚目の《コーの空漁師》で《エルフの幻想家》をバウンスしつつ生物を展開し、《クァーサルの群れ魔道士》や《天望の騎士》も出てきて、気付くと上も下も膠着してしまいました。
そこに引いてきたおあつらえ向きの《玉砕》。
しかし、あちらは《クァーサルの群れ魔道士》をコントロールしているので、タップ・アウトするまでは《玉砕》は出せません。
時期を待ちつつ、お互い生物を並べ合います。
ターン8にそのチャンスはやってきました。
あちらが、タップ・アウトして《オラン=リーフの出家蜘蛛》キッカー。
こちらの《コーの空漁師》が1体討ち取られましたが、生物の数は6対6。
できれば《青ざめた出家蜘蛛》を出してからにしたかったところですが、こんなチャンスは多分もうないので、ここでやるべし。
《玉砕》を出して、返しのあちらのターンに起動です。
《印章の祝福》を持たれてる可能性はあります。
しかし、ターン3での《コーの空漁師》でのアタックを見る限り、《クァーサルの群れ魔道士》と《天望の騎士》と《コーの空漁師》がいて《印章の祝福》を持っていてマナも余ってるのに、アタックせずにターンを返すなんてことはやりそうにないです。
持ってない方に賭けてギリギリのブロックをして回答を待つと、そのままダメージが解決され、あちらの生物は全滅。
こちらも相討ちで2体を失いましたが、4体が生き残って7点のクロックを手に入れました。
そのまま3回殴って《噴出の稲妻》で削り切りました。
《玉砕》強いですなー。
何故これまで誰も使わなかったかというと、黒赤には、これを有効に使えるような優秀なブロッカーがいないんですね。
緑や白のクリーチャーがいっぱいいて、黒赤を出せるデッキじゃないと、有効に使えないんです。
そして、これまでそんなデッキはあんまりなかったんでした。
IN: 《破滅の刃》4《玉砕》1
OUT:《ボジューカの沼》1《巡礼者の目》2《グレイブディガー》1《青ざめた出家蜘蛛》1
・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《カビーラの交差路》《火荒の境界石》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》2《グレイブディガー》2を、思い切ってキープです。
今度もあちらはターン2に出した《エルフの幻想家》でターン3に殴って《印章の祝福》です。
やっぱりせっかちですなー。
こちらは、ターン1のドローが《広漠なる変幻地》で、マナの問題は解決。
《エルフの幻想家》から《コーの空漁師》を引き込んでいい流れです。
ですがそれはあちらも同じで、お互いどんどんドローを進めつつ、除去しつつ、と、進みました。
6マナから流れが変わります。
あちらが《カビのシャンブラー》を2連打して、こちらの境界石がなくなり、緑マナが出なくなりました。
暫く劣勢を強いられますが、《破滅の刃》で何とかしのぎ、《断ち割る尖塔》に繋がりました。
マナさえ出ればこっちのもんですなー。
・・・と思ったのも束の間。
総攻撃からの《印章の祝福》2発で、こちらの生物は全滅した上、ライフは6-18。
あちらは4体の生物をコントロールしています。
さっきの真逆。
大ピンチ。
このピンチを救うのが《エルフの幻想家》。
《クァーサルの群れ魔道士》を引き込み、あちらの攻撃に対して、《未達への旅》で除去されていた《コーの空漁師》をブロッカーに呼び出しつつ、《エルフの幻想家》を手札へ。
ノー・ダメージで切り抜けます。
そこに再び《未達への旅》で《コーの空漁師》が退けられますが、そこに再び《エルフの幻想家》から《クァーサルの群れ魔道士》。
そんな綱渡りで、6点のライフを守り切りました。
その1ターン後には、何故か生物の数が4-2と逆転していて、反撃モード。
《クァーサルの群れ魔道士》2体で賛美した《コーの空漁師》が殴り始めて、あちらはこれに抵抗できません。
その3ターン後には、墓地再利用を絡めて8体に膨れ上がったこちらの軍勢で総攻撃し、《稲妻》で追撃して削り切りました。
■第3ラウンド vs R3b3lw4rr10r
この方、先週のMPDC 8.08で当たったときはステロイド(赤緑ビートダウン)でしたが、実はその前、MPDC 6の頃に当たったときもステロイドでした。
偵察した結果では、今日もステロイドみたいです。
こんなデッキでした。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11796&mode=view
たぶんステロイドがお好きなんでしょう。
・第1ゲーム
こちらが先手で《山》2《広漠なる変幻地》《エルフの幻想家》《クァーサルの群れ魔道士》《グレイブディガー》《青ざめた出家蜘蛛》をキープ。
あちらもキープです。
《切り裂き隊の壊し屋》を除去したら、《ゴブリンの近道抜け》。
ですが、その後が続きません。
こちらは構わず生物の数を揃えていきますが、一気の展開から《ゴブリンの奇襲隊》で大ダメージを食らうのを警戒して、殴るのは少しずつ。
ところが、ターン7に、生物の数6-1で、ライフ18-14となったところで、あちらは手札6枚抱えて投了でした。
どんな手札だったのかは良く分かりませんが・・・、全部土地ってこともないでしょうから、《ゴブリンの奇襲隊》ばっかりいっぱい抱えていて、こちらが隙を見せないので観念したんでしょうか。
IN: 《疲弊の休息》4《破滅の刃》4《玉砕》1
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》4《グレイブディガー》2《青ざめた出家蜘蛛》3
デッキの様子が良く分からずに悩みましたが、こんな感じで。
・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《森》《山》《沼》《エルフの幻想家》2《噴出の稲妻》《終止》をキープです。
ところがあちらはターン7まで2マナでストップ。
毎ターン生物が出てくるには出てきますが、それを一つずつ除去してりゃいいから楽なもんです。
こちらはマナを伸ばしてどんどんクリーチャーを展開して殴り、トドメの《稲妻》までつないで削り切ってしまいました。
単なるラッキーですが、勝ちは勝ちですなー。
■第4ラウンド vs Ranth
この方のデッキは偵察できてませんでした。
てことは、多分、勝負の速いデッキなんでしょう。
・第1ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらは《平地》《エルフの幻想家》《クァーサルの群れ魔道士》《ロウクスの瞑黙者》《グレイブディガー》《稲妻》2をマリガン。
《森》《カビーラの交差路》《コーの空漁師》《ロウクスの瞑黙者》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》をキープです。
あちらは、《カルニの庭》2枚からトークンを出して、《ゴブリンの奇襲隊》で強化して殴ってきました。
こちらのブロッカーは《巨森の蔦》で討ち取られます。
ところが、その《ゴブリンの奇襲隊》の後が続きません。
生物は打ち止めのようですが、こちらが出した《青ざめた出家蜘蛛》を除去することもできず。
見えてるだけで土地7枚呪文4枚と、明らかにフラッドしています。
こちらが生物をどんどん並べてがんがん殴っていったら、ターン9に投了でした。
良く分かりませんが、色はジャンドってことは、ジャンド・トークン・デッキですかいな。
IN: 《疲弊の休息》4《玉砕》1
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》4《青ざめた出家蜘蛛》1
こんな感じですかなー。
・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらは《平地》《コーの空漁師》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》2《疲弊の休息》《終止》をマリガン。
《森》《断ち割る尖塔》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》《ロウクスの瞑黙者》《青ざめた出家蜘蛛》をキープです。
今度もあちらは、《ツカタンのサリッド》《カルニの庭》《ドラゴンの餌》と、ちっちゃいのをいっぱいばら撒いて来ました。
早く《玉砕》引かないかなー、なんて思ったら、そいつら全部食べて8/8《茨団のヴィーアシーノ》。
これがどうしようもなく、《終止》を引けないこちらは程なくして投了となりました。
実はこんなデッキだったようです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11807&mode=view
そうなるとちょっとハナシが違いますなー。
IN: 《破滅の刃》4
OUT:《グレイブディガー》1《青ざめた出家蜘蛛》1《噴出の稲妻》2
こんな感じでしょうか。
・第3ゲーム
先手を選んで《森》《山》2《ボジューカの沼》《断ち割る尖塔》《ロウクスの瞑黙者》《終止》をキープ。
あちらもキープです。
こちらが生物を出せない間に、《ドラゴンの餌》トークンに2発殴られ、《荒廃稲妻》2発で土地4枚を捨てさせられ、火力でブロッカーを排除されてトークンの攻撃を通され、ライフ10-20と攻め込まれました。
ここで4/4《茨団のヴィーアシーノ》が登場ですが、それには《終止》。
一旦盤面が落ち着きます。
この後、《疲弊の休息》で一旦17-16まで回復するのですが、その後あちらが出した《ドラゴンの餌》トークンが止まりません。
いや、《玉砕》を出しているので、起動すれば止まるんですが、向こうも分かってて《ドラゴンの餌》を出しているわけで、あちらが7枚抱えている手札はおそらくトークン生産カードで溢れかえっているんでしょう。
タフネス2以上のブロッカーを引けばいいだけだから、もうちょっと我慢しよう、と思って、生物を引いては出しするのですが、《焼尽の猛火》の的にされるだけで、2点クロックが止まりません。
そして、残りライフ8点となったところで、《稲妻》3発で焼き殺されてしまいました。
ライブラリー27枚めくって、19枚入ってる生物が4枚しか引けないんではどうしようもありません。
が、3勝1敗の9MPということで、オポ差の5位で決勝トーナメントに進出しました。
■準々決勝 vs magicplayer298234
この方のデッキも偵察できていません。
・第1ゲーム
先手が取れたのはいいんですが、《火荒の境界石》《荒原の境界石》《コーの空漁師》2《ロウクスの瞑黙者》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》をキープできず、《ボジューカの沼》《コーの空漁師》2《エルフの幻想家》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》を悩んでキープ。
あちらは《山》《沼》から《ゼクター祭殿の探検》。
黒赤アグロですなー。
こちらは、ターン2に《断ち割る尖塔》が引けて事無きを得たものの。
赤マナが一つしか出ないところに7/1トークンを同時に二つ出されて一つしか対処できず。
まずは7点失いました。
除去の引けないこちらは、続いて《縫い目のドレイク》+《ぐらつく峰》が来て更に5点。
ブロッカーに出した《コーの空漁師》を《終止》で退けられて、《破壊者のゼンディコン》を追加されて更に6点。
トドメに本日10発目の《荒廃稲妻》を喰らって削りきられてしまいました。
こんなデッキだったようです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11810&mode=view
IN: 《影餌付け》2《自然の要求》1《疲弊の休息》4《不気味な発見》3
OUT:《ロウクスの瞑黙者》3《グレイブディガー》3《青ざめた出家蜘蛛》4
こんな感じですかなー。
・第2ゲーム
先手を選んで《平地》《ボジューカの沼》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《不気味な発見》《終止》をキープ。
あちらもキープです。
ターン4に7/1トークンと《縫い目のドレイク》が同時に出てきましたが、今度は2発の《噴出の稲妻》で対処。
これでちょっと気が緩んで《不気味な発見》で展開を優先したら、《破壊者のゼンディコン》+《ぐらつく峰》で6点削られてしまいました。
が、そこからは気を抜くことなく、常にマナを余して除去を構え、付け入る隙を与えないように動いたら、攻め手を悉く潰されたあちらはターン10に投了でした。
あちらは土地7枚に呪文8枚で、どうもちょっとフラッドしてたのかもしれませんね。
IN: 《破滅の刃》
OUT:《玉砕》
《ゴブリンの奇襲隊》みたいなカードは使ってこないらしい、ということで、《玉砕》は引っ込めることに。
・第3ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《沼》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》《巡礼者の目》《終止》をキープです。
ところがあちらは《山》1枚のキープだったようで、展開が遅れます。
《エルフの幻想家》に《噴出の稲妻》を撃ってくる、ということはつまり、捨てるくらいなら、ということですね。
そこで、クリーチャーの展開よりもマナ基盤の整備を優先させると、案の定本体に《稲妻》。
ターン5にようやく《ジャンドの全景》から《ゼクター祭殿の探検》が出てきましたが、それには用意の《自然の要求》。
準備の整わない相手に対して、3体の1/1でビートダウンを続けます。
あちらの残りライフが12点になったところで、《噴出の稲妻》と《稲妻》3枚で13点叩き込んで勝ちました。
あちらの事故が2回続いただけですが、ラッキーですなー。
終ってみれば、《疲弊の休息》を一度も使わずに済んだ、楽なマッチになりました。
■準決勝 vs TimeQuake
事前の偵察によれば、この方のデッキはジャンド・ランプのようでした。
実際はこんなリストでした。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11802&mode=view
・第1ゲーム
先手が取れたものの、《断ち割る尖塔》《火荒の境界石》《エルフの幻想家》3《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》をキープできず、《広漠なる変幻地》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》《巡礼者の目》《青ざめた出家蜘蛛》2をキープ。
あちらはキープでした。
《山》《森》と来たターン3、身構えていたら、あちらは《森》。
黒マナ出ませんね。
どうやら《荒廃稲妻》は暫く心配しなくて良さそうです。
・・・と思ったらターン4に《広漠なる変幻地》から《沼》。
でも、その2ターンで2枚引かせてもらったので、ターン5の《荒廃稲妻》の損害は軽微です。
で、更に1枚引いた次のターンに再び《荒廃稲妻》。
これは・・・ちょっとキツイかも・・・。
そして、その次のターンに3発目。
うへー。
手札はズタボロですが、一方、あちらもその間生物を出せてはおらず(ときどきこちらの1/1に《噴出の稲妻》を撃つくらい)、こちらは攻撃で着実にダメージを稼いでいます。
あちらよりも4枚余計に引いて、ライフ11-5となったところで、ようやく《朽ちゆくヒル》と《国境地帯のレインジャー》が現れますが、構わず《コーの空漁師》《ロウクスの瞑黙者》2で総攻撃ですなー。
これをあちらは《朽ちゆくヒル》の能力を起動して防ぎますが、残りライフは1点。
《グレイブディガー》で墓地から《エルフの幻想家》を拾って4体のクリーチャーを並べてターンを返したら、投了でした。
では、本日恒例の《荒廃稲妻》対策を。
IN: 《不気味な発見》3
OUT:《グレイブディガー》1《青ざめた出家蜘蛛》1《玉砕》1
・第2ゲーム
あちらが先手を選んで1マリガン。
こちらは《山》《広漠なる変幻地》2《グレイブディガー》《噴出の稲妻》《稲妻》2をキープです。
今度はあちらも序盤から生物を繰り出して来ました。
《国境地帯のレインジャー》《朽ちゆくヒル》。
さっきとおんなじですなー。
とりあえずこれらを除去したところで、《荒廃稲妻》。本日15発目です。
捨てた生物を《グレイブディガー》で拾って再び展開しますが、驚いたことに、あちらが《地鳴りの揺るぎ》2発。
こちらの2体のクリーチャーが一掃されました。
《地鳴りの揺るぎ》をサイド・インしてきたってことは、生物を抜いたってことですよね。
こっちのデッキに《ロウクスの瞑黙者》とか《コーの空漁師》が入ってることはさっき見て分かってるはずですが、それらには《地鳴りの揺るぎ》では対処できませんから。
こっちはクリーチャー・へヴィなデッキなんですけど、ブロッカーいなくてだいじょぶなのかしら??
だいじょぶではなかったようで、次々出てきてはカード引いたり墓地から甦ったりするこちらのクリーチャーに対して、除去が追いつかなくなりました。
でも、ブロッカーは出て来ず、ときどき《荒廃稲妻》を撃つのみ。
トドメの《青ざめた出家蜘蛛》を見て、ライフはまだ11-12であるにも関わらず、投了となりました。
それにしても今日は良く《荒廃稲妻》を撃たれる日ですなー。
■決勝 vs gwyned
決勝のお相手は、MPDCのホストであるgwyned。
いつも見てる方ですが、対戦はこれが初めてです。
偵察したところでは、この方のデッキはジャンド・アグロ。
今日はジャンドと良く当たります。
・第1ゲーム
先手が取れて、《ボジューカの沼》《カビーラの交差路》《火荒の境界石》《コーの空漁師》《青ざめた出家蜘蛛》2《終止》をキープ。
あちらもキープでした。
序盤に《荒廃稲妻》を喰らうものの、損害は軽微。
《稲妻》と《終止》、2枚の除去を引いたのですが、それきり除去にめぐり合えず、あちらの《サラカーの匪賊》と、墓地から甦った《板金鎧の土百足》が止まりません。
残り7点まで殴られたところで、《グレイブディガー》+《コーの空漁師》と《巡礼者の目》で、ようやく止まったかに見えたのですが、そこでトップから《荒廃稲妻》。
最後は、総攻撃で1点をねじ込まれた後に、このゲーム3発目の《荒廃稲妻》で負けました。
IN: 《影餌付け》2《疲弊の休息》2《破滅の刃》2《玉砕》1
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》4《グレイブディガー》1《青ざめた出家蜘蛛》2
《不気味な発見》も入れたかったのですが、抜くものがなかったので断念。
・第2ゲーム
先手を選んで《森》《ボジューカの沼》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》《影餌付け》《稲妻》をキープ。
あちらもキープです。
ターン2の《板金鎧の土百足》を《噴出の稲妻》で破壊して《ボジューカの沼》でお掃除。
すると返しに飛んでくる《荒廃稲妻》。
痛いんですなー。
しかし、次の《朽ちゆくヒル》にトップ・デッキの《終止》を、《国境地帯のレインジャー》に《稲妻》合わせると、後続がありません。
こちらのクリーチャーは次々とあちらの除去で消えてゆきますが、それでも1/1が2体生き残って殴り続け、最後の5点は《稲妻》2発で削りました。
どうも、ジャンドを使うヒトは、わたしのデッキを見ると、除去を強化して生物を抜く傾向にあるみたいですね。
それはどっちかっていうと楽ちんなんですなー。
いいぞもっとやれ。
・第3ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《沼》《広漠なる変幻地》《荒原の境界石》《巡礼者の目》2《ロウクスの瞑黙者》《稲妻》をキープです。
これに勝った方が優勝ですなー。
あちらはターン4に《荒廃稲妻》。
本日・・・えーと、たぶん21発目。
このゲームも、あちらの除去が激しいです。
しかし、《エルフの幻想家》や《ロウクスの瞑黙者》で引きまくり、それを更に《グレイブディガー》《コーの空漁師》で使いまわすこちらのデッキに対しては、除去が追いつかなくなるのはさっきと同じ。
そして、たまーに出てくる生物にはすべてこちらの除去が突き刺さります。
3体目の(でも戦場に出るのは5回目の)《ロウクスの瞑黙者》を出そうとしたところで、まだライフ15-9でしたけど、あちら投了でした。
■結果
優勝したんですなー。
MPDCでの優勝はこれが初めてです。
賞金は$7.00。
もうすぐ「エルドラージ覚醒」のリリース・イベントですから、Tixの調達費用にでもしますか。
決勝戦を観戦していた方が、「幻想家と瞑目者の使いまわしはキッツイな・・・」と感想を漏らされました。
わたしの意見も聞いてもらえるなら、《荒廃稲妻》21発の方がキツイと思います。
それで、MPDCシーズン8のシーズン・ポイント・ランキングですが、わたしは60ポイントで3位でフィニッシュとなりました。
http://pdcmagic.com/gatherling/seriesreport.php?series=MPDC&season=8
まあ、途中参戦だからしょうがないですね。
ともあれ、ワールドには招待されます。
■感想
優勝おめでとー。
・・・と浮かれてばかりもおられないので、本日のチェック・シートです。
マリガン:マリガン回数
マナ:事故らなければ○/事故ったら×/1ターンかそこいら詰まったけど致命的になる前にすぐ回復とかなら△
玉砕:エンド・カードになった○/一定の効果はあった△/有効でなかった×/引けなかった―/サイド・アウト*
Rラウンド番号Gゲーム番号:マリガン/マナ/玉砕
R1G1:0/○/×
R1G2:0/×/* (《荒廃稲妻》3発で、マナ基盤を整えられず)
R1G3:0/△/* (4色出たけど、白マナが1つだけなのが律速に)
R2G1:0/○/○
R2G2:0/△/― (境界石を2つ壊されて、一瞬、緑マナが出なくなる)
R3G1:0/○/―
R3G2:0/○/×
R4G1:1/○/―
R4G2:1/○/―
R4G3:0/○/△
T8G1:1/○/×
T8G2:0/○/―
T8G3:0/○/*
T4G1:1/○/―
T4G2:0/○/*
T2G1:0/○/―
T2G2:0/○/―
T2G3:0/○/―
マナ事故は3回ありましたが、うち2回は外的要因に依るもので、マナ基盤的には前回よりも劇的に改善されたと言っていいんじゃないでしょうか。
やっぱり、鍵は境界石と《断ち割る尖塔》でした。
一方で、18ゲームでマリガンが4回。
ちょっと多いような気はしますなー。
唯一落としたマッチは、2ゲームでマリガンしたマッチでした。
それと、結構1ランド・キープしたゲームもあったんですよね。
今のところうまくいくことの方が多いのはいいんですけど、できればやりたくないところ。
境界石が多くなると、それだけマリガンは多くなります。
キープ率を取るか、キープ後のマナ基盤の安定性を取るか、ってことかしら。
どうしますかなー。
今回の結果だと、《玉砕》は、メインに入れるほど有効じゃなかったかもしれません。
やっぱり、ミラー・マッチがないからでしょうね。
どうも、MPDCではそろそろ飽きられたかもしれません。
あと、亀コンに当たらなかった。
MPDCの方がSPDCよりも、中速やコントロールが多い印象なんですけど。
今後、どういう入れ方にするかは、メタを睨みながらにしてみましょう。
どうでもいいことですが。
MPDCやSPDCのイベント・スレッドに使われている、ウィザーズ・コミュニティですけれど、匿名アカウントでアクセスするときと、ログイン・アカウントでアクセスするときとで、更新頻度が違うんですね。
これまでも、少しラグがあるなー、と思ったことも少なくなかったんですが、今日は顕著でした。
ホストのgwynedが、「ペアリング発表したよー」と言っても、それが匿名アカウントのユーザから見られるようになるまで数分以上のラグがあり、競技の進行に支障が出るレベルでした。
こういうことやってるから誰も使わないんだよね・・・。
MPDCシーズン8マスター・ドキュメント= http://forums.pdcmagic.com/viewtopic.php?t=4087
MPDC 8.09= http://tinyurl.com/MPDC809
参加者は26名。
スイス4回戦の後、トップ8によるシングル・エリミネーションです。
短かったMPDCシーズン8は、今回がレギュラー・シーズン最終戦です。
来週はワールド(招待制のチャンピオンシップ)が開催され、シーズン・ポイント・ランキングの上位32名が招待されます。
わたしは現在3位で、ご招待頂けるのは確定ですが、ひとつでも順位を上げて、有利なシードを頂きたいところです。
そんなわけで、今回のデッキは、シーズン8のワールドに向けた調整も兼ねて、いつもの黒赤緑白コントロールです。
リストはこちらですなー。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?mode=view&id=11799
前回からの変更点:
・マナ基盤の強化
基本に立ち返り、複数のタイプのマナを出せるパーマネントを増やしました。
つまり、《断ち割る尖塔》と《荒原の境界石》を1枚ずつ増やし、《流砂》や全景は解雇。
一人回しで確認した感じでは、事故率は10%程度、深刻な事故は5%程度、という感触です。
ここんとこ事故ばっかでしたが、これで改善するといいんですが。
・《玉砕》をメインにも1枚採用
このカード、思っていたよりもいろんなアーキタイプに効きます。
亀コン相手なら、亀を全滅させられます。
ミラー・マッチや、黒緑、緑白系のデッキとのマッチアップであれば、膠着状態から一方的に相手を殲滅するのに使えます。
加えて、《ゴブリンの奇襲隊》デッキにも効果がありそうな感じ。
そんなわけで、思い切ってメイン採用です。
代わりに、《不気味な発見》をサイドボードにしまいました。
こいつが強いことは分かったので、本当に必要なときだけ使えれば。
・《疲弊の休息》を増量
SPDC 12.08で赤単に二回負かされて、対策の必要性は感じたものの。
具体的にどうするっていうアイディアが出ず、このくらいでお茶を濁してみました。
あとは、《玉砕》が機能してくれれば。
以下は対戦の様子です。
■第1ラウンド vs UAHutch
・第1ゲーム
先手が取れて、《カビーラの交差路》《断ち割る尖塔》《火荒の境界石》《エルフの幻想家》《グレイブディガー》《終止》2をキープ。
あちらもキープです。
《山》からいきなり《走り回るトカゲ》。
赤単ですなー。
・・・と思ったんですが。
《ジャンドの全景》から《森》を引っ張りました。
あれま。
それじゃ、ステロイド?
いえいえ。
更に《沼》が出て《荒廃稲妻》。うへー。
この日はたくさんの《荒廃稲妻》を喰らうハメになるのですが、これがその記念すべき第1発目。
相手がジャンドとなると、《玉砕》は効果はなさそうです。
捨てちゃいましょう。
そしてターン4にも《荒廃稲妻》。
うはー。
この2発ですっかり弱りました。
しかし、トカゲを《エルフの幻想家》と相討ちしてしまうと、あちらは後続の生物が出てきません。
ひたすら土地を置くだけ。
その間にこちらは、《巡礼者の目》で伸ばしたマナで《グレイブディガー》で拾い上げた生物を出して、生物の数で4-0に。
あちらはというと、順調に8マナまで伸ばしたターン8に、生物いないのに《暴力的な突発》とか撃ってます。
これが見事に《焼尽の猛火》を呼び込んで3点喰らってびっくりしたりしますが。
どうやらフラッドしてるんですね。
《青ざめた出家蜘蛛》も出して決めにいきました。
するとあちらは、こちらの本体目掛けて火力を撃ちに来ました。
《圧倒する雷》サイクリングもくらって、残りライフ2点。
ですが、マナがなくてそれ以上は撃てないご様子。
1ターン差で殴り切りました。
良く分かりませんが、ジャンド・アグロか、ジャンド・ランプか、というところでしょうか。
《走り回るトカゲ》が入ってるので、ランプだとすると、赤の濃い構成なんでしょうね。
《朽ちゆくヒル》はもしかしたら入ってないかも。
IN: 《疲弊の休息》4
OUT:《青ざめた出家蜘蛛》3《玉砕》1
こんな感じかな。
・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》2《エルフの幻想家》2《巡礼者の目》《疲弊の休息》を、ちょっと考えた末キープです。
ターン1のドローが《断ち割る尖塔》で、キープは一応成功。
しかし、除去がなくて、あちらのターン2の《板金鎧の土百足》がどうにもなりません。
ターン3から立て続けに《荒廃稲妻》3発を喰らい、マナ・ベースも抵抗手段も失ったこちらは、大きく出遅れます。
《エルフの幻想家》のドローと《疲弊の休息》で何とか立て直して、《板金鎧の土百足》に《終止》が撃てた段階で、ライフは10-20。
そこに4/4《走り回るトカゲ》が2匹追撃してきました。
これはもはやどうにもならず。参りました。
要するに、《荒廃稲妻》2発までなら何とかなるけど、3発喰らったら負けるということです。
どうやらあちらのデッキは、ジャンドというよりも、黒赤アグロ・タッチ《圧倒する雷》、みたいな感じのようです。
とすると、こんな感じかな。
IN: 《破滅の刃》4《不気味な発見》3
OUT:《巡礼者の目》2《グレイブディガー》2《青ざめた出家蜘蛛》1《噴出の稲妻》2
《荒廃稲妻》で土地を捨ててもリカバーできるように、工夫してみました。
最初からこうすれば良かった。
・第3ゲーム
先手を選んで《沼》《ボジューカの沼》《火荒の境界石》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》《クァーサルの群れ魔道士》《終止》と、4色揃ったいい初手をキープ。
あちらもキープです。
ところが、あちらは《沼》1枚だけのハンドをキープしたご様子。
ターン2にいきなり《暴力的な突発》をディスカードです。
あちらの手が遅いなら、こちらがビートダウンに回るべし。
1ターン遅れて、ターン3に《ドラゴンの餌》が来ましたが、構わず《クァーサルの群れ魔道士》を出して、ビートダウン開始です。
そこまでは威勢が良かったんですが。
ターン4にも《森》が出て3マナ目。
あれあれ。
こちらの繰り出す生物は除去され、あちらの2体のトークンに殴られ続けます。
こっちも《エルフの幻想家》でちょっとずつ殴ってはいるんですが、ライフは16-16。
ここで《暴力的な突発》が来て、《板金鎧の土百足》がめくれます。
ありゃー。3マナしか出てないのに強いですね・・・。
2/1トークンと《板金鎧の土百足》には除去を使わざるを得ず、こちらもちょっとペース・ダウン。
白マナが1つしか出ないので、ハンドに4枚抱えている白い呪文がなかなか使えないという事情もあって、もたつきました。
するとそこに、ようやく4マナ目に達したあちらから《荒廃稲妻》。
《疲弊の休息》《クァーサルの群れ魔道士》と捨てさせられて、こりゃちょっとマズイねどうも。
こちらは攻撃を続けるものの、豊富な除去でパワー2のものはすべて討ち取られ、なかなか決定打を与えられません。
それでも、際どいところでドロー・クリーチャーから生物がつながったりして、攻めは途切れず。
使えるマナの少ないあちらはやっぱり苦しいご様子です。
毎回生き残った《エルフの幻想家》が1点ずつ削っていって、最後の6点を《稲妻》2発で削り切りました。
このゲームの勝因は、《荒廃稲妻》を一発しかもらわなかったことでしょう。
■第2ラウンド vs gamekeeper
さっき偵察したときは、緑白の中速だったように見えましたが。
実はこんなデッキでした。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11804&mode=view
・第1ゲーム
あちらが先手で1マリガン。
こちらは《ボジューカの沼》《カビーラの交差路》《エルフの幻想家》《巡礼者の目》《ロウクスの瞑黙者》3というアドバンティジアスな初手をキープ。
あちらはターン2に《コーの空漁師》。
ターン3に《印章の祝福》で5/6になって殴ってきました。
せっかちなヒトですなー。
一方こちらはターン2に《平地》が引け、《巡礼者の目》から《森》を引っ張って、《コーの空漁師》2枚で《エルフの幻想家》をバウンスしていきます。
ターン5で土地が5枚出てるのにハンドは6枚。引き過ぎて使い切れません。
そこから、あちらの《コーの空漁師》を《稲妻》して、航空戦力で殴り始めました。
しかし、あちらも2枚目の《コーの空漁師》で《エルフの幻想家》をバウンスしつつ生物を展開し、《クァーサルの群れ魔道士》や《天望の騎士》も出てきて、気付くと上も下も膠着してしまいました。
そこに引いてきたおあつらえ向きの《玉砕》。
しかし、あちらは《クァーサルの群れ魔道士》をコントロールしているので、タップ・アウトするまでは《玉砕》は出せません。
時期を待ちつつ、お互い生物を並べ合います。
ターン8にそのチャンスはやってきました。
あちらが、タップ・アウトして《オラン=リーフの出家蜘蛛》キッカー。
こちらの《コーの空漁師》が1体討ち取られましたが、生物の数は6対6。
できれば《青ざめた出家蜘蛛》を出してからにしたかったところですが、こんなチャンスは多分もうないので、ここでやるべし。
《玉砕》を出して、返しのあちらのターンに起動です。
《印章の祝福》を持たれてる可能性はあります。
しかし、ターン3での《コーの空漁師》でのアタックを見る限り、《クァーサルの群れ魔道士》と《天望の騎士》と《コーの空漁師》がいて《印章の祝福》を持っていてマナも余ってるのに、アタックせずにターンを返すなんてことはやりそうにないです。
持ってない方に賭けてギリギリのブロックをして回答を待つと、そのままダメージが解決され、あちらの生物は全滅。
こちらも相討ちで2体を失いましたが、4体が生き残って7点のクロックを手に入れました。
そのまま3回殴って《噴出の稲妻》で削り切りました。
《玉砕》強いですなー。
何故これまで誰も使わなかったかというと、黒赤には、これを有効に使えるような優秀なブロッカーがいないんですね。
緑や白のクリーチャーがいっぱいいて、黒赤を出せるデッキじゃないと、有効に使えないんです。
そして、これまでそんなデッキはあんまりなかったんでした。
IN: 《破滅の刃》4《玉砕》1
OUT:《ボジューカの沼》1《巡礼者の目》2《グレイブディガー》1《青ざめた出家蜘蛛》1
・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《カビーラの交差路》《火荒の境界石》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》2《グレイブディガー》2を、思い切ってキープです。
今度もあちらはターン2に出した《エルフの幻想家》でターン3に殴って《印章の祝福》です。
やっぱりせっかちですなー。
こちらは、ターン1のドローが《広漠なる変幻地》で、マナの問題は解決。
《エルフの幻想家》から《コーの空漁師》を引き込んでいい流れです。
ですがそれはあちらも同じで、お互いどんどんドローを進めつつ、除去しつつ、と、進みました。
6マナから流れが変わります。
あちらが《カビのシャンブラー》を2連打して、こちらの境界石がなくなり、緑マナが出なくなりました。
暫く劣勢を強いられますが、《破滅の刃》で何とかしのぎ、《断ち割る尖塔》に繋がりました。
マナさえ出ればこっちのもんですなー。
・・・と思ったのも束の間。
総攻撃からの《印章の祝福》2発で、こちらの生物は全滅した上、ライフは6-18。
あちらは4体の生物をコントロールしています。
さっきの真逆。
大ピンチ。
このピンチを救うのが《エルフの幻想家》。
《クァーサルの群れ魔道士》を引き込み、あちらの攻撃に対して、《未達への旅》で除去されていた《コーの空漁師》をブロッカーに呼び出しつつ、《エルフの幻想家》を手札へ。
ノー・ダメージで切り抜けます。
そこに再び《未達への旅》で《コーの空漁師》が退けられますが、そこに再び《エルフの幻想家》から《クァーサルの群れ魔道士》。
そんな綱渡りで、6点のライフを守り切りました。
その1ターン後には、何故か生物の数が4-2と逆転していて、反撃モード。
《クァーサルの群れ魔道士》2体で賛美した《コーの空漁師》が殴り始めて、あちらはこれに抵抗できません。
その3ターン後には、墓地再利用を絡めて8体に膨れ上がったこちらの軍勢で総攻撃し、《稲妻》で追撃して削り切りました。
■第3ラウンド vs R3b3lw4rr10r
この方、先週のMPDC 8.08で当たったときはステロイド(赤緑ビートダウン)でしたが、実はその前、MPDC 6の頃に当たったときもステロイドでした。
偵察した結果では、今日もステロイドみたいです。
こんなデッキでした。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11796&mode=view
たぶんステロイドがお好きなんでしょう。
・第1ゲーム
こちらが先手で《山》2《広漠なる変幻地》《エルフの幻想家》《クァーサルの群れ魔道士》《グレイブディガー》《青ざめた出家蜘蛛》をキープ。
あちらもキープです。
《切り裂き隊の壊し屋》を除去したら、《ゴブリンの近道抜け》。
ですが、その後が続きません。
こちらは構わず生物の数を揃えていきますが、一気の展開から《ゴブリンの奇襲隊》で大ダメージを食らうのを警戒して、殴るのは少しずつ。
ところが、ターン7に、生物の数6-1で、ライフ18-14となったところで、あちらは手札6枚抱えて投了でした。
どんな手札だったのかは良く分かりませんが・・・、全部土地ってこともないでしょうから、《ゴブリンの奇襲隊》ばっかりいっぱい抱えていて、こちらが隙を見せないので観念したんでしょうか。
IN: 《疲弊の休息》4《破滅の刃》4《玉砕》1
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》4《グレイブディガー》2《青ざめた出家蜘蛛》3
デッキの様子が良く分からずに悩みましたが、こんな感じで。
・第2ゲーム
あちらが先手を選んでキープ。
こちらも《森》《山》《沼》《エルフの幻想家》2《噴出の稲妻》《終止》をキープです。
ところがあちらはターン7まで2マナでストップ。
毎ターン生物が出てくるには出てきますが、それを一つずつ除去してりゃいいから楽なもんです。
こちらはマナを伸ばしてどんどんクリーチャーを展開して殴り、トドメの《稲妻》までつないで削り切ってしまいました。
単なるラッキーですが、勝ちは勝ちですなー。
■第4ラウンド vs Ranth
この方のデッキは偵察できてませんでした。
てことは、多分、勝負の速いデッキなんでしょう。
・第1ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらは《平地》《エルフの幻想家》《クァーサルの群れ魔道士》《ロウクスの瞑黙者》《グレイブディガー》《稲妻》2をマリガン。
《森》《カビーラの交差路》《コーの空漁師》《ロウクスの瞑黙者》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》をキープです。
あちらは、《カルニの庭》2枚からトークンを出して、《ゴブリンの奇襲隊》で強化して殴ってきました。
こちらのブロッカーは《巨森の蔦》で討ち取られます。
ところが、その《ゴブリンの奇襲隊》の後が続きません。
生物は打ち止めのようですが、こちらが出した《青ざめた出家蜘蛛》を除去することもできず。
見えてるだけで土地7枚呪文4枚と、明らかにフラッドしています。
こちらが生物をどんどん並べてがんがん殴っていったら、ターン9に投了でした。
良く分かりませんが、色はジャンドってことは、ジャンド・トークン・デッキですかいな。
IN: 《疲弊の休息》4《玉砕》1
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》4《青ざめた出家蜘蛛》1
こんな感じですかなー。
・第2ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらは《平地》《コーの空漁師》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》2《疲弊の休息》《終止》をマリガン。
《森》《断ち割る尖塔》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》《ロウクスの瞑黙者》《青ざめた出家蜘蛛》をキープです。
今度もあちらは、《ツカタンのサリッド》《カルニの庭》《ドラゴンの餌》と、ちっちゃいのをいっぱいばら撒いて来ました。
早く《玉砕》引かないかなー、なんて思ったら、そいつら全部食べて8/8《茨団のヴィーアシーノ》。
これがどうしようもなく、《終止》を引けないこちらは程なくして投了となりました。
実はこんなデッキだったようです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11807&mode=view
そうなるとちょっとハナシが違いますなー。
IN: 《破滅の刃》4
OUT:《グレイブディガー》1《青ざめた出家蜘蛛》1《噴出の稲妻》2
こんな感じでしょうか。
・第3ゲーム
先手を選んで《森》《山》2《ボジューカの沼》《断ち割る尖塔》《ロウクスの瞑黙者》《終止》をキープ。
あちらもキープです。
こちらが生物を出せない間に、《ドラゴンの餌》トークンに2発殴られ、《荒廃稲妻》2発で土地4枚を捨てさせられ、火力でブロッカーを排除されてトークンの攻撃を通され、ライフ10-20と攻め込まれました。
ここで4/4《茨団のヴィーアシーノ》が登場ですが、それには《終止》。
一旦盤面が落ち着きます。
この後、《疲弊の休息》で一旦17-16まで回復するのですが、その後あちらが出した《ドラゴンの餌》トークンが止まりません。
いや、《玉砕》を出しているので、起動すれば止まるんですが、向こうも分かってて《ドラゴンの餌》を出しているわけで、あちらが7枚抱えている手札はおそらくトークン生産カードで溢れかえっているんでしょう。
タフネス2以上のブロッカーを引けばいいだけだから、もうちょっと我慢しよう、と思って、生物を引いては出しするのですが、《焼尽の猛火》の的にされるだけで、2点クロックが止まりません。
そして、残りライフ8点となったところで、《稲妻》3発で焼き殺されてしまいました。
ライブラリー27枚めくって、19枚入ってる生物が4枚しか引けないんではどうしようもありません。
が、3勝1敗の9MPということで、オポ差の5位で決勝トーナメントに進出しました。
■準々決勝 vs magicplayer298234
この方のデッキも偵察できていません。
・第1ゲーム
先手が取れたのはいいんですが、《火荒の境界石》《荒原の境界石》《コーの空漁師》2《ロウクスの瞑黙者》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》をキープできず、《ボジューカの沼》《コーの空漁師》2《エルフの幻想家》《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》を悩んでキープ。
あちらは《山》《沼》から《ゼクター祭殿の探検》。
黒赤アグロですなー。
こちらは、ターン2に《断ち割る尖塔》が引けて事無きを得たものの。
赤マナが一つしか出ないところに7/1トークンを同時に二つ出されて一つしか対処できず。
まずは7点失いました。
除去の引けないこちらは、続いて《縫い目のドレイク》+《ぐらつく峰》が来て更に5点。
ブロッカーに出した《コーの空漁師》を《終止》で退けられて、《破壊者のゼンディコン》を追加されて更に6点。
トドメに本日10発目の《荒廃稲妻》を喰らって削りきられてしまいました。
こんなデッキだったようです。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11810&mode=view
IN: 《影餌付け》2《自然の要求》1《疲弊の休息》4《不気味な発見》3
OUT:《ロウクスの瞑黙者》3《グレイブディガー》3《青ざめた出家蜘蛛》4
こんな感じですかなー。
・第2ゲーム
先手を選んで《平地》《ボジューカの沼》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《不気味な発見》《終止》をキープ。
あちらもキープです。
ターン4に7/1トークンと《縫い目のドレイク》が同時に出てきましたが、今度は2発の《噴出の稲妻》で対処。
これでちょっと気が緩んで《不気味な発見》で展開を優先したら、《破壊者のゼンディコン》+《ぐらつく峰》で6点削られてしまいました。
が、そこからは気を抜くことなく、常にマナを余して除去を構え、付け入る隙を与えないように動いたら、攻め手を悉く潰されたあちらはターン10に投了でした。
あちらは土地7枚に呪文8枚で、どうもちょっとフラッドしてたのかもしれませんね。
IN: 《破滅の刃》
OUT:《玉砕》
《ゴブリンの奇襲隊》みたいなカードは使ってこないらしい、ということで、《玉砕》は引っ込めることに。
・第3ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《沼》《断ち割る尖塔》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》《巡礼者の目》《終止》をキープです。
ところがあちらは《山》1枚のキープだったようで、展開が遅れます。
《エルフの幻想家》に《噴出の稲妻》を撃ってくる、ということはつまり、捨てるくらいなら、ということですね。
そこで、クリーチャーの展開よりもマナ基盤の整備を優先させると、案の定本体に《稲妻》。
ターン5にようやく《ジャンドの全景》から《ゼクター祭殿の探検》が出てきましたが、それには用意の《自然の要求》。
準備の整わない相手に対して、3体の1/1でビートダウンを続けます。
あちらの残りライフが12点になったところで、《噴出の稲妻》と《稲妻》3枚で13点叩き込んで勝ちました。
あちらの事故が2回続いただけですが、ラッキーですなー。
終ってみれば、《疲弊の休息》を一度も使わずに済んだ、楽なマッチになりました。
■準決勝 vs TimeQuake
事前の偵察によれば、この方のデッキはジャンド・ランプのようでした。
実際はこんなリストでした。
http://pdcmagic.com/gatherling/deck.php?id=11802&mode=view
・第1ゲーム
先手が取れたものの、《断ち割る尖塔》《火荒の境界石》《エルフの幻想家》3《青ざめた出家蜘蛛》《稲妻》をキープできず、《広漠なる変幻地》《荒原の境界石》《エルフの幻想家》《巡礼者の目》《青ざめた出家蜘蛛》2をキープ。
あちらはキープでした。
《山》《森》と来たターン3、身構えていたら、あちらは《森》。
黒マナ出ませんね。
どうやら《荒廃稲妻》は暫く心配しなくて良さそうです。
・・・と思ったらターン4に《広漠なる変幻地》から《沼》。
でも、その2ターンで2枚引かせてもらったので、ターン5の《荒廃稲妻》の損害は軽微です。
で、更に1枚引いた次のターンに再び《荒廃稲妻》。
これは・・・ちょっとキツイかも・・・。
そして、その次のターンに3発目。
うへー。
手札はズタボロですが、一方、あちらもその間生物を出せてはおらず(ときどきこちらの1/1に《噴出の稲妻》を撃つくらい)、こちらは攻撃で着実にダメージを稼いでいます。
あちらよりも4枚余計に引いて、ライフ11-5となったところで、ようやく《朽ちゆくヒル》と《国境地帯のレインジャー》が現れますが、構わず《コーの空漁師》《ロウクスの瞑黙者》2で総攻撃ですなー。
これをあちらは《朽ちゆくヒル》の能力を起動して防ぎますが、残りライフは1点。
《グレイブディガー》で墓地から《エルフの幻想家》を拾って4体のクリーチャーを並べてターンを返したら、投了でした。
では、本日恒例の《荒廃稲妻》対策を。
IN: 《不気味な発見》3
OUT:《グレイブディガー》1《青ざめた出家蜘蛛》1《玉砕》1
・第2ゲーム
あちらが先手を選んで1マリガン。
こちらは《山》《広漠なる変幻地》2《グレイブディガー》《噴出の稲妻》《稲妻》2をキープです。
今度はあちらも序盤から生物を繰り出して来ました。
《国境地帯のレインジャー》《朽ちゆくヒル》。
さっきとおんなじですなー。
とりあえずこれらを除去したところで、《荒廃稲妻》。本日15発目です。
捨てた生物を《グレイブディガー》で拾って再び展開しますが、驚いたことに、あちらが《地鳴りの揺るぎ》2発。
こちらの2体のクリーチャーが一掃されました。
《地鳴りの揺るぎ》をサイド・インしてきたってことは、生物を抜いたってことですよね。
こっちのデッキに《ロウクスの瞑黙者》とか《コーの空漁師》が入ってることはさっき見て分かってるはずですが、それらには《地鳴りの揺るぎ》では対処できませんから。
こっちはクリーチャー・へヴィなデッキなんですけど、ブロッカーいなくてだいじょぶなのかしら??
だいじょぶではなかったようで、次々出てきてはカード引いたり墓地から甦ったりするこちらのクリーチャーに対して、除去が追いつかなくなりました。
でも、ブロッカーは出て来ず、ときどき《荒廃稲妻》を撃つのみ。
トドメの《青ざめた出家蜘蛛》を見て、ライフはまだ11-12であるにも関わらず、投了となりました。
それにしても今日は良く《荒廃稲妻》を撃たれる日ですなー。
■決勝 vs gwyned
決勝のお相手は、MPDCのホストであるgwyned。
いつも見てる方ですが、対戦はこれが初めてです。
偵察したところでは、この方のデッキはジャンド・アグロ。
今日はジャンドと良く当たります。
・第1ゲーム
先手が取れて、《ボジューカの沼》《カビーラの交差路》《火荒の境界石》《コーの空漁師》《青ざめた出家蜘蛛》2《終止》をキープ。
あちらもキープでした。
序盤に《荒廃稲妻》を喰らうものの、損害は軽微。
《稲妻》と《終止》、2枚の除去を引いたのですが、それきり除去にめぐり合えず、あちらの《サラカーの匪賊》と、墓地から甦った《板金鎧の土百足》が止まりません。
残り7点まで殴られたところで、《グレイブディガー》+《コーの空漁師》と《巡礼者の目》で、ようやく止まったかに見えたのですが、そこでトップから《荒廃稲妻》。
最後は、総攻撃で1点をねじ込まれた後に、このゲーム3発目の《荒廃稲妻》で負けました。
IN: 《影餌付け》2《疲弊の休息》2《破滅の刃》2《玉砕》1
OUT:《クァーサルの群れ魔道士》4《グレイブディガー》1《青ざめた出家蜘蛛》2
《不気味な発見》も入れたかったのですが、抜くものがなかったので断念。
・第2ゲーム
先手を選んで《森》《ボジューカの沼》《広漠なる変幻地》《コーの空漁師》《エルフの幻想家》《影餌付け》《稲妻》をキープ。
あちらもキープです。
ターン2の《板金鎧の土百足》を《噴出の稲妻》で破壊して《ボジューカの沼》でお掃除。
すると返しに飛んでくる《荒廃稲妻》。
痛いんですなー。
しかし、次の《朽ちゆくヒル》にトップ・デッキの《終止》を、《国境地帯のレインジャー》に《稲妻》合わせると、後続がありません。
こちらのクリーチャーは次々とあちらの除去で消えてゆきますが、それでも1/1が2体生き残って殴り続け、最後の5点は《稲妻》2発で削りました。
どうも、ジャンドを使うヒトは、わたしのデッキを見ると、除去を強化して生物を抜く傾向にあるみたいですね。
それはどっちかっていうと楽ちんなんですなー。
いいぞもっとやれ。
・第3ゲーム
あちらが先手でキープ。
こちらも《沼》《広漠なる変幻地》《荒原の境界石》《巡礼者の目》2《ロウクスの瞑黙者》《稲妻》をキープです。
これに勝った方が優勝ですなー。
あちらはターン4に《荒廃稲妻》。
本日・・・えーと、たぶん21発目。
このゲームも、あちらの除去が激しいです。
しかし、《エルフの幻想家》や《ロウクスの瞑黙者》で引きまくり、それを更に《グレイブディガー》《コーの空漁師》で使いまわすこちらのデッキに対しては、除去が追いつかなくなるのはさっきと同じ。
そして、たまーに出てくる生物にはすべてこちらの除去が突き刺さります。
3体目の(でも戦場に出るのは5回目の)《ロウクスの瞑黙者》を出そうとしたところで、まだライフ15-9でしたけど、あちら投了でした。
■結果
優勝したんですなー。
MPDCでの優勝はこれが初めてです。
賞金は$7.00。
もうすぐ「エルドラージ覚醒」のリリース・イベントですから、Tixの調達費用にでもしますか。
決勝戦を観戦していた方が、「幻想家と瞑目者の使いまわしはキッツイな・・・」と感想を漏らされました。
わたしの意見も聞いてもらえるなら、《荒廃稲妻》21発の方がキツイと思います。
それで、MPDCシーズン8のシーズン・ポイント・ランキングですが、わたしは60ポイントで3位でフィニッシュとなりました。
http://pdcmagic.com/gatherling/seriesreport.php?series=MPDC&season=8
まあ、途中参戦だからしょうがないですね。
ともあれ、ワールドには招待されます。
■感想
優勝おめでとー。
・・・と浮かれてばかりもおられないので、本日のチェック・シートです。
マリガン:マリガン回数
マナ:事故らなければ○/事故ったら×/1ターンかそこいら詰まったけど致命的になる前にすぐ回復とかなら△
玉砕:エンド・カードになった○/一定の効果はあった△/有効でなかった×/引けなかった―/サイド・アウト*
Rラウンド番号Gゲーム番号:マリガン/マナ/玉砕
R1G1:0/○/×
R1G2:0/×/* (《荒廃稲妻》3発で、マナ基盤を整えられず)
R1G3:0/△/* (4色出たけど、白マナが1つだけなのが律速に)
R2G1:0/○/○
R2G2:0/△/― (境界石を2つ壊されて、一瞬、緑マナが出なくなる)
R3G1:0/○/―
R3G2:0/○/×
R4G1:1/○/―
R4G2:1/○/―
R4G3:0/○/△
T8G1:1/○/×
T8G2:0/○/―
T8G3:0/○/*
T4G1:1/○/―
T4G2:0/○/*
T2G1:0/○/―
T2G2:0/○/―
T2G3:0/○/―
マナ事故は3回ありましたが、うち2回は外的要因に依るもので、マナ基盤的には前回よりも劇的に改善されたと言っていいんじゃないでしょうか。
やっぱり、鍵は境界石と《断ち割る尖塔》でした。
一方で、18ゲームでマリガンが4回。
ちょっと多いような気はしますなー。
唯一落としたマッチは、2ゲームでマリガンしたマッチでした。
それと、結構1ランド・キープしたゲームもあったんですよね。
今のところうまくいくことの方が多いのはいいんですけど、できればやりたくないところ。
境界石が多くなると、それだけマリガンは多くなります。
キープ率を取るか、キープ後のマナ基盤の安定性を取るか、ってことかしら。
どうしますかなー。
今回の結果だと、《玉砕》は、メインに入れるほど有効じゃなかったかもしれません。
やっぱり、ミラー・マッチがないからでしょうね。
どうも、MPDCではそろそろ飽きられたかもしれません。
あと、亀コンに当たらなかった。
MPDCの方がSPDCよりも、中速やコントロールが多い印象なんですけど。
今後、どういう入れ方にするかは、メタを睨みながらにしてみましょう。
どうでもいいことですが。
MPDCやSPDCのイベント・スレッドに使われている、ウィザーズ・コミュニティですけれど、匿名アカウントでアクセスするときと、ログイン・アカウントでアクセスするときとで、更新頻度が違うんですね。
これまでも、少しラグがあるなー、と思ったことも少なくなかったんですが、今日は顕著でした。
ホストのgwynedが、「ペアリング発表したよー」と言っても、それが匿名アカウントのユーザから見られるようになるまで数分以上のラグがあり、競技の進行に支障が出るレベルでした。
こういうことやってるから誰も使わないんだよね・・・。
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