M11シールド戦向け評価/その4
2010年7月24日 ゲームわたしの評価リストと、LSVの評価との比較です。
細かいことは既に書いたので省略。
今回は白のカード。
LSVのリストはこちらです。
http://strategy.channelfireball.com/featured-articles/magic-2011-set-review-white/
■評価が一致:《黄金のたてがみのアジャニ》4.0 《天使の調停者》4.0 《突撃するグリフィン》3.0 《悪斬の天使》4.5 《目潰しの魔道士》3.5 《天界の粛清》0.5 《雲の十字軍》3.0 《糾弾》3.0 《審判の日》3.5 《破門》2.5 《聖なる力》1.0 《清浄の名誉》2.5 《歴戦の歩兵》2.0 《模範の騎士》2.5 《神聖の力線》0.5 《平和な心》3.5 《宮殿の護衛》1.5 《ロック鳥の卵》2.5 《安全な道》2.5 《セラの高位僧》1.0 《包囲マストドン》1.0 《沈黙》0.0 《真面目な捧げ物》0.5 《戦隊の鷹》1.0-3.0 《嵐前線のペガサス》3.0 《太陽のタイタン》4.5 《不屈の宣教師》1.0 《復讐に燃えたアルコン》4.5 《テューンの戦僧》2.0 《野生のグリフィン》3.0
■LSVの方が評価が高い:
・《鎧をまとった上昇》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
コメントを読むと、LSVもそれほど高評価ってわけでもないようです。
普通はデッキに入るカードだ、という点ではお互いに一致してますが、白を選ぶ動機になるカードかどうか、という点で意見が異なります。
わたしは、LSVが指摘/示唆しているこのカードの欠点(平地が1枚しか出てなかったらそれほど強くない、バウンスや除去に弱い、他に飛行フィニッシャーがいるならばそもそも不要、等)を少し重視し過ぎているかもしれません。
・《力強い跳躍》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
《鼓舞する突撃》がずいぶん評価が低いのに比べると、ちょっと意外な感じがありました。
が、《鎧をまとった上昇》の評価が高いことと合わせて考えると、飛行が付くことに対する評価が高いんですね、どうやら。
わたしはこれは白い《巨大化》に過ぎないと思ってましたが、LSVのコメントを読むと、《天使の祝福》まで引き合いに出して、エンド・カードとしても評価していることが分かります。
《風をまとう突撃》は強かったので、その半分だと考えると、まあ、悪くないのかも。
機会があったら使ってみます。
・《セラの天使》4.0 > A評価(3.5相当)
4.0というと、「白のカードがこれ1枚だけでもタッチして使いたい」レベルのはずですけど、LSVは、けっこうダブル・シンボルのカードにもこのレベルの評価をするんですよね。
わたしは、なかなかダブル・シンボルのカードをタッチする気にはなれないのですが。
とはいえ、わたしの測度のS評価は、「白を使いたい気がものすごくする」レベルなので、ダブル・シンボルであることは、S評価にすることの障害にはなりません。
実際、わたしのS評価カード・リストはダブル・シンボルだらけ。
というわけで、わたしがこれをS評価にしないのは、別の理由です。
どのカードをA評価として、どのカードをS評価とするかは、セット毎に微妙に基準が変わります。
M11では、アンコモンに、5マナのパワー4飛行がいくつかいますけど、今回はそいつらを基準にA評価とS評価を分ける方針にしました。
つまり《セラの天使》がA評価なのは、《セラの天使》が基準カードだからです。
セラ天に特に恨みとかはないのです。
・《白騎士》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
LSVは、ここでの評価にプロ黒は反映させてはいないようです。
となると、《銀毛のライオン》の1.0が《白騎士》の3.0になっているのは、ひとえにその先制攻撃を評価してのことでしょう。
そう考えると、少し《白騎士》に甘いような気もするんですが。
■わたしの方が評価が高い:
・《アジャニのマントラ》0.5 < D評価(1.0-1.5相当)
このカードが弱いことには同意できますが、わたしはこれは基本土地よりは少し強いと思うのですが。
何らかの理由で白をやらざるを得ない状況で、どうしても他に入れるべきカードが見当たらなければ、これを入れといてもいいのかな、と思いますが。
・《アジャニの群れ仲間》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
そもそもLSVは、この環境は《灰色熊》をデッキに入れたい環境ではないと考えているようです。
確かに、評価ポイントだけで判断するに、ちょっと遅い環境ではありそうで、ということは、2マナ2/2には出番はないのかもしれません。
ただ、わたしはまだそこまでこの環境を見通せていないので、ここでは通常通り《灰色熊》にはC評価を与えています。
このあたりの基準は多くのカードに影響するところで、実戦の後に見直すことにしましょう。
・《先兵の精鋭》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
・《銀毛のライオン》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
同上です。
・《黄金光の蛾》0.5 < D評価(1.0-1.5相当)
低評価であることは一致してますが、わたしは、クリーチャーにはよほどのことがないとE評価は付けません。
19枚目の基本土地より弱いクリーチャーはそうそういないと思います。
こいつも、ちょっとはマシかと。
・《鼓舞する突撃》1.5 < B評価(3.0相当)
LSVのコメントを読むと、自分の生物が生き残らないようなコンバット・トリックじゃダメだ、ということのようです。
確かに、普通に使うと、ダメージはいっぱい入るけどカード・アドバンテージは失いがちですね、このカード。
しかし、カード・リストを眺めれば明らかですが、白を使うということは、飛行生物がそれなりにいるということです。
(そうでなければ、評価点が不足するはずで、白は使っていないでしょう。)
飛んでる生物の多いデッキにあっては、《鼓舞する突撃》はゲーム・エンド級だろうと思うんですが。
まあ、使ってみて見直してみます。
次回は青のカードです。
つづくー。
細かいことは既に書いたので省略。
今回は白のカード。
LSVのリストはこちらです。
http://strategy.channelfireball.com/featured-articles/magic-2011-set-review-white/
■評価が一致:《黄金のたてがみのアジャニ》4.0 《天使の調停者》4.0 《突撃するグリフィン》3.0 《悪斬の天使》4.5 《目潰しの魔道士》3.5 《天界の粛清》0.5 《雲の十字軍》3.0 《糾弾》3.0 《審判の日》3.5 《破門》2.5 《聖なる力》1.0 《清浄の名誉》2.5 《歴戦の歩兵》2.0 《模範の騎士》2.5 《神聖の力線》0.5 《平和な心》3.5 《宮殿の護衛》1.5 《ロック鳥の卵》2.5 《安全な道》2.5 《セラの高位僧》1.0 《包囲マストドン》1.0 《沈黙》0.0 《真面目な捧げ物》0.5 《戦隊の鷹》1.0-3.0 《嵐前線のペガサス》3.0 《太陽のタイタン》4.5 《不屈の宣教師》1.0 《復讐に燃えたアルコン》4.5 《テューンの戦僧》2.0 《野生のグリフィン》3.0
■LSVの方が評価が高い:
・《鎧をまとった上昇》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
コメントを読むと、LSVもそれほど高評価ってわけでもないようです。
普通はデッキに入るカードだ、という点ではお互いに一致してますが、白を選ぶ動機になるカードかどうか、という点で意見が異なります。
わたしは、LSVが指摘/示唆しているこのカードの欠点(平地が1枚しか出てなかったらそれほど強くない、バウンスや除去に弱い、他に飛行フィニッシャーがいるならばそもそも不要、等)を少し重視し過ぎているかもしれません。
・《力強い跳躍》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
《鼓舞する突撃》がずいぶん評価が低いのに比べると、ちょっと意外な感じがありました。
が、《鎧をまとった上昇》の評価が高いことと合わせて考えると、飛行が付くことに対する評価が高いんですね、どうやら。
わたしはこれは白い《巨大化》に過ぎないと思ってましたが、LSVのコメントを読むと、《天使の祝福》まで引き合いに出して、エンド・カードとしても評価していることが分かります。
《風をまとう突撃》は強かったので、その半分だと考えると、まあ、悪くないのかも。
機会があったら使ってみます。
・《セラの天使》4.0 > A評価(3.5相当)
4.0というと、「白のカードがこれ1枚だけでもタッチして使いたい」レベルのはずですけど、LSVは、けっこうダブル・シンボルのカードにもこのレベルの評価をするんですよね。
わたしは、なかなかダブル・シンボルのカードをタッチする気にはなれないのですが。
とはいえ、わたしの測度のS評価は、「白を使いたい気がものすごくする」レベルなので、ダブル・シンボルであることは、S評価にすることの障害にはなりません。
実際、わたしのS評価カード・リストはダブル・シンボルだらけ。
というわけで、わたしがこれをS評価にしないのは、別の理由です。
どのカードをA評価として、どのカードをS評価とするかは、セット毎に微妙に基準が変わります。
M11では、アンコモンに、5マナのパワー4飛行がいくつかいますけど、今回はそいつらを基準にA評価とS評価を分ける方針にしました。
つまり《セラの天使》がA評価なのは、《セラの天使》が基準カードだからです。
セラ天に特に恨みとかはないのです。
・《白騎士》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
LSVは、ここでの評価にプロ黒は反映させてはいないようです。
となると、《銀毛のライオン》の1.0が《白騎士》の3.0になっているのは、ひとえにその先制攻撃を評価してのことでしょう。
そう考えると、少し《白騎士》に甘いような気もするんですが。
■わたしの方が評価が高い:
・《アジャニのマントラ》0.5 < D評価(1.0-1.5相当)
このカードが弱いことには同意できますが、わたしはこれは基本土地よりは少し強いと思うのですが。
何らかの理由で白をやらざるを得ない状況で、どうしても他に入れるべきカードが見当たらなければ、これを入れといてもいいのかな、と思いますが。
・《アジャニの群れ仲間》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
そもそもLSVは、この環境は《灰色熊》をデッキに入れたい環境ではないと考えているようです。
確かに、評価ポイントだけで判断するに、ちょっと遅い環境ではありそうで、ということは、2マナ2/2には出番はないのかもしれません。
ただ、わたしはまだそこまでこの環境を見通せていないので、ここでは通常通り《灰色熊》にはC評価を与えています。
このあたりの基準は多くのカードに影響するところで、実戦の後に見直すことにしましょう。
・《先兵の精鋭》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
・《銀毛のライオン》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
同上です。
・《黄金光の蛾》0.5 < D評価(1.0-1.5相当)
低評価であることは一致してますが、わたしは、クリーチャーにはよほどのことがないとE評価は付けません。
19枚目の基本土地より弱いクリーチャーはそうそういないと思います。
こいつも、ちょっとはマシかと。
・《鼓舞する突撃》1.5 < B評価(3.0相当)
LSVのコメントを読むと、自分の生物が生き残らないようなコンバット・トリックじゃダメだ、ということのようです。
確かに、普通に使うと、ダメージはいっぱい入るけどカード・アドバンテージは失いがちですね、このカード。
しかし、カード・リストを眺めれば明らかですが、白を使うということは、飛行生物がそれなりにいるということです。
(そうでなければ、評価点が不足するはずで、白は使っていないでしょう。)
飛んでる生物の多いデッキにあっては、《鼓舞する突撃》はゲーム・エンド級だろうと思うんですが。
まあ、使ってみて見直してみます。
次回は青のカードです。
つづくー。
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