■「マジック・ザ・ギャザリング カード検索データベース」:Ungluedのトークン・カードが表示されないバグを修正

このデータベースは、データ・ソースとしてGathererを採用しています。
Gathererではオラクルが検索できる、とみなさん思ってるでしょうが、Un系のカードにはそもそもオラクルが存在しません。
Un系のカードでGathererが「Oracle」として表示しているものは、実はプリント・データなのです。
オラクルというのは、トーナメント・リーガルなカード・データを管理するためのものなので、トーナメント・リーガルになることのないUn系のカードでは整備する必要がないんですね。
「Unglued」が発売されたのは、いわゆる「6版ルール」が未だ世に出ていない時代でした。
カード・タイプとしての「クリーチャー」は存在せず、「Summon」カードが場に出るとクリーチャーになる、というルール・ストラクチャーでした。
トークン・カードはプレイされないので「Summon」カードではありませんから、カードには「Summon」とも「Creature」とも書かれていません。
(というか、テキストは一切何も書かれていない。P/Tすらも。)
そういうわけで、Gathererでこれらのトークン・カードの「オラクル」を表示すると、カード・タイプは存在しないことになってしまっています。
そういうものがあるとは想定していなかったので、今までのプログラムでは表示できなかったんですが、それを直しました。

■訳語の変更:「フレーバー・テキスト」→「フレイバー・テキスト」、「コレクション番号」→「コレクター番号」

作った当初は、それぞれ理由があってそういう訳語にしたんですが。
しかし、これらは総合ルールにも出てくる用語なので、熟慮の末、日本語版の総合ルールに合わせることにしました。
ひとつには、検索エンジンのことを考えたということもあるのですが。
将来、総合ルール・ビューワを実装したときの整合性ということも大きな理由です。

■「マジック・ザ・ギャザリング カード・セット一覧」:「サイズ」を実装。

「サイズ」とは、そのカード・セットのうちで最大のコレクター番号のこと、と定義しています。
なので、コレクター番号の印刷されていないセットでは「サイズ」も定義されません。
これは、そのセットの異なるカード名の総数ではありません (それはカード検索データベースで検索すれば分かります)。

ちなみに「サイズ」は必ずしもプリント総数とも一致しません。
例えば、「第9版」には359種類のプリントがありますが、「サイズ」は350です。
これは、通常のコレクター番号が割り当てられていない、スターター・パックからしか出ない9種類のプリントが含まれているからです。

■「マジック・ザ・ギャザリング カード検索データベース」:コレクター番号の表示にサイズを追加

その「サイズ」を「プリント」行のコレクター番号の表示に追加するようにしました。
今までは「#190」とか表示してましたが、これからは「#190/301」とか表示されます。
ということがやりたいために、「サイズ」は最大コレクター番号じゃないといけなかったわけです。

CSV形式は従来通りで変更ありません。

マジック・サポート http://www4.atpages.jp/kakoiku/index.php?lang=Japanese

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