2週間のリリース・イベントが終りました。
後半戦は思うように参加できませんでしたが、成績をまとめてみたいと思います。

■成績
前半
#1:6MP
#2:6MP
#3:3MP
#4:9MP
#5:6MP
#6:6MP
後半
#7:0MP
#8:3MP
#9:9MP
#10:9MP
#11:9MP
平均:5.7MP

久々にトータルで負け越しでした。
リミテッドのレーティングも1700丁度にまで下がってしまってびっくり。

■収支(現時点まで)
支出:264Tix
・参加費:264Tix

収入:222.88Tix
・ブースター・パック売却:136.66Tix
・カード売却:86.22Tix

差し引き41.12Tixの持ち出しになりました。
1回あたり3.74Tixの参加費を払った計算になります。
「(現時点まで)」というのは、まだ売ってないカードがあるからで、今後若干ですが改善する可能性はあります。
たぶん1Tixくらいを上限に。

■デッキの評価点とゲーム勝率
表にまとめてみました。

デッキ:評価点:ゲーム成績とゲーム勝率
前半
#1-青赤:55点:6勝4敗=60.0%
#2-青黒:48点:4勝3敗=57.1%
#2-緑白:43点:0勝1敗=0.0%
#3-白黒:52点:2勝7敗=22.2%
#4-白黒+緑:51点:7勝5敗=58.3%
#5-青赤+緑:56点:4勝4敗=50.0%
#6-赤緑:45点:6勝3敗=66.7%
#6-白青+緑:46点:0勝1敗=0.0%
後半
#7-白青+緑:46点:1勝6敗=14.3%
#8-黒緑:50点:3勝4敗=42.9%
#8-赤緑:52点:0勝1敗=0.0%
#8-黒赤+緑:49点:1勝1敗=50.0%
#9-黒緑:46点:6勝2敗:75.0%
#9-赤緑:42点:0勝1敗:0.0%
#10-青赤:48点:7勝3敗:70.0%
#10-赤白:47点:0勝1敗:0.0%
#11-緑青+白:52点:4勝6敗:40.0%

評価点の計算についてはこないだ書いたばっかですが、もう一度書いときますと、与えられたプールのカードの中で、その色の組み合わせのデッキに入るカードの評価点を、高い方から順に23枚分合計した値です。
ただし、色をタッチした場合は、実際にタッチしたカードの評価点を、ベースになった色の評価点に加え、タッチすることで抜けることになるであろうカードの評価点(B評価のカードが23枚以上ある組み合わせなら2点、そうでなければ1点)を引いて求めています。
その理由は前回書いた通りです。
なお、今回は、感染および金属術を組む場合は、それで評価が上がるカードがあればそれを反映し、そういうデッキでは抜けざるを得ない種類のカードがあればその評価点を差し引いて計算します。
具体的には、B評価以上のアーティファクトの枚数が10枚以上の場合は、アーティファクトの金属術カードを、14枚以上のときはすべての金属術カードについて、加算評価しました。

中間評価のときと少し点数が変わってますが、実は途中でカードの評価を再度見直しました。
すなわち、一部の軽量アーティファクトについて、金属術デッキの組めるプールのときに評価を上げるようにしてたんですが、これを廃しました。
ドラフトで、金属術デッキをドラフトしているときに流れてきた《シルヴォクの生命杖》は、そうでないデッキをドラフトしているときよりも高めに評価して優先的にピックする、というのは妥当なことだろうと思います。
しかし、シールド戦で金属術のデッキが組めるプールだと判断したら、評価を上げるべきなのは金属術を持っているカードの方であって、金属の方じゃないのです。
金属術デッキで使ったら《シルヴォクの生命杖》は特に強い、ということならハナシは別ですが、《シルヴォクの生命杖》は《シルヴォクの生命杖》でしかないんでして。
後半の早い段階でそのことに気が付いて評価を見直したため、いくつかの金属術のデッキについては評価点が下がっています。

評価点とゲーム勝率の相関係数を、中間評価時点の値と比較してみます。

全デッキ:0.418 → 0.302
4ゲーム以上を戦ったデッキ:-0.197 → -0.073

全然改善してませんが、それは、前半の成績が含まれているからです。
後半のゲームだけで計算すると、

全デッキ:0.344
4ゲーム以上を戦ったデッキ:0.799

です。
サイド後のデッキは、基本、それが有利と思われるデッキに対して使うわけで、ノイズが大きくなります。
4ゲーム以上使ったデッキの数値、0.799は、ゲーム勝率を決定する主要な要因がこの評価点であることを強く示唆している数字で、わたしの評価測度およびカード評価(そしてその元になっている環境理解)がかなり改善したことを示しています。
ただ、残念ながらプールには恵まれなかったので成績は上がりませんでしたが。

■メイン・カラーの選択傾向

色:その色がメイン・カラーであるデッキで戦ったゲーム数:その割合
白:31(23→8):15%(20%→9%)
青:53(26→27):25%(23%→29%)
黒:45(28→17):22%(25%→18%)
赤:42(27→15):20%(24%→16%)
緑:37(10→27):18%(9%→29%)

全体(前半→後半)です。

ブースター・パックに入っているその色のカードの評価点の期待値は

白:7.16→5.58(22%)
青:7.09→5.86(17%)
黒:6.88→5.59(19%)
赤:6.72→5.62(16%)
緑:6.67→5.66(15%)

と変化しました。数字は、前半の評価→後半の評価(下落率)です。
こうして見ると、白の評価の落ち込みが激しく、それは実績にも現れた感じです。
一方で、緑は(もともと最低評価だったんですが)最も落ち込みが少なく、実績も急上昇。
ただし、後半は感染デッキを2回組めたことも関係していると思います。
(それにしては黒があんまり使われてませんが。)
そして、後半の評価では比較第一党である青が、緑と並んで最も良く使われました。
概ねカード評価通りの比率だったようです。

なお、最もタッチされることが多かったのも緑で、もっぱら《シルヴォクの模造品》(ついでに《絡み線の壁》)のためでした。

■感想
環境を理解するのにちょっと時間が掛かってしまいました。
どうも、基本セットみたいな簡単な環境はともかく、拡張セットの事前評価の技術はまだまだ確立できていない感じです。
が、それでも何とか正しいと思われる解にたどり着けたのは良かったと思います。
次回はもう少し早く対応できるように努めます。

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