SOMシールド戦向け評価/その10
2010年10月21日 ゲームどうにかリリース・イベントに間に合いました。
わたしの評価リストと、LSVの評価との比較です。
細かいことは既に書いたので省略。
今回はアーティファクト・カードの後半と、全体のまとめです。
■わたしの方が評価が高い:
・《アージェンタムの鎧》2.0 < A評価(3.5相当)
LSVは、「ミラディン」のとき《カルドラの剣》がどれだけヒドいカードだったか思い出せ、と言ってます。
なるほど、そう言われてみればそうかも。
しかし一方で、シールドならそこまで悪くないとも言ってます。
これは同感で、ドラフトは5マナ勝負かもしれませんが、シールド戦は7マナくらいまではけっこう出そうだと思います。
とりあえず、悪くない方に賭けてみたいと思いますが。
・《ゴーレムの職工》3.0 < A評価(3.5相当)
リメイキング《カマキリ・エンジン》。
LSVのコメントを読むと、全部の能力がアグロ向けのものでなかったら良かったのに、てなことが書いてあります。
おやそうですか。
わたしはこれでも十分だと思いますけども。
しかし、4マナを越えると途端に評価が厳しくなりますね。
・《大石弓》2.5 < B評価(3.0相当)
これは重過ぎるそうです。
そりゃまあそうですが、クリーチャーが2体いさえすれば4マナで2点ティム打ち放題というのはけっこう制圧力あると思いますが。
ドラフトとシールドの速度差も影響しているかもしれません。
・《浸透のレンズ》2.5 < B評価(3.0相当)
LSVによれば、Josh Utter-Leytonはこれを装備しているクリーチャーをブロックするくらいなら殴り殺される方を選ぶそうです。
膠着状態で引いてきたときにすぐに役立つのがエラいと思います。
シールド戦の場合、《ダークスティールのマイア》みたいなクリーチャーを使う人もけっこういますし。
・《光明の大砲》2.0 < A評価(3.5相当)
LSVによれば、4ターンに1つパーマネントを壊すだけでは遅過ぎるそうです。
増殖が使えるデッキならもっと価値が高いとは言ってますが。
最初にぶっ放せるのが、最速でもターン6で、普通はもっと遅いでしょうから、まあそうかも。
一方で、ドラフトとシールドの速度差が影響している可能性もあるかも。
とりあえずこの評価で、もしも使う機会があったらまた考えてみましょう。
・《屍賊の死のマント》3.0 < A評価(3.5相当)
どうもわたしはLSVよりも遅いカードを高評価する傾向があるようです。
シールド戦専用の評価だからそうなるんだと思いたいところですが。
・《白金の帝像》1.0 < B評価(3.0相当)
LSVは、この環境のゲームは8マナ出るまで続かないと書いてます。
わたしはそれはシールド戦では、そして、このカードをデッキに入れられたのであれば、必ずしも真実ではないと思うのですが。
こいつを出していながら毒死させられたら冗談にもならないとも書いてますが、おそらくシールド戦では感染デッキはなかなか組めないだろうと思います。
当たったらサイド・アウトすればいいだけですし。
・《試作品の扉》1.5 < A評価(3.5相当)
これまただいぶ差が開きました。
LSVも、これが強力であることは認めつつも、重過ぎると思っているようです。
わたしは《起源の呪文爆弾》をコピーし続けるだけでもエライこっちゃと思いますがどうでしょう。
それでも重いかな?
《ミミックの大桶》と異なり、こっちは出したら出しっぱなしなのでA評価で。
・《嵌め乗りの滑空者》2.5 < B評価(3.0相当)
はて、LSVのいつもの基準なら、2/2飛行は3.0のはずですが・・・。
加えてこれは軽量アーティファクト。
ここまでの感じですと、3.5つけてそうな気がしていたのですが、意外な低評価ですね。
LSVのコメントを読むと、金属術デッキじゃないと入らないというようなことが書かれています。
なるほど。そりゃそうですね。
シールド戦で金属術じゃないデッキを組む余地がどのくらいあるかは(まだ)分かりませんが。
・《思考の三角護符》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
LSVは、このカードは本当はもうちょっと評価したいのだが、と未練たらたらなコメントを述べています。
カード引くのが好きらしいLSVですから、それはそうでしょうね。
しかし、この環境はこのカードには早過ぎると考えたようです。
が、シールド戦でならもう少し評価できるとも書いてまして、それはわたしも同感です。
・《災難の塔》1.0 < B評価(3.0相当)
起動できれば勝ちだろう、とはLSVも言ってます。
そして、マイアが4枚と《大建築家》がいれば論外の外ってほどでもない、とも言ってます。
しかし、シールド戦の場合はそこまで論外でもなかろうと思います。
相手も遅いデッキの場合も多いでしょうし。
・《媒介のアスプ》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
3/3アタッカーが2/2になるだけで無力化可能なことはあります。
その手の限定的な除去は、わたしはC評価にしています。
LSVの評価を読むと、感染にマナを要求するのが著しくテンポを削ぐと書いてあります。
感染デッキを組むなら確かにそうかもしれません。
が、こいつのいいところは、非感染デッキにも入って、1点萎縮としても働いてくれるところだと思います。
しかもこれ、LSVが常にプレヤブルだと言っていた4マナ以下のアーティファクト(しかもクリーチャー)なんですがねぇ。
■まとめ
わたしの評価がLSVの評価に比べてどうなのかをまとめてみました。
色:高評価/同評価/低評価/その他 =計
白: 3/ 13/ 8/3 = 27
青: 5/ 15/ 6/0 = 26
黒: 4/ 16/ 6/1 = 27
赤: 0/ 18/ 9/0 = 27
緑: 6/ 14/ 7/0 = 27
茶:12/ 47/36/0 = 95
計:30/123/72/4 =229
「エルドラージ覚醒」では139枚が、「基本セット2011」では145枚がLSVの評価と一致していたのと比較すると、ちょっと差があるのが目に付きます。
しかも、全色共通でLSVより低めに評価しているのが多い。
特に赤に顕著です。
わたし自身は、カードの評価基準を大きく変えていないので、LSVが少し甘めになっている気がします。
それにも関わらずパックの内訳は史上最強そうだというんだからすごいんですなー。
さて、評価の違いを個別に見ていくと、こういう点が気にかかりました。
・アーキタイプのキー・カード
マナ・マイアが3.5なのが象徴的ですが。
この環境のドラフトは、色で棲み分けるのはもちろん、金属術と感染の棲み分けも考えないといけないので、「エルドラージ覚醒」のようなアーキタイプ・ドラフトになるんだろうと思います。
そういう環境のドラフトではおそらく、アーキタイプのキー・カードになるカードは優先的にかき集める必要があるでしょう。
低マナ域の、あまり役に立つとは思えないアーティファクトにも(おそらく金属術の関係だと思います)それなりの点数が付いていたり、《死体の野犬》に3.5が付いてたりするのはそういうことではないかと思います。
(そうそう、M11でLSVは《グレイブディガー》に3.0を付けていました。)
シールド戦ではあるカードを使うしかないので、そうしたカードの評価に少し差が出ているように感じました。
・アーティファクト除去
LSVはアーティファクト除去に高い評価を与えています。
それはおおむね、クリーチャーの確定除去と同等の評価(4.0)です。
この環境、アーティファクトが入ってないデッキなんて組めないはずなので、必ずターゲットがあるのは間違いありません。
しかしわたしは、クリーチャーと違ってアーティファクトは必ずしも高評価のターゲットがあるとは限らないと思っていて、基本はB評価にしています。
が、LSVはそもそもわたしよりもアーティファクトの評価が高いので、大抵のデッキには3.5以上のアーティファクトがいることになっているんでした。
思うに、
この環境は、大型回避クリーチャーがいない
→勢い、金属術がデッキの中心になる(感染は数が少なく採用しづらい)
→低マナ域のアーティファクトは高評価になる
→それを壊して金属術を妨害できるアーティファクト破壊も高評価となる
という論理なのかも。
これはこの環境の本質に関わる問題のようにも思うので、注意深く観察し、必要なら適宜修正していこうと思います。
・高マナ域
LSVは、6マナと7マナで扱いがガラリと変わります。
コメントを読むと、この環境は6マナまでは出るけど7マナ出る前にゲームが終るということのようです。
6マナから7マナへは1ターンでは伸びないので、そういうこともあるかもしれません。
それにしても、それはデッキの組み方じゃないかという感じはします。
6マナが出るようにデッキを作るから6マナのカードが入るのですよね。
そうでなければ6マナが出ないデッキだってあるはずです。
加えてシールド戦はドラフトよりもぐちゃったデッキになりやすいので、もう少し遅いだろうと思っているのですが。
同様に、起動にマナのかかるカードの評価も、LSVは辛く、わたしは甘いようです。
あと、アーティファクトに関しては、4マナと5マナの間に溝があるのを感じました。
これは金属術の関係もあるんだろうと思います。
・増殖
今作に増殖するカードは6枚。
アンコモンが中心なので、パックあたりの出現数は0.27枚です。
てことは6パック合わせても1.65枚ですから、全然成績に影響するようなハナシではないんですが。
《伝染病の留め金》と《かき鳴らし鳥》が不可解に評価が高いのが気になりました。
《着実な進歩》も評価が高いんですが、これはキャントリップを評価してのことのようなので、まだ理解できます(それでもちょっと高過ぎる気はしますが)。
増殖がどのくらい強いかは、まだ実戦を戦っていないので良く分からないところがあります。
・カード・アドバンテージ
ま、これはいつものハナシでして・・・。
どうも、LSVはカード・アドバンテージが大好きみたいです。
キャントリップ(《着実な進歩》とか《よじれた映像》とか)も、墓地の再利用(《剃刀のヒポグリフ》とか《死体の野犬》とか)も、《選別の高座》みたいなカードも評価が高くなります。
この環境は高速だと言っておきながら、ですなー。
逆に《肉体アレルギー》みたいな、強力でもカードを失うカードはお気に召さないご様子。
「基本セット2011」では《睡眠》に2.5を付けていたのは記憶に新しいところ。
わたしもどちらかというとカード・アドバンテージが取れれば負けてもいいクチではあるんですが、LSVにはかないません。脱帽。
・A評価とS評価の対応
ここは無理矢理対応させていることもあって、やっぱりちょっと評価測度的に合い難い部分だと思いました。
次からは、3.5と4.0をA評価に対応させた方がいいかもしんないです。
いずれにしろぴったりとは合わないので、少しでも齟齬の無い方がいいでしょう。
こんなところですなー。
リリース・イベントは2週間ありますので、前半が終ったところで上記の点を含めて見直してみたいと思います。
おわりー。
わたしの評価リストと、LSVの評価との比較です。
細かいことは既に書いたので省略。
今回はアーティファクト・カードの後半と、全体のまとめです。
■わたしの方が評価が高い:
・《アージェンタムの鎧》2.0 < A評価(3.5相当)
LSVは、「ミラディン」のとき《カルドラの剣》がどれだけヒドいカードだったか思い出せ、と言ってます。
なるほど、そう言われてみればそうかも。
しかし一方で、シールドならそこまで悪くないとも言ってます。
これは同感で、ドラフトは5マナ勝負かもしれませんが、シールド戦は7マナくらいまではけっこう出そうだと思います。
とりあえず、悪くない方に賭けてみたいと思いますが。
・《ゴーレムの職工》3.0 < A評価(3.5相当)
リメイキング《カマキリ・エンジン》。
LSVのコメントを読むと、全部の能力がアグロ向けのものでなかったら良かったのに、てなことが書いてあります。
おやそうですか。
わたしはこれでも十分だと思いますけども。
しかし、4マナを越えると途端に評価が厳しくなりますね。
・《大石弓》2.5 < B評価(3.0相当)
これは重過ぎるそうです。
そりゃまあそうですが、クリーチャーが2体いさえすれば4マナで2点ティム打ち放題というのはけっこう制圧力あると思いますが。
ドラフトとシールドの速度差も影響しているかもしれません。
・《浸透のレンズ》2.5 < B評価(3.0相当)
LSVによれば、Josh Utter-Leytonはこれを装備しているクリーチャーをブロックするくらいなら殴り殺される方を選ぶそうです。
膠着状態で引いてきたときにすぐに役立つのがエラいと思います。
シールド戦の場合、《ダークスティールのマイア》みたいなクリーチャーを使う人もけっこういますし。
・《光明の大砲》2.0 < A評価(3.5相当)
LSVによれば、4ターンに1つパーマネントを壊すだけでは遅過ぎるそうです。
増殖が使えるデッキならもっと価値が高いとは言ってますが。
最初にぶっ放せるのが、最速でもターン6で、普通はもっと遅いでしょうから、まあそうかも。
一方で、ドラフトとシールドの速度差が影響している可能性もあるかも。
とりあえずこの評価で、もしも使う機会があったらまた考えてみましょう。
・《屍賊の死のマント》3.0 < A評価(3.5相当)
どうもわたしはLSVよりも遅いカードを高評価する傾向があるようです。
シールド戦専用の評価だからそうなるんだと思いたいところですが。
・《白金の帝像》1.0 < B評価(3.0相当)
LSVは、この環境のゲームは8マナ出るまで続かないと書いてます。
わたしはそれはシールド戦では、そして、このカードをデッキに入れられたのであれば、必ずしも真実ではないと思うのですが。
こいつを出していながら毒死させられたら冗談にもならないとも書いてますが、おそらくシールド戦では感染デッキはなかなか組めないだろうと思います。
当たったらサイド・アウトすればいいだけですし。
・《試作品の扉》1.5 < A評価(3.5相当)
これまただいぶ差が開きました。
LSVも、これが強力であることは認めつつも、重過ぎると思っているようです。
わたしは《起源の呪文爆弾》をコピーし続けるだけでもエライこっちゃと思いますがどうでしょう。
それでも重いかな?
《ミミックの大桶》と異なり、こっちは出したら出しっぱなしなのでA評価で。
・《嵌め乗りの滑空者》2.5 < B評価(3.0相当)
はて、LSVのいつもの基準なら、2/2飛行は3.0のはずですが・・・。
加えてこれは軽量アーティファクト。
ここまでの感じですと、3.5つけてそうな気がしていたのですが、意外な低評価ですね。
LSVのコメントを読むと、金属術デッキじゃないと入らないというようなことが書かれています。
なるほど。そりゃそうですね。
シールド戦で金属術じゃないデッキを組む余地がどのくらいあるかは(まだ)分かりませんが。
・《思考の三角護符》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
LSVは、このカードは本当はもうちょっと評価したいのだが、と未練たらたらなコメントを述べています。
カード引くのが好きらしいLSVですから、それはそうでしょうね。
しかし、この環境はこのカードには早過ぎると考えたようです。
が、シールド戦でならもう少し評価できるとも書いてまして、それはわたしも同感です。
・《災難の塔》1.0 < B評価(3.0相当)
起動できれば勝ちだろう、とはLSVも言ってます。
そして、マイアが4枚と《大建築家》がいれば論外の外ってほどでもない、とも言ってます。
しかし、シールド戦の場合はそこまで論外でもなかろうと思います。
相手も遅いデッキの場合も多いでしょうし。
・《媒介のアスプ》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
3/3アタッカーが2/2になるだけで無力化可能なことはあります。
その手の限定的な除去は、わたしはC評価にしています。
LSVの評価を読むと、感染にマナを要求するのが著しくテンポを削ぐと書いてあります。
感染デッキを組むなら確かにそうかもしれません。
が、こいつのいいところは、非感染デッキにも入って、1点萎縮としても働いてくれるところだと思います。
しかもこれ、LSVが常にプレヤブルだと言っていた4マナ以下のアーティファクト(しかもクリーチャー)なんですがねぇ。
■まとめ
わたしの評価がLSVの評価に比べてどうなのかをまとめてみました。
色:高評価/同評価/低評価/その他 =計
白: 3/ 13/ 8/3 = 27
青: 5/ 15/ 6/0 = 26
黒: 4/ 16/ 6/1 = 27
赤: 0/ 18/ 9/0 = 27
緑: 6/ 14/ 7/0 = 27
茶:12/ 47/36/0 = 95
計:30/123/72/4 =229
「エルドラージ覚醒」では139枚が、「基本セット2011」では145枚がLSVの評価と一致していたのと比較すると、ちょっと差があるのが目に付きます。
しかも、全色共通でLSVより低めに評価しているのが多い。
特に赤に顕著です。
わたし自身は、カードの評価基準を大きく変えていないので、LSVが少し甘めになっている気がします。
それにも関わらずパックの内訳は史上最強そうだというんだからすごいんですなー。
さて、評価の違いを個別に見ていくと、こういう点が気にかかりました。
・アーキタイプのキー・カード
マナ・マイアが3.5なのが象徴的ですが。
この環境のドラフトは、色で棲み分けるのはもちろん、金属術と感染の棲み分けも考えないといけないので、「エルドラージ覚醒」のようなアーキタイプ・ドラフトになるんだろうと思います。
そういう環境のドラフトではおそらく、アーキタイプのキー・カードになるカードは優先的にかき集める必要があるでしょう。
低マナ域の、あまり役に立つとは思えないアーティファクトにも(おそらく金属術の関係だと思います)それなりの点数が付いていたり、《死体の野犬》に3.5が付いてたりするのはそういうことではないかと思います。
(そうそう、M11でLSVは《グレイブディガー》に3.0を付けていました。)
シールド戦ではあるカードを使うしかないので、そうしたカードの評価に少し差が出ているように感じました。
・アーティファクト除去
LSVはアーティファクト除去に高い評価を与えています。
それはおおむね、クリーチャーの確定除去と同等の評価(4.0)です。
この環境、アーティファクトが入ってないデッキなんて組めないはずなので、必ずターゲットがあるのは間違いありません。
しかしわたしは、クリーチャーと違ってアーティファクトは必ずしも高評価のターゲットがあるとは限らないと思っていて、基本はB評価にしています。
が、LSVはそもそもわたしよりもアーティファクトの評価が高いので、大抵のデッキには3.5以上のアーティファクトがいることになっているんでした。
思うに、
この環境は、大型回避クリーチャーがいない
→勢い、金属術がデッキの中心になる(感染は数が少なく採用しづらい)
→低マナ域のアーティファクトは高評価になる
→それを壊して金属術を妨害できるアーティファクト破壊も高評価となる
という論理なのかも。
これはこの環境の本質に関わる問題のようにも思うので、注意深く観察し、必要なら適宜修正していこうと思います。
・高マナ域
LSVは、6マナと7マナで扱いがガラリと変わります。
コメントを読むと、この環境は6マナまでは出るけど7マナ出る前にゲームが終るということのようです。
6マナから7マナへは1ターンでは伸びないので、そういうこともあるかもしれません。
それにしても、それはデッキの組み方じゃないかという感じはします。
6マナが出るようにデッキを作るから6マナのカードが入るのですよね。
そうでなければ6マナが出ないデッキだってあるはずです。
加えてシールド戦はドラフトよりもぐちゃったデッキになりやすいので、もう少し遅いだろうと思っているのですが。
同様に、起動にマナのかかるカードの評価も、LSVは辛く、わたしは甘いようです。
あと、アーティファクトに関しては、4マナと5マナの間に溝があるのを感じました。
これは金属術の関係もあるんだろうと思います。
・増殖
今作に増殖するカードは6枚。
アンコモンが中心なので、パックあたりの出現数は0.27枚です。
てことは6パック合わせても1.65枚ですから、全然成績に影響するようなハナシではないんですが。
《伝染病の留め金》と《かき鳴らし鳥》が不可解に評価が高いのが気になりました。
《着実な進歩》も評価が高いんですが、これはキャントリップを評価してのことのようなので、まだ理解できます(それでもちょっと高過ぎる気はしますが)。
増殖がどのくらい強いかは、まだ実戦を戦っていないので良く分からないところがあります。
・カード・アドバンテージ
ま、これはいつものハナシでして・・・。
どうも、LSVはカード・アドバンテージが大好きみたいです。
キャントリップ(《着実な進歩》とか《よじれた映像》とか)も、墓地の再利用(《剃刀のヒポグリフ》とか《死体の野犬》とか)も、《選別の高座》みたいなカードも評価が高くなります。
この環境は高速だと言っておきながら、ですなー。
逆に《肉体アレルギー》みたいな、強力でもカードを失うカードはお気に召さないご様子。
「基本セット2011」では《睡眠》に2.5を付けていたのは記憶に新しいところ。
わたしもどちらかというとカード・アドバンテージが取れれば負けてもいいクチではあるんですが、LSVにはかないません。脱帽。
・A評価とS評価の対応
ここは無理矢理対応させていることもあって、やっぱりちょっと評価測度的に合い難い部分だと思いました。
次からは、3.5と4.0をA評価に対応させた方がいいかもしんないです。
いずれにしろぴったりとは合わないので、少しでも齟齬の無い方がいいでしょう。
こんなところですなー。
リリース・イベントは2週間ありますので、前半が終ったところで上記の点を含めて見直してみたいと思います。
おわりー。
コメント