祭りの戦況:3戦目は構築を誤って3パックのみ。都合12.53Tixの赤字です。
ギデオンはちょっと値下がりしてBUY 33Tix。今すぐ売っちまうか、祭りの後まで持ち続けるか、という選択かしら。

さて、その3からは、Louis Scott Vargasのカード評価との比較です。
これをやるのは、自分の評価基準の見直しの参考にするためです。

彼は、「エルドラージ覚醒」の各カードについて、構築とリミテッドの両方の視点で評価をしています。
リミテッドの方の評価測度はこんな感じになっています。

5.0: このカードは必ず使う。
4.5: このカードは、他にどんなカードを取れたかに関わらず、ほぼ常に使う。
4.0: たとえこのカードがその色の唯一のカードであるとしても、このカードを使うことを真剣に検討する。
3.5: このカードの色を使おうと努力する。
3.0: このカードがあることで、その色を使いたくなる。(もしこの色を使うなら、このカードは100%使う。)
2.5: このくらいのカードが何枚かあるなら、その色を使いたくなる。この色を使うなら、原則として常にこれらを使う。(もしこの色を使うなら、その90%のケースで、このカードを使う。)
2.0: この色を使うなら、通常はこれらを使う。(70%)
1.5: この色を使うとき、このカードをメイン・デッキに入れるのはおよそ半分というところ。(50%)
1.0: このカードがメイン・デッキに入るようだと残念。(30%)
0.5: サイドボードで使う状況はあるが、メイン・デッキに入れることはない。(10%)
0.0: このカードをデッキに入れることは決してない(メイン・デッキであれ、サイドボード後であれ)。 (0%)

上記の測度とわたしの測度との対応関係は、次の通りです。

S: 4.0+ (極めて強力:ゲームの状況に極めて大きな影響を与える)
A: 3.5 (相当強力:サイズの大きな回避生物、強力な除去、大きなカード・アドバンテージ)
B: 3.0 (強力:回避生物、除去、安価なファッティ、全体強化、カード・アドバンテージ)
C: 1.5-2.5 (有用:デッキがその色になるなら概ね入る。標準的サイズ生物、限定除去、確定カウンター、強力な強化/救助、マナ支援)
D: 1.0-1.5 (限定的:デッキの穴埋めになら使われる。貧弱な生物、限定的なコンバット・トリック、ディスアドバンテージ)
E: 0.0-0.5 (不要:普通はデッキには入らない。単純なライフ・ゲイン、色替え、構築を想定した能力)

注意すべきは、LSVの評価環境は「リミテッド」であって、「シールド」ではないということです。
そして、「リミテッド」とは、「ドラフトだけではないよ」という意味を含んでいるだろうとは思いますが、それでもドラフトでより多く使われることが想定されていることでしょう。
シールドで評価点を気にするヒトはあまりいないと思うので。

このことが最も顕著に現れるのは、シナジー指向のカードに対する評価です。
ドラフトはピックをコントロールできますが、シールドはパックをコントロールできません。
ドラフトの場合、既にピックしたカードを意識しながら、次のカードをピックすることができます。
特定の種類のカードと組み合わせるととても強いカードが早い段階で取れているのであれば、以降、そのカードを活かすようにピックできるわけです。
一方、シールドは、とにかく開けたパックに入ってるカードを使うしかありません。
シナジー指向のカードがあっても、適当な相方がそれなりの数パックに入ってなかったら、使えないこともあります。
よって、ドラフトではその種のカードを高く評価することに意味がありますが、シールドではそのカードが使えるパックを引いたときのみ高く評価することになります。

こうして見ると、わたしの測度は、シールド戦でその色を使うかどうかを左右するクラスのカードについてはLSVと同じくらいに細分化して評価しているものの、そうでないクラスのカードについては大雑把になっていることが分かります。
どの色でやるかが決まれば、何を入れるかはその場で考えればいいからです。
一方、LSVの測度が、弱いカードも細かく評価しているのは、おそらくドラフトも視野に入ってるからでしょう。
ドラフトでは、7番目のピックでも、そこで出たカードを比べて一枚を選ばなきゃなりませんからね。

以下、各カードの評価を比較してみます。
つづくー。

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