「基本セット2011」リリース・イベント 前半戦の成績
2010年8月12日 ゲームイベント開始からほぼ一週間が経過したので、前半戦の成績を振り返ってみたいと思います。
ここまでに、16人シールドに6回参加しました。
■成績
#1:9MP
#2:12MP
#3:3MP
#4:3MP
#5:9MP
#6:6MP
平均:7MP
ちょこっと勝ち越しです。
■収支
支出:144Tix
・参加費:144Tix
収入:159.4Tix
・ブースター・パック売却:114.98Tix
・カード売却:44.39Tix
というわけで、今のところちょっと儲かっています。
しかし、これを整理する目的は、別段「何パック取りました」とか自慢することではなく、カード評価基準を見直して、直すべきところは直し、後半戦につなげるためです。
それはどうだったかというと、こんなふうでした。
■デッキの評価点とゲーム勝率
表にまとめてみました。
デッキ:評価点:ゲーム成績とゲーム勝率
#1-白青:81点:7勝3敗=70.0%
#2-緑白タッチ青:80点:5勝3敗=62.5%
#2-白黒:78点:1勝0敗=100.0%
#2-黒緑タッチ青:80点:2勝0敗=100.0%
#3-黒緑タッチ赤:76点:1勝5敗=16.7%
#3-黒赤:59点:0勝2敗=0.0%
#4-白黒:75点:2勝5敗=28.6%
#4-黒緑:76点:0勝1敗=0.0%
#5-白青:83点:7勝2敗=77.8%
#6-黒緑タッチ白:83点:5勝2敗=71.4%
#6-青黒:78点:0勝2敗=0.0%
評価点は、メイン・デッキに入ったカードの評価点数の合計というわけではなく、下記の方法で計算しています。
つまり、与えられたプールのカードの中で、その色の組み合わせのデッキに入るカードの評価点を、高い方から順に23枚分合計した値です。
何故なら、どの色でデッキを組むかを決めるために評価点を使いたいのであって、組んだデッキの強さを評価したいわけではないからです。
ただし、色をタッチした場合は、実際にタッチしたカードの評価点を、ベースになった色の評価点に加え、タッチすることで抜けたカードの評価点を引いて求めています。
評価点とゲーム勝率の相関係数は、単純計算で0.606。
これは、評価点がゲーム勝率に影響する有力な要素であるとするのに十分な値だと思います。
4ゲーム以上を戦ったデッキだけに限定して相関係数を計算すると、何とオドロキの0.952。
これは、ほぼ、評価点でゲーム勝率が決まると言っていいレベルです。
つまり、ここまでのところ、カードの評価測度と、それに基づいた色の評価点の計算方法は、かなり精度が高いと言えると思います。
収支的には9MP(つまり、マッチで3勝1敗)が採算ラインとなりますが、そのためには、概ね80点以上のデッキが組めればいいことが分かってきました。
今後は、評価点が80点に満たないプールを引いた場合は、ちょっとムリしてでもタッチしていくようなやり方をしようかなと思っています。
■メイン・カラーの選択傾向
色:その色がメイン・カラーであるデッキで戦ったゲーム数
白:35
青:21
黒:28
赤:2
緑:24
この結果にはオドロキを禁じ得ません。
何故なら、パックに入っているその色のカードの評価点の合計値の期待値は、次の通りだからです。
白:8.40
青:8.10
黒:8.45
赤:6.84
緑:7.46
赤が使われないのは良く分かります。
が、白が(青や黒も引き離して)ダントツのトップであることや、緑が青より使われていることは、評価点から言っても、わたしのこれまでのシールド戦で使う色の傾向から言っても、異例のことです。
このまま、たまには緑を使うことも覚えてくれたらいいんですが。ヒトゴトみたいですけど。
■カード評価
ここまで精度が高いと、あんまり変える必要もないような気がしてくるのですが、それでも少し気がついたところをまとめておこうと思います。
LSVとの評価の違いで気になったあたりを中心に。
・2マナ(以下)のパワー2生物
具体的に言うと、《先兵の精鋭》《銀毛のライオン》《テューンの戦僧》《アジャニの群れ仲間》《ルーン爪の熊》あたりのカードの評価です。
LSVはこれらを低評価にしていて、わたしはC評価だったんですが、どうやらLSVが正しいみたいです。
デッキに入っていても役に立つことはほとんどないですし、サイドボーディングで抜けていきます。
相手が緑のときだけ入れればいいかな。
メインから使うのっていうと、《夜の子》くらいですか。これはLSVも2.5で一致してましたけれど。
《ゴブリンの長槍使い》は、そもそも赤が使われないので、使ったことも使われたこともないです。
・赤の中堅/大型クリーチャー
《峡谷のミノタウルス》《血の峠の狂戦士》《火の召使い》《大地の召使い》あたりのことです。
わたしはD評価にしていて、LSVはB~C評価だったのですが。
これはわたしの方が正しかったと思うんですが。
わたしは赤の評価が低いので、ほとんど使わないから当然としても、対戦相手の使うデッキでも、赤がメインに入ってるのなんてほとんどないです。
《峡谷のミノタウルス》と《火の召使い》をそれぞれ一度だけ見ましたが、それ以外は見たことすらなし。
・緑のファッティ
《針刺ワーム》《ヤヴィマヤのワーム》《夕暮れ谷のワーム》ですが。
思った以上に活躍しません。
自分が使うにしても、相手が使うにしても。
というか、自分は少しムリして使うけど、相手が使うことはほとんどない感じです。
《針刺ワーム》はまだそれでも良く見かけますし、地上膠着要員として(そして運がよければアタッカーとして)活躍します。
《ヤヴィマヤのワーム》は単に6マナの《針刺ワーム》でした。
そもそもこいつが出てくる頃にはゲームはほぼ終ってます。
C評価でいいと思います。
《夕暮れ谷のワーム》なんて一度しか見たことないです。こいつはD評価に格下げ決定。
ちょっと話題がズレますけど、同じ理由で《嵐潮のリバイアサン》も格下げでしょう。
・《鼓舞する突撃》
思ったより弱かった・・・。
C評価に下げようと思います。
そんなに都合良くクリーチャー並ばないし、並んでたら勝ってるし。
・《大気の召使い》
ごめんなさい。これS評価でした。
結局、《ヤヴィマヤのワーム》やら《業火のタイタン》やらが殴って勝つゲームなんてほとんどなくて、多くのゲームでは、飛行クリーチャーが殴って勝ちます。
出てるだけで飛行クリーチャーを完封し、《平和な心》でも止まらない《大気の精霊》は、ゲームを終わらせるケースが実に多いです。
・《森のレインジャー》
緑のマナ・サポート・カード、つまり、《ラノワールのエルフ》《極楽鳥》《耕作》《森のレインジャー》に、LSVはB評価相当を付けていて、わたしはC評価でした。
《ラノワールのエルフ》《極楽鳥》と《耕作》には、マナ加速という意味があるので、わたしの再評価はまだ保留中です。
が、《森のレインジャー》については結論が出たと思います。
これは、多色サポートという点でのみ意味があるカードだと思います。
つまり、3色目に触る必要のあるプールに当たったときにのみ、緑を選ぶ理由になるカードで、そうでないなら緑を選ぶ理由にはならないと思います。
とはいえ、2色で80点デッキが組めるプールに当たることはそれほど多くはないので、結局意識せざるを得ないことが多いんですけどね。
でも、だからと言って、このカードの単体での評価点を上げるのは間違いで、タッチするカードによってデッキの評価点が上がることが、つまるところ、こいつの評価なのだ、という見方が正しいと思いました。
・《蔦の壁》
これ強いです。
どんなデッキにも強いわけじゃなくて、白青飛行と当たったとき限定の強さなので、評価はD評価据え置きでいいと思いますが。
でも、勝ち上がっていけばいくほど、白青飛行と当たる率は高まるので、けっこう頼りになります。
他にも例えばプレインズウォーカーを引いたときは、緑を使う理由の一つになるカードかもしれません。
とりあえずこんなとこですかなー。
というわけで、このまま緑を使い続けそうな気はあんまりしなくなってきました。
後半戦もガンバルー.
ここまでに、16人シールドに6回参加しました。
■成績
#1:9MP
#2:12MP
#3:3MP
#4:3MP
#5:9MP
#6:6MP
平均:7MP
ちょこっと勝ち越しです。
■収支
支出:144Tix
・参加費:144Tix
収入:159.4Tix
・ブースター・パック売却:114.98Tix
・カード売却:44.39Tix
というわけで、今のところちょっと儲かっています。
しかし、これを整理する目的は、別段「何パック取りました」とか自慢することではなく、カード評価基準を見直して、直すべきところは直し、後半戦につなげるためです。
それはどうだったかというと、こんなふうでした。
■デッキの評価点とゲーム勝率
表にまとめてみました。
デッキ:評価点:ゲーム成績とゲーム勝率
#1-白青:81点:7勝3敗=70.0%
#2-緑白タッチ青:80点:5勝3敗=62.5%
#2-白黒:78点:1勝0敗=100.0%
#2-黒緑タッチ青:80点:2勝0敗=100.0%
#3-黒緑タッチ赤:76点:1勝5敗=16.7%
#3-黒赤:59点:0勝2敗=0.0%
#4-白黒:75点:2勝5敗=28.6%
#4-黒緑:76点:0勝1敗=0.0%
#5-白青:83点:7勝2敗=77.8%
#6-黒緑タッチ白:83点:5勝2敗=71.4%
#6-青黒:78点:0勝2敗=0.0%
評価点は、メイン・デッキに入ったカードの評価点数の合計というわけではなく、下記の方法で計算しています。
つまり、与えられたプールのカードの中で、その色の組み合わせのデッキに入るカードの評価点を、高い方から順に23枚分合計した値です。
何故なら、どの色でデッキを組むかを決めるために評価点を使いたいのであって、組んだデッキの強さを評価したいわけではないからです。
ただし、色をタッチした場合は、実際にタッチしたカードの評価点を、ベースになった色の評価点に加え、タッチすることで抜けたカードの評価点を引いて求めています。
評価点とゲーム勝率の相関係数は、単純計算で0.606。
これは、評価点がゲーム勝率に影響する有力な要素であるとするのに十分な値だと思います。
4ゲーム以上を戦ったデッキだけに限定して相関係数を計算すると、何とオドロキの0.952。
これは、ほぼ、評価点でゲーム勝率が決まると言っていいレベルです。
つまり、ここまでのところ、カードの評価測度と、それに基づいた色の評価点の計算方法は、かなり精度が高いと言えると思います。
収支的には9MP(つまり、マッチで3勝1敗)が採算ラインとなりますが、そのためには、概ね80点以上のデッキが組めればいいことが分かってきました。
今後は、評価点が80点に満たないプールを引いた場合は、ちょっとムリしてでもタッチしていくようなやり方をしようかなと思っています。
■メイン・カラーの選択傾向
色:その色がメイン・カラーであるデッキで戦ったゲーム数
白:35
青:21
黒:28
赤:2
緑:24
この結果にはオドロキを禁じ得ません。
何故なら、パックに入っているその色のカードの評価点の合計値の期待値は、次の通りだからです。
白:8.40
青:8.10
黒:8.45
赤:6.84
緑:7.46
赤が使われないのは良く分かります。
が、白が(青や黒も引き離して)ダントツのトップであることや、緑が青より使われていることは、評価点から言っても、わたしのこれまでのシールド戦で使う色の傾向から言っても、異例のことです。
このまま、たまには緑を使うことも覚えてくれたらいいんですが。ヒトゴトみたいですけど。
■カード評価
ここまで精度が高いと、あんまり変える必要もないような気がしてくるのですが、それでも少し気がついたところをまとめておこうと思います。
LSVとの評価の違いで気になったあたりを中心に。
・2マナ(以下)のパワー2生物
具体的に言うと、《先兵の精鋭》《銀毛のライオン》《テューンの戦僧》《アジャニの群れ仲間》《ルーン爪の熊》あたりのカードの評価です。
LSVはこれらを低評価にしていて、わたしはC評価だったんですが、どうやらLSVが正しいみたいです。
デッキに入っていても役に立つことはほとんどないですし、サイドボーディングで抜けていきます。
相手が緑のときだけ入れればいいかな。
メインから使うのっていうと、《夜の子》くらいですか。これはLSVも2.5で一致してましたけれど。
《ゴブリンの長槍使い》は、そもそも赤が使われないので、使ったことも使われたこともないです。
・赤の中堅/大型クリーチャー
《峡谷のミノタウルス》《血の峠の狂戦士》《火の召使い》《大地の召使い》あたりのことです。
わたしはD評価にしていて、LSVはB~C評価だったのですが。
これはわたしの方が正しかったと思うんですが。
わたしは赤の評価が低いので、ほとんど使わないから当然としても、対戦相手の使うデッキでも、赤がメインに入ってるのなんてほとんどないです。
《峡谷のミノタウルス》と《火の召使い》をそれぞれ一度だけ見ましたが、それ以外は見たことすらなし。
・緑のファッティ
《針刺ワーム》《ヤヴィマヤのワーム》《夕暮れ谷のワーム》ですが。
思った以上に活躍しません。
自分が使うにしても、相手が使うにしても。
というか、自分は少しムリして使うけど、相手が使うことはほとんどない感じです。
《針刺ワーム》はまだそれでも良く見かけますし、地上膠着要員として(そして運がよければアタッカーとして)活躍します。
《ヤヴィマヤのワーム》は単に6マナの《針刺ワーム》でした。
そもそもこいつが出てくる頃にはゲームはほぼ終ってます。
C評価でいいと思います。
《夕暮れ谷のワーム》なんて一度しか見たことないです。こいつはD評価に格下げ決定。
ちょっと話題がズレますけど、同じ理由で《嵐潮のリバイアサン》も格下げでしょう。
・《鼓舞する突撃》
思ったより弱かった・・・。
C評価に下げようと思います。
そんなに都合良くクリーチャー並ばないし、並んでたら勝ってるし。
・《大気の召使い》
ごめんなさい。これS評価でした。
結局、《ヤヴィマヤのワーム》やら《業火のタイタン》やらが殴って勝つゲームなんてほとんどなくて、多くのゲームでは、飛行クリーチャーが殴って勝ちます。
出てるだけで飛行クリーチャーを完封し、《平和な心》でも止まらない《大気の精霊》は、ゲームを終わらせるケースが実に多いです。
・《森のレインジャー》
緑のマナ・サポート・カード、つまり、《ラノワールのエルフ》《極楽鳥》《耕作》《森のレインジャー》に、LSVはB評価相当を付けていて、わたしはC評価でした。
《ラノワールのエルフ》《極楽鳥》と《耕作》には、マナ加速という意味があるので、わたしの再評価はまだ保留中です。
が、《森のレインジャー》については結論が出たと思います。
これは、多色サポートという点でのみ意味があるカードだと思います。
つまり、3色目に触る必要のあるプールに当たったときにのみ、緑を選ぶ理由になるカードで、そうでないなら緑を選ぶ理由にはならないと思います。
とはいえ、2色で80点デッキが組めるプールに当たることはそれほど多くはないので、結局意識せざるを得ないことが多いんですけどね。
でも、だからと言って、このカードの単体での評価点を上げるのは間違いで、タッチするカードによってデッキの評価点が上がることが、つまるところ、こいつの評価なのだ、という見方が正しいと思いました。
・《蔦の壁》
これ強いです。
どんなデッキにも強いわけじゃなくて、白青飛行と当たったとき限定の強さなので、評価はD評価据え置きでいいと思いますが。
でも、勝ち上がっていけばいくほど、白青飛行と当たる率は高まるので、けっこう頼りになります。
他にも例えばプレインズウォーカーを引いたときは、緑を使う理由の一つになるカードかもしれません。
とりあえずこんなとこですかなー。
というわけで、このまま緑を使い続けそうな気はあんまりしなくなってきました。
後半戦もガンバルー.
コメント