「基本セット2011」リリース・イベントの成績
2010年8月18日 ゲーム2週間のリリース・イベントでしたが、終了ですなー。
後半戦は、週末のイベントの準備などもあって、あまり参加できませんでしたが、成績をまとめてみたいと思います。
■成績
#1:9MP
#2:12MP
#3:3MP
#4:3MP
#5:9MP
#6:6MP
#7:9MP
#8:6MP
#9:9MP
#10:3MP
平均:6.9MP
まあ勝ち越しですが、#10が響いて、アベレージは少し下げてしまいました。
■収支(現時点まで)
支出:240Tix
・参加費:240Tix
収入:250.99Tix
・ブースター・パック売却:186.19Tix
・カード売却:64.80Tix
差し引き10.99Tixの儲けになりました。
散々遊んだ上に資産まで増えちゃって濡れ手に粟ですなー。
■デッキの評価点とゲーム勝率
表にまとめてみました。
デッキ:評価点:ゲーム成績とゲーム勝率
#1-白青:81点:7勝3敗=70.0%
#2-緑白タッチ青:80点:5勝3敗=62.5%
#2-白黒:78点:1勝0敗=100.0%
#2-黒緑タッチ青:80点:2勝0 敗=100.0%
#3-黒緑タッチ赤:76点:1勝5敗=16.7%
#3-黒赤:59点:0勝2敗=0.0%
#4-白黒:75 点:2勝5敗=28.6%
#4-黒緑:76点:0勝1敗=0.0%
#5-白青:83点:7勝2敗=77.8%
#6-黒緑タッチ白:83点:5勝2敗=71.4%
#6-青黒:78点:0勝2敗=0.0%
#7-青黒タッチ白:90点:6勝2敗=75.0%
#8-黒赤タッチ青:79点:3勝4敗=42.9%
#8-赤緑:66点:1勝1敗=50.0%
#9-赤白:79点:6勝4敗=60.0%
#10-黒緑タッチ赤白:77点:5勝7敗=41.7%
評価点の計算についてはこないだ書いたばっかですが、もう一度書いときますと、与えられたプールのカードの中で、その色の組み合わせのデッキに入るカードの評価点を、高い方から順に23枚分合計した値です。
ただし、色をタッチした場合は、実際にタッチしたカードの評価点を、ベースになった色の評価点に加え、タッチすることで抜けたカードの評価点を引いて求めています。
その理由は前回書いた通りです。
評価点とゲーム勝率の相関係数は、単純計算で0.405。
中間評価時点と比べると下がりました。
が、サイド後のデッキは、基本、それが有利と思われるデッキに対して使うわけで、ノイズが大きいです。
4ゲーム以上使ったデッキに限ると、0.809で、十分に高い相関があります。
それでも中間評価時点と比べると精度が下がっています。
この理由は、評価点だけ高いけど弱いデッキが交じっているからではないかと思います。
つまり、採算ラインの9MPを確保するには80点デッキが必要そうだ、ということが分かったため、それより弱いプールを引いたときに、なんとか評価点を80点に近づけようとして、ムリなタッチをしたということです。
そうしなかったらもっと勝ってたかというとそんなことはないだろうとは思いますが、評価点とゲーム勝率との相関という意味ではノイズになります。
この問題をどうするか、次回までに考えることにしましょう。
■メイン・カラーの選択傾向
色:その色がメイン・カラーであるデッキで戦ったゲーム数
白:46:24%
青:30:16%
黒:55:29%
赤:21:11%
緑:38:20%
中間評価のときに比べて、赤が最も増えました。
特に赤のカードの評価を上げた記憶はないんですが。
緑と白のコモン生物の評価を下げたので、相対的な効果があったかもしれません。
そして、トップの座は白から黒に代わりました。
パックに入っているその色のカードの評価点の合計値の期待値は、次の通りであり、
白:8.40
青:8.10
黒:8.45
赤:6.84
緑:7.46
(し、しまった。中間評価より前、評価点を修正する前の数字を載せてしまいました。
修正後の正しい数値は次の通りです。
白:7.95
青:8.14
黒:8.45
赤:6.84
緑:7.01)
黒と白が並んで最も多く使われるというのは、良く理解できます。
コモン生物の評価点を下げたにも関わらず、緑が3位のままなのは、多色化と関係がありそうです。
つまり、2色の評価点では最高でも72点とか73点とかのパックに当たってしまった場合、3色目をタッチせざるを得なくなりますが、そのとき、緑を軸にすることで、《森のレインジャー》や《耕作》から多色化すると、デッキが安定します。
緑の評価点があまり高くないカード・プールであっても、3色目を安定してタッチできることによって、完成したデッキの評価点を高くできる場合があり、緑が評価以上に使用される原因になっています。
■感想
「基本セット2011」では、この評価方針は概ね成功したと思います。
が、「ワールドウェイク」「エルドラージ覚醒」では、あまりうまくいってなかったことを思い返すと、もしかすると、何か「基本セット2011」に独特の事情が、この評価方法とマッチしただけかもしれません。
いったいどういう事情なんですかなー。
次回「Scars of Mirrodin」までに考えてみましょう。
後半戦は、週末のイベントの準備などもあって、あまり参加できませんでしたが、成績をまとめてみたいと思います。
■成績
#1:9MP
#2:12MP
#3:3MP
#4:3MP
#5:9MP
#6:6MP
#7:9MP
#8:6MP
#9:9MP
#10:3MP
平均:6.9MP
まあ勝ち越しですが、#10が響いて、アベレージは少し下げてしまいました。
■収支(現時点まで)
支出:240Tix
・参加費:240Tix
収入:250.99Tix
・ブースター・パック売却:186.19Tix
・カード売却:64.80Tix
差し引き10.99Tixの儲けになりました。
散々遊んだ上に資産まで増えちゃって濡れ手に粟ですなー。
■デッキの評価点とゲーム勝率
表にまとめてみました。
デッキ:評価点:ゲーム成績とゲーム勝率
#1-白青:81点:7勝3敗=70.0%
#2-緑白タッチ青:80点:5勝3敗=62.5%
#2-白黒:78点:1勝0敗=100.0%
#2-黒緑タッチ青:80点:2勝0 敗=100.0%
#3-黒緑タッチ赤:76点:1勝5敗=16.7%
#3-黒赤:59点:0勝2敗=0.0%
#4-白黒:75 点:2勝5敗=28.6%
#4-黒緑:76点:0勝1敗=0.0%
#5-白青:83点:7勝2敗=77.8%
#6-黒緑タッチ白:83点:5勝2敗=71.4%
#6-青黒:78点:0勝2敗=0.0%
#7-青黒タッチ白:90点:6勝2敗=75.0%
#8-黒赤タッチ青:79点:3勝4敗=42.9%
#8-赤緑:66点:1勝1敗=50.0%
#9-赤白:79点:6勝4敗=60.0%
#10-黒緑タッチ赤白:77点:5勝7敗=41.7%
評価点の計算についてはこないだ書いたばっかですが、もう一度書いときますと、与えられたプールのカードの中で、その色の組み合わせのデッキに入るカードの評価点を、高い方から順に23枚分合計した値です。
ただし、色をタッチした場合は、実際にタッチしたカードの評価点を、ベースになった色の評価点に加え、タッチすることで抜けたカードの評価点を引いて求めています。
その理由は前回書いた通りです。
評価点とゲーム勝率の相関係数は、単純計算で0.405。
中間評価時点と比べると下がりました。
が、サイド後のデッキは、基本、それが有利と思われるデッキに対して使うわけで、ノイズが大きいです。
4ゲーム以上使ったデッキに限ると、0.809で、十分に高い相関があります。
それでも中間評価時点と比べると精度が下がっています。
この理由は、評価点だけ高いけど弱いデッキが交じっているからではないかと思います。
つまり、採算ラインの9MPを確保するには80点デッキが必要そうだ、ということが分かったため、それより弱いプールを引いたときに、なんとか評価点を80点に近づけようとして、ムリなタッチをしたということです。
そうしなかったらもっと勝ってたかというとそんなことはないだろうとは思いますが、評価点とゲーム勝率との相関という意味ではノイズになります。
この問題をどうするか、次回までに考えることにしましょう。
■メイン・カラーの選択傾向
色:その色がメイン・カラーであるデッキで戦ったゲーム数
白:46:24%
青:30:16%
黒:55:29%
赤:21:11%
緑:38:20%
中間評価のときに比べて、赤が最も増えました。
特に赤のカードの評価を上げた記憶はないんですが。
緑と白のコモン生物の評価を下げたので、相対的な効果があったかもしれません。
そして、トップの座は白から黒に代わりました。
パックに入っているその色のカードの評価点の合計値の期待値は、次の通りであり、
白:8.40
青:8.10
黒:8.45
赤:6.84
緑:7.46
(し、しまった。中間評価より前、評価点を修正する前の数字を載せてしまいました。
修正後の正しい数値は次の通りです。
白:7.95
青:8.14
黒:8.45
赤:6.84
緑:7.01)
黒と白が並んで最も多く使われるというのは、良く理解できます。
コモン生物の評価点を下げたにも関わらず、緑が3位のままなのは、多色化と関係がありそうです。
つまり、2色の評価点では最高でも72点とか73点とかのパックに当たってしまった場合、3色目をタッチせざるを得なくなりますが、そのとき、緑を軸にすることで、《森のレインジャー》や《耕作》から多色化すると、デッキが安定します。
緑の評価点があまり高くないカード・プールであっても、3色目を安定してタッチできることによって、完成したデッキの評価点を高くできる場合があり、緑が評価以上に使用される原因になっています。
■感想
「基本セット2011」では、この評価方針は概ね成功したと思います。
が、「ワールドウェイク」「エルドラージ覚醒」では、あまりうまくいってなかったことを思い返すと、もしかすると、何か「基本セット2011」に独特の事情が、この評価方法とマッチしただけかもしれません。
いったいどういう事情なんですかなー。
次回「Scars of Mirrodin」までに考えてみましょう。
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