ROEシールド戦向け評価/その5
2010年5月20日 ゲーム祭り第6戦は、いいパックを引いたと思ったらターン5ドラーナ×2とかそんなのばっかで3パックのみ。
好調なときほど足元を掬われるものらしいです。
とうとうリミテッドのレーティングが1700を切ってしまいました。
赤字も38,98Tixに拡大し、ギデオン貯金の時価を超えてしまいました。
さて、わたしの評価リストと、LSVの評価との比較の続きです。
細かいことは既に書いたので省略。
今回は青のカード。
LSVのリストはこちらです。
http://strategy.channelfireball.com/featured-articles/rise-of-the-eldrazi-set-review-blue/
■評価が一致:
《オーラの術策》1.0 《時を越えた詠唱》0.0 《蟹の陰影》1.0 《剥奪》3.0 《ひずみの一撃》1.5 《休眠のゴーマゾア》0.0 《ドレイクの陰影》3.0 《こだまの魔道士》2.5 《長魚の陰影》2.5 《一瞬の散漫》1.5 《霜風の発動者》3.5 《ハーダの巡回スパイ》3.0 《ハリマーの波見張り》2.5 《ジュワー島の小走り》1.5 《解明》1.5 《灯台の年代学者》3.5 《記憶の壁》2.0 《現実のひきつけ》1.0 《繰り返すひらめき》2.5 《逆行》1.0 《分かち合う発見》1.0-3.0 《空見張りの達人》3.0 《マゴーシのスフィンクス》4.0 《サラカーの呪文刃》1.5 《訓練場》0.5 《統一された意思》0.5 《敬慕される教師》1.0-3.0
■LSVの方が評価が高い:
・《勇者のドレイク》2.0 > D評価(1.0-1.5相当)
わたしの評価は、1/1飛行としての評価でしかありません。
このカードをデッキに入れるためには3枚以上のレベル・アップ生物が必要、という彼の意見に賛成です。
実際、こいつに殴り殺されたこともあったので、かみ合ったらそうバカにしたもんでもないのですが。
・《珊瑚兜の司令官》4.0 > A評価(3.5相当)
4.0って言うと、《卓絶の達人》と同じ点数ですけど・・・。
こいつに5回殴られて死んだこともあるので、弱いと思ってはいませんが。
それでも、ただの4/4飛行はS評価には値しないと思うんですが。そいつがターン4に殴ってくるにせよ。
・《家畜化》4.0 > B評価(3.0相当)
こりゃまたかなり評価が分かれました。
もしかして、《コーの綱投げ》の評価が割れたのと同じ原因かしら。
確かに、パワー3以下の生物の中には、かっぱらうと多大な影響のあるものが多々あります。
《静寂の守り手、リンヴァーラ》とか、《灯台の年代学者》とか。
状況によっては発動者なんかもそうかな。
が、そういうものが出てくるのを待ってこのカードを温存していられるようなら、そのゲームはもともと勝ちゲーム。
たいていは、3/3をかっぱらって4/3と相討ちさせるとか、3/1をかっぱらって1/3にブロックを強いるとか、そういう使い方なのだろうと思います。
もちろん、それは全然弱くはないですが、4.0は付け過ぎのような気がするんですが。
普通は1枚分アドバンテージとっておしまいなわけですから。
相手の爆弾級生物への対処力もほとんどありませんし。
・《飛び地の暗号術士》4.0 > A評価(3.5相当)
《珊瑚兜の司令官》と似た感じです。
使われたときは強かったですが、しかし、《文書管理人》ってS評価かしら。
・《重力の変容》1.0-3.0 > E評価(0.0-0.5相当)
LSVは、こいつの評価はデッキの中にどのくらい飛行クリーチャーが入ってるかによって変わる、と言っています。
それは全くその通りで、わたしの評価は、あまり多くないときのそれです。
というか、対戦相手の方が飛行が多く入ってることだって普通にあるわけですから、最低値が1.0っていうのはどうなんだろう。
・《護衛のゴーマゾア》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
最優秀の(ただしトランプルを持たない)アタッカーを1体無力化できる除去です。
ブロッカーは除去できませんし、システム・クリーチャーも除去できません。
この種の除去を、わたしはC評価にしています。
同じようでも、タッパーはB評価。最優秀ブロッカーも除去できるからです。
タッパーがいるならその色をやりたいと思いますが、こいつがいるからと言って青をやりたいとは思いません。
一方、LSVはそうは思ってないようです。
そういうものですか。
・《マーフォークの空偵者》3.5 > B評価(3.0相当)
LSVは、《静寂の守り手、リンヴァーラ》のところで、単なる3/4飛行は3.5だ、と言ってましたので、2/3のこれが3.5なのは、アンタップ能力を評価してのことだと思います。
確かに《飛び地の暗号術士》をアンタップしたらエライコトですし、そうじゃなくても、一緒に攻撃した《ウラモグの破壊者》をアンタップできれば安心です。
しかし、アンタップしてうれしい何かを常にコントロールしているわけでもないでしょう。
わたしの評価は、純粋に2/3飛行としてのそれで、多分そこは同意してもらえるのじゃないかしら。
実戦で使われたときはだいぶ弱りましたが、それはそいつが2/3飛行だからであって、アンタップ能力とは関係なかったような。
・《睡眠発作》4.0 > B評価(3.0相当)
LSVは、青の除去としては最高級だから、という理由を挙げています。
ここも、シールドとドラフトの違いでしょう。
ドラフトでは、それまでに青をピックしているという前提があったとき、他の青のカードとこのカードを比べる必要があります。
そこで、《マーフォークの空偵者》よりも《睡眠発作》を優先しなくてはならないから、このカードは4.0になる、ということではないかしら。
が、シールドの場合は、そもそも青をやるかどうかを決めるための評価です。
《睡眠発作》と比較すべきなのは、他の青のカードではなく、他の色の除去カードであり、そうなるとS評価は付けられません。
・《海門の神官》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
・《先読み》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
わたしもこれらのカードは強いと思います。
スタンダード・コモン構築では是非使ってみたい。
でも、「《海門の神官》が/《先読み》があるから青をやりたい」と思えるほどではないのですが。
色を決める理由になるカードはこれらの他にあるべきで、そのカードを引くためにこれらのカードを使うんだと思います。
■わたしの方が評価が高い:
・《マーフォークの観察者》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
わたしは2マナ2/1はC評価にしています。
以前はもっと低い評価だったのですが、「ゼンディカー」から変えました。
LSVは、《栄光の探求者》を1.0と言うくらいなので、これも当然1.0。
「エルドラージ覚醒」の環境はそういう環境なのだそうです。
実際使ってみると、確かに役に立ちませんなー。
D評価で良かったかも。
・《幻影の嫌悪者》0.5 < D評価(1.0-1.5相当)
こいつが相当のクズだということについて異論はありません。
まあ、それでも、何ターンか稼いでくれたり、相手の手札と1対1交換になってくれることだってないわけじゃないでしょう。
クリーチャー9枚のデッキになってしまったときには、穴埋めくらいにはなるのではないかと。
・《背教のドッペルゲンガー》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
要するに、警戒が付く《熱情》みたいなもんなんですが。
しかし、これは、ちょっと評価を間違えました。
D評価でいいと思います。
次回は黒のカードです。
つづくー。
好調なときほど足元を掬われるものらしいです。
とうとうリミテッドのレーティングが1700を切ってしまいました。
赤字も38,98Tixに拡大し、ギデオン貯金の時価を超えてしまいました。
さて、わたしの評価リストと、LSVの評価との比較の続きです。
細かいことは既に書いたので省略。
今回は青のカード。
LSVのリストはこちらです。
http://strategy.channelfireball.com/featured-articles/rise-of-the-eldrazi-set-review-blue/
■評価が一致:
《オーラの術策》1.0 《時を越えた詠唱》0.0 《蟹の陰影》1.0 《剥奪》3.0 《ひずみの一撃》1.5 《休眠のゴーマゾア》0.0 《ドレイクの陰影》3.0 《こだまの魔道士》2.5 《長魚の陰影》2.5 《一瞬の散漫》1.5 《霜風の発動者》3.5 《ハーダの巡回スパイ》3.0 《ハリマーの波見張り》2.5 《ジュワー島の小走り》1.5 《解明》1.5 《灯台の年代学者》3.5 《記憶の壁》2.0 《現実のひきつけ》1.0 《繰り返すひらめき》2.5 《逆行》1.0 《分かち合う発見》1.0-3.0 《空見張りの達人》3.0 《マゴーシのスフィンクス》4.0 《サラカーの呪文刃》1.5 《訓練場》0.5 《統一された意思》0.5 《敬慕される教師》1.0-3.0
■LSVの方が評価が高い:
・《勇者のドレイク》2.0 > D評価(1.0-1.5相当)
わたしの評価は、1/1飛行としての評価でしかありません。
このカードをデッキに入れるためには3枚以上のレベル・アップ生物が必要、という彼の意見に賛成です。
実際、こいつに殴り殺されたこともあったので、かみ合ったらそうバカにしたもんでもないのですが。
・《珊瑚兜の司令官》4.0 > A評価(3.5相当)
4.0って言うと、《卓絶の達人》と同じ点数ですけど・・・。
こいつに5回殴られて死んだこともあるので、弱いと思ってはいませんが。
それでも、ただの4/4飛行はS評価には値しないと思うんですが。そいつがターン4に殴ってくるにせよ。
・《家畜化》4.0 > B評価(3.0相当)
こりゃまたかなり評価が分かれました。
もしかして、《コーの綱投げ》の評価が割れたのと同じ原因かしら。
確かに、パワー3以下の生物の中には、かっぱらうと多大な影響のあるものが多々あります。
《静寂の守り手、リンヴァーラ》とか、《灯台の年代学者》とか。
状況によっては発動者なんかもそうかな。
が、そういうものが出てくるのを待ってこのカードを温存していられるようなら、そのゲームはもともと勝ちゲーム。
たいていは、3/3をかっぱらって4/3と相討ちさせるとか、3/1をかっぱらって1/3にブロックを強いるとか、そういう使い方なのだろうと思います。
もちろん、それは全然弱くはないですが、4.0は付け過ぎのような気がするんですが。
普通は1枚分アドバンテージとっておしまいなわけですから。
相手の爆弾級生物への対処力もほとんどありませんし。
・《飛び地の暗号術士》4.0 > A評価(3.5相当)
《珊瑚兜の司令官》と似た感じです。
使われたときは強かったですが、しかし、《文書管理人》ってS評価かしら。
・《重力の変容》1.0-3.0 > E評価(0.0-0.5相当)
LSVは、こいつの評価はデッキの中にどのくらい飛行クリーチャーが入ってるかによって変わる、と言っています。
それは全くその通りで、わたしの評価は、あまり多くないときのそれです。
というか、対戦相手の方が飛行が多く入ってることだって普通にあるわけですから、最低値が1.0っていうのはどうなんだろう。
・《護衛のゴーマゾア》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
最優秀の(ただしトランプルを持たない)アタッカーを1体無力化できる除去です。
ブロッカーは除去できませんし、システム・クリーチャーも除去できません。
この種の除去を、わたしはC評価にしています。
同じようでも、タッパーはB評価。最優秀ブロッカーも除去できるからです。
タッパーがいるならその色をやりたいと思いますが、こいつがいるからと言って青をやりたいとは思いません。
一方、LSVはそうは思ってないようです。
そういうものですか。
・《マーフォークの空偵者》3.5 > B評価(3.0相当)
LSVは、《静寂の守り手、リンヴァーラ》のところで、単なる3/4飛行は3.5だ、と言ってましたので、2/3のこれが3.5なのは、アンタップ能力を評価してのことだと思います。
確かに《飛び地の暗号術士》をアンタップしたらエライコトですし、そうじゃなくても、一緒に攻撃した《ウラモグの破壊者》をアンタップできれば安心です。
しかし、アンタップしてうれしい何かを常にコントロールしているわけでもないでしょう。
わたしの評価は、純粋に2/3飛行としてのそれで、多分そこは同意してもらえるのじゃないかしら。
実戦で使われたときはだいぶ弱りましたが、それはそいつが2/3飛行だからであって、アンタップ能力とは関係なかったような。
・《睡眠発作》4.0 > B評価(3.0相当)
LSVは、青の除去としては最高級だから、という理由を挙げています。
ここも、シールドとドラフトの違いでしょう。
ドラフトでは、それまでに青をピックしているという前提があったとき、他の青のカードとこのカードを比べる必要があります。
そこで、《マーフォークの空偵者》よりも《睡眠発作》を優先しなくてはならないから、このカードは4.0になる、ということではないかしら。
が、シールドの場合は、そもそも青をやるかどうかを決めるための評価です。
《睡眠発作》と比較すべきなのは、他の青のカードではなく、他の色の除去カードであり、そうなるとS評価は付けられません。
・《海門の神官》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
・《先読み》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
わたしもこれらのカードは強いと思います。
スタンダード・コモン構築では是非使ってみたい。
でも、「《海門の神官》が/《先読み》があるから青をやりたい」と思えるほどではないのですが。
色を決める理由になるカードはこれらの他にあるべきで、そのカードを引くためにこれらのカードを使うんだと思います。
■わたしの方が評価が高い:
・《マーフォークの観察者》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
わたしは2マナ2/1はC評価にしています。
以前はもっと低い評価だったのですが、「ゼンディカー」から変えました。
LSVは、《栄光の探求者》を1.0と言うくらいなので、これも当然1.0。
「エルドラージ覚醒」の環境はそういう環境なのだそうです。
実際使ってみると、確かに役に立ちませんなー。
D評価で良かったかも。
・《幻影の嫌悪者》0.5 < D評価(1.0-1.5相当)
こいつが相当のクズだということについて異論はありません。
まあ、それでも、何ターンか稼いでくれたり、相手の手札と1対1交換になってくれることだってないわけじゃないでしょう。
クリーチャー9枚のデッキになってしまったときには、穴埋めくらいにはなるのではないかと。
・《背教のドッペルゲンガー》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
要するに、警戒が付く《熱情》みたいなもんなんですが。
しかし、これは、ちょっと評価を間違えました。
D評価でいいと思います。
次回は黒のカードです。
つづくー。
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