SOMシールド戦向け評価/その7
2010年10月18日 ゲームわたしの評価リストと、LSVの評価との比較です。
細かいことは既に書いたので省略。
今回は赤のカード。
LSVのリストはこちらです。
http://www.channelfireball.com/articles/scars-of-mirrodin-set-review-red/
■評価が一致:《突撃のストロボ》0.5 《連射のオーガ》3.0 《刃族の狂戦士》1.5-3.0 《血まなこの練習生》1.5 《知性の爆発》4.5 《鉄を食うもの》2.0 《ゴブリンの小槌打ち》1.0 《蔵製錬のドラゴン》4.5 《カルドーサのフェニックス》4.0 《カルドーサの再誕》0.5 《地形の融解》0.5 《溶鉄の精神》0.0 《オーガの装具奪い》1.0 《オキシダの向こう見ず》1.0 《岩滓の精霊》0.5 《トンネルのイグナス》0.5 《金屑化》3.5 《ヴァルショクの心臓焚き》1.0
■LSVの方が評価が高い:
・《電弧の痕跡》4.0 > B評価(3.0相当)
LSVによれば、ターン1呪文爆弾、ターン2マナ・マイア、ターン3《金属の駿馬》なんていうぶん回りも止められるいい呪文だそうです。
確かに、たったの2マナでほぼ常に1対2交換の取れるであろう良いカードですが、これでは3/3飛行は落ちないんです。
・《燃えさし鍛冶》4.5 > B評価(3.0相当)
あれ? 何かテキストを見間違えたかしら?
えーと、基本は、5ターンに2回くらい、自分のターンにだけ撃てるピンガーですよね。
それで、こいつでタフネス2のクリーチャーを殺そうと思ったら、2枚のアーティファクト・カードと最低4マナがいるんですよね。
「基本セット2011」の評価で、LSVは《放蕩紅蓮術士》に4.0を付けていましたが、第一印象では《放蕩紅蓮術士》の方が強そうです。環境の違いはあるにせよ。
・《炎生まれのヘリオン》2.0 > D評価(0.0-1.5相当)
6マナ払うなら、これよりいいカードはあるだろう、というかあって欲しいと思いますがどうでしょう。
2.0ということは、LSVが赤をやるときは70%これを使うんですよね。
ホントかな。
・《炉の式典》2.0-4.0 > D評価(0.0-1.5相当)
これはシナジー指向のカードなので、シールド戦の場合は、カード・プールがそれを許すならば使えばいいし、そうでないなら使わなければいいという種類のものだと思います。
一方LSVは、この環境には大量の呪文爆弾や模造品が溢れているのだから、遅い順目でこれをピックしたって全然構わないみたいなことを言ってます。
まあそうかもしれません。
それを判断するには、オフ・カラーの呪文爆弾をデッキに入れることがどのくらい正当化できるのか実戦を通じて体得しないといけませんね。
でも、それが正しいとしても、ピーク評価がSというのは付け過ぎじゃないかしら。
3/3飛行を撃墜するのに、少なくとも4マナとカード2枚必要なんですよね。
大きなカード・アドバンテージが取れる可能性が高いので、A評価までは付けてもいいですが。
それともそういう考え方をするからいけなくて、生物で10点削ったら残りの10点をこのカードで削るという勢いなのかしら。
・《感電破》4.0 > A評価(3.5相当)
LSVは、金属術をやってようがどうしようがいいカードだ、と言ってます。
それはその通りです。
しかし、わたしの基準では《ショック》はB評価止まりです。
A評価にしているのは、こいつを4点火力として使いたい頃には金属術が達成されているであろうという前提に基づいています。
しかし、これがあっても勝てるわけではないのでS評価は付けられません。
LSVがSをつけているのはタッチ可能だからでしょう。
・《槌のコス》4.0 > A評価(3.5相当)
5マナ4/4速攻は単純に強いですなー。
LSVのコメントを読むと、こいつは攻めてるときには鬼のようだけど守ってるときには何もしてくれない、本当の爆弾とは負けてるゲームをひっくり返してくれるカードだ、と書いてます。
まさにその通りと思います。
それなのに何故4.0なのかしら。
たぶん、攻めてるときの強さがホントに鬼だからでしょうね。
大きめのクロックを刻まれている状態でない限り、ほぼ確実に勝ちをもたらしてくれます。
そこは少し迷ったところですが、当面は原則に従ってA評価でいってみます。
・《オキシダの屑鉄溶かし》4.5 > A評価(3.5相当)
これも、この優先度でピックしないと手に入らないということではないかと思いますが。
LSV自身が言ってますが、すべてのデッキが殺すべきクリーチャーを使っているのに対して、すべてのデッキが壊すべきアーティファクトを使ってるとは限りません。
したがって、確定クリーチャー除去が無条件にA評価でいいのに対して、確定アーティファクト除去はA評価にはならないのです。
このカードはそれに3/3クリーチャーがついてくるので、一段階評価を上げています。
でも決してボムではないと思うんですが。
・《粉砕》4.0 > B評価(3.0相当)
《オキシダの屑鉄溶かし》と同じハナシでしょう。
平均的には相手のB評価アーティファクトと交換になるでしょうから、B評価でいいと思います。
・《トゲ撃ちの古老》4.5 > A評価(3.5相当)
強いカードであることは間違いありません。
タフネス1がけっこういる環境ですから、大きなアドバンテージを取れる可能性は高いので、A評価にしました。
しかし、そのままでは3/3飛行を撃ち落すこともできないですし、S評価は付けられませんでした。
LSVは、装備品を使えば出力は上がると言っています。
それは確かにそうですが、シールド戦では実際そういう装備品がプールにあるときに考えればいいハナシです。
■わたしの方が評価が高い:なし。ありゃりゃ。
次回は緑のカードです。
つづくー。
細かいことは既に書いたので省略。
今回は赤のカード。
LSVのリストはこちらです。
http://www.channelfireball.com/articles/scars-of-mirrodin-set-review-red/
■評価が一致:《突撃のストロボ》0.5 《連射のオーガ》3.0 《刃族の狂戦士》1.5-3.0 《血まなこの練習生》1.5 《知性の爆発》4.5 《鉄を食うもの》2.0 《ゴブリンの小槌打ち》1.0 《蔵製錬のドラゴン》4.5 《カルドーサのフェニックス》4.0 《カルドーサの再誕》0.5 《地形の融解》0.5 《溶鉄の精神》0.0 《オーガの装具奪い》1.0 《オキシダの向こう見ず》1.0 《岩滓の精霊》0.5 《トンネルのイグナス》0.5 《金屑化》3.5 《ヴァルショクの心臓焚き》1.0
■LSVの方が評価が高い:
・《電弧の痕跡》4.0 > B評価(3.0相当)
LSVによれば、ターン1呪文爆弾、ターン2マナ・マイア、ターン3《金属の駿馬》なんていうぶん回りも止められるいい呪文だそうです。
確かに、たったの2マナでほぼ常に1対2交換の取れるであろう良いカードですが、これでは3/3飛行は落ちないんです。
・《燃えさし鍛冶》4.5 > B評価(3.0相当)
あれ? 何かテキストを見間違えたかしら?
えーと、基本は、5ターンに2回くらい、自分のターンにだけ撃てるピンガーですよね。
それで、こいつでタフネス2のクリーチャーを殺そうと思ったら、2枚のアーティファクト・カードと最低4マナがいるんですよね。
「基本セット2011」の評価で、LSVは《放蕩紅蓮術士》に4.0を付けていましたが、第一印象では《放蕩紅蓮術士》の方が強そうです。環境の違いはあるにせよ。
・《炎生まれのヘリオン》2.0 > D評価(0.0-1.5相当)
6マナ払うなら、これよりいいカードはあるだろう、というかあって欲しいと思いますがどうでしょう。
2.0ということは、LSVが赤をやるときは70%これを使うんですよね。
ホントかな。
・《炉の式典》2.0-4.0 > D評価(0.0-1.5相当)
これはシナジー指向のカードなので、シールド戦の場合は、カード・プールがそれを許すならば使えばいいし、そうでないなら使わなければいいという種類のものだと思います。
一方LSVは、この環境には大量の呪文爆弾や模造品が溢れているのだから、遅い順目でこれをピックしたって全然構わないみたいなことを言ってます。
まあそうかもしれません。
それを判断するには、オフ・カラーの呪文爆弾をデッキに入れることがどのくらい正当化できるのか実戦を通じて体得しないといけませんね。
でも、それが正しいとしても、ピーク評価がSというのは付け過ぎじゃないかしら。
3/3飛行を撃墜するのに、少なくとも4マナとカード2枚必要なんですよね。
大きなカード・アドバンテージが取れる可能性が高いので、A評価までは付けてもいいですが。
それともそういう考え方をするからいけなくて、生物で10点削ったら残りの10点をこのカードで削るという勢いなのかしら。
・《感電破》4.0 > A評価(3.5相当)
LSVは、金属術をやってようがどうしようがいいカードだ、と言ってます。
それはその通りです。
しかし、わたしの基準では《ショック》はB評価止まりです。
A評価にしているのは、こいつを4点火力として使いたい頃には金属術が達成されているであろうという前提に基づいています。
しかし、これがあっても勝てるわけではないのでS評価は付けられません。
LSVがSをつけているのはタッチ可能だからでしょう。
・《槌のコス》4.0 > A評価(3.5相当)
5マナ4/4速攻は単純に強いですなー。
LSVのコメントを読むと、こいつは攻めてるときには鬼のようだけど守ってるときには何もしてくれない、本当の爆弾とは負けてるゲームをひっくり返してくれるカードだ、と書いてます。
まさにその通りと思います。
それなのに何故4.0なのかしら。
たぶん、攻めてるときの強さがホントに鬼だからでしょうね。
大きめのクロックを刻まれている状態でない限り、ほぼ確実に勝ちをもたらしてくれます。
そこは少し迷ったところですが、当面は原則に従ってA評価でいってみます。
・《オキシダの屑鉄溶かし》4.5 > A評価(3.5相当)
これも、この優先度でピックしないと手に入らないということではないかと思いますが。
LSV自身が言ってますが、すべてのデッキが殺すべきクリーチャーを使っているのに対して、すべてのデッキが壊すべきアーティファクトを使ってるとは限りません。
したがって、確定クリーチャー除去が無条件にA評価でいいのに対して、確定アーティファクト除去はA評価にはならないのです。
このカードはそれに3/3クリーチャーがついてくるので、一段階評価を上げています。
でも決してボムではないと思うんですが。
・《粉砕》4.0 > B評価(3.0相当)
《オキシダの屑鉄溶かし》と同じハナシでしょう。
平均的には相手のB評価アーティファクトと交換になるでしょうから、B評価でいいと思います。
・《トゲ撃ちの古老》4.5 > A評価(3.5相当)
強いカードであることは間違いありません。
タフネス1がけっこういる環境ですから、大きなアドバンテージを取れる可能性は高いので、A評価にしました。
しかし、そのままでは3/3飛行を撃ち落すこともできないですし、S評価は付けられませんでした。
LSVは、装備品を使えば出力は上がると言っています。
それは確かにそうですが、シールド戦では実際そういう装備品がプールにあるときに考えればいいハナシです。
■わたしの方が評価が高い:なし。ありゃりゃ。
次回は緑のカードです。
つづくー。
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