【MO】MBSシールド戦向け評価/その8
2011年2月24日 ゲームわたしの評価リストと、LSVの評価との比較の続きです。
細かいことは既に書いたので省略。
今回は緑のカード。
LSVのリストはこちらです。
http://www.channelfireball.com/articles/mirrodin-besieged-set-review-green/
■評価が一致：《緑の太陽の頂点》2.0 《暴走の先導》1.0 《ミラディンの血気》1.5 《ファイレクシアのハイドラ》3.5 《ピスタスの一撃》0.5 《襞金屑ワーム》2.5 《絡み森のカマキリ》3.0 《最後のトロール、スラーン》4.0 《不自然な捕食》1.5 《ヴィリジアンの堕落者》4.0 《ヴィリジアンの密使》1.5
■LSVの方が評価が高い：
・《荒廃後家蜘蛛》3.5 > C評価(1.5-2.5相当)
このカードは感染デッキじゃなくても入る、というLSVの説明には同意します。
しかし、こいつは2点のアタッカー除去であって、無条件除去ではないです。
また、ボードの向こうにこいつがいても、脅威にはなりません (感染デッキでない限り)。
どうもLSVのコメントを読むと、この評価は感染デッキで使うことが前提であるようです。
それならば理解できますが。
・《ファングレンの匪賊》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
6マナ5/5バニラがいるから緑をやろう、という気にはならないので、ライフ・ゲイン能力をどのくらい評価すべきかということになると思います。
しかし、相手が墓地に落ちる種類のアーティファクトを使っているとは限りません。
今後は呪文爆弾や模造品の出現頻度は落ちますし、6マナの生物が出ている状況でそれらに遭遇する機会はより少ないでしょう。
自分のデッキにそれらが入っているとか、アーティファクト除去がふんだんに入ってるとか、そういうことなら3.0も頷けます。
・《メリーラの守り手》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
カウンターが置かれないのは、相手が感染デッキだったときには特に意味がありますが、シールド戦ではそのことをあんまり気にする必要はないと予想しています。
もちろん、特に感染デッキじゃなくても-1/-1カウンターを置いてくるカードはあります (《皮裂き》とか)。
だからバニラよりは強いだろう、と言われればそれはその通りです。
このブロックには+1/+1カウンターを置くカードはありませんしね。
それがB評価に値するかというと、どうでしょう。
いずれにせよ、5マナ4/4バニラに対する評価基準がLSVとわたしとでは少し違っているように思います。
中間評価で検討してみたいポイントです。
・《疫病口獣》2.0 > D評価(0.0-1.5相当)
感染デッキ以外では、これがデッキに入ったらちょっと残念な感じではないかと思います。
《感染の三角護符》とのシナジーは素晴らしいのですが。
LSVの評価も、感染デッキで使うことが前提であるようです。
・《腐敗狼》3.0 > C評価(0.0-1.5相当)
同じく、感染デッキ以外には入り難いカードではないかと思います。
LSVは、パワー2感染からのダメージを受け続けるのはキツい、と書いてますが、それは相手が感染デッキだった場合の話では。
確かにシールド戦では相手が感染デッキかどうかを最初の数ターンで判断するのは難しいこともありますが、とりあえず違うと思ってればほぼ間違わないと思いますが。
こいつに3回自由に殴らせる他ないデッキだったらどうせ勝てません。
さておき、非感染デッキでこれを使う側にしてみると、普通にありそうなベストのシナリオは、相手の2/1なり2/2なりと相討ちしてくれて1枚引く、というものですよね。
とすれば算数的には《ファイレクシアの憤怒鬼》や《粗石の魔道士》と同じです。
LSVは《ファイレクシアの憤怒鬼》にも3.0付けてるので、一貫してるって言えば一貫してますけど、憤怒鬼が常にそれを期待できるのに対して、《腐敗狼》は必ずそうなるとは限りません。
逆に、例えば装備品がついちゃって、毎ターン相手のチャンプ・ブロッカーを殺し続けてカードをくれるとかそういう夢が見られる可能性もあるわけですけど、そういうカード・プールが引けたのなら、そのときは加点すればいいと思います。
■わたしの方が評価が高い：
・《グリッサの急使》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
緑の3マナの生物はレアの《背教の主導者、エズーリ》を除いて感染生物ばっかなので、非感染緑デッキの3マナ域として重宝する…気が一瞬したけど、無色を入れればいいのか。
3マナ2/3は緑にしてはちょびっと小さく、ダブル・シンボルというのも若干イタダケないところではありますが、良く調べると、この環境の3マナの生物で2/3というサイズはほぼ最大だということが分かります。
これを超えるのは《王の摂政、ケンバ》《屍気を飛ばすもの》《訓練する徒食者》のみで、同じサイズのも《コスの急使》と《嚢胞抱え》だけ。そう考えると悪くない気がします。《腐敗狼》も止まりますし。
LSVのコメントを読むと、感染デッキには入らないし恐竜デッキにも入らないからサイドボードだ、と書いてあります。
しかし、ドラフトはいざ知らず、シールド戦で緑を使うデッキがすべてそのどちらかというわけではないと思います。
・《法務官の相談》1.0 < A評価(3.5相当)
8マナも使うのに盤面に何の影響も及ぼさないなんてそんなバカな。とLSVは言ってます。
がしかし、少なくとも「ミラディンの傷跡」のシールド戦は、《白金の帝像》が余裕で活躍する環境でした。
こいつは色も緑ですし、チャンスはあると思います。
■その他：
・《忍び寄る腐食》 B評価(3.5-4.0相当)
LSVはこのカードにリミテッドの評価を付けてないんです。
次回はアーティファクトと土地と多色カードです。
つづくー。
細かいことは既に書いたので省略。
今回は緑のカード。
LSVのリストはこちらです。
http://www.channelfireball.com/articles/mirrodin-besieged-set-review-green/
■評価が一致：《緑の太陽の頂点》2.0 《暴走の先導》1.0 《ミラディンの血気》1.5 《ファイレクシアのハイドラ》3.5 《ピスタスの一撃》0.5 《襞金屑ワーム》2.5 《絡み森のカマキリ》3.0 《最後のトロール、スラーン》4.0 《不自然な捕食》1.5 《ヴィリジアンの堕落者》4.0 《ヴィリジアンの密使》1.5
■LSVの方が評価が高い：
・《荒廃後家蜘蛛》3.5 > C評価(1.5-2.5相当)
このカードは感染デッキじゃなくても入る、というLSVの説明には同意します。
しかし、こいつは2点のアタッカー除去であって、無条件除去ではないです。
また、ボードの向こうにこいつがいても、脅威にはなりません (感染デッキでない限り)。
どうもLSVのコメントを読むと、この評価は感染デッキで使うことが前提であるようです。
それならば理解できますが。
・《ファングレンの匪賊》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
6マナ5/5バニラがいるから緑をやろう、という気にはならないので、ライフ・ゲイン能力をどのくらい評価すべきかということになると思います。
しかし、相手が墓地に落ちる種類のアーティファクトを使っているとは限りません。
今後は呪文爆弾や模造品の出現頻度は落ちますし、6マナの生物が出ている状況でそれらに遭遇する機会はより少ないでしょう。
自分のデッキにそれらが入っているとか、アーティファクト除去がふんだんに入ってるとか、そういうことなら3.0も頷けます。
・《メリーラの守り手》3.0 > C評価(1.5-2.5相当)
カウンターが置かれないのは、相手が感染デッキだったときには特に意味がありますが、シールド戦ではそのことをあんまり気にする必要はないと予想しています。
もちろん、特に感染デッキじゃなくても-1/-1カウンターを置いてくるカードはあります (《皮裂き》とか)。
だからバニラよりは強いだろう、と言われればそれはその通りです。
このブロックには+1/+1カウンターを置くカードはありませんしね。
それがB評価に値するかというと、どうでしょう。
いずれにせよ、5マナ4/4バニラに対する評価基準がLSVとわたしとでは少し違っているように思います。
中間評価で検討してみたいポイントです。
・《疫病口獣》2.0 > D評価(0.0-1.5相当)
感染デッキ以外では、これがデッキに入ったらちょっと残念な感じではないかと思います。
《感染の三角護符》とのシナジーは素晴らしいのですが。
LSVの評価も、感染デッキで使うことが前提であるようです。
・《腐敗狼》3.0 > C評価(0.0-1.5相当)
同じく、感染デッキ以外には入り難いカードではないかと思います。
LSVは、パワー2感染からのダメージを受け続けるのはキツい、と書いてますが、それは相手が感染デッキだった場合の話では。
確かにシールド戦では相手が感染デッキかどうかを最初の数ターンで判断するのは難しいこともありますが、とりあえず違うと思ってればほぼ間違わないと思いますが。
こいつに3回自由に殴らせる他ないデッキだったらどうせ勝てません。
さておき、非感染デッキでこれを使う側にしてみると、普通にありそうなベストのシナリオは、相手の2/1なり2/2なりと相討ちしてくれて1枚引く、というものですよね。
とすれば算数的には《ファイレクシアの憤怒鬼》や《粗石の魔道士》と同じです。
LSVは《ファイレクシアの憤怒鬼》にも3.0付けてるので、一貫してるって言えば一貫してますけど、憤怒鬼が常にそれを期待できるのに対して、《腐敗狼》は必ずそうなるとは限りません。
逆に、例えば装備品がついちゃって、毎ターン相手のチャンプ・ブロッカーを殺し続けてカードをくれるとかそういう夢が見られる可能性もあるわけですけど、そういうカード・プールが引けたのなら、そのときは加点すればいいと思います。
■わたしの方が評価が高い：
・《グリッサの急使》1.0 < C評価(1.5-2.5相当)
緑の3マナの生物はレアの《背教の主導者、エズーリ》を除いて感染生物ばっかなので、非感染緑デッキの3マナ域として重宝する…気が一瞬したけど、無色を入れればいいのか。
3マナ2/3は緑にしてはちょびっと小さく、ダブル・シンボルというのも若干イタダケないところではありますが、良く調べると、この環境の3マナの生物で2/3というサイズはほぼ最大だということが分かります。
これを超えるのは《王の摂政、ケンバ》《屍気を飛ばすもの》《訓練する徒食者》のみで、同じサイズのも《コスの急使》と《嚢胞抱え》だけ。そう考えると悪くない気がします。《腐敗狼》も止まりますし。
LSVのコメントを読むと、感染デッキには入らないし恐竜デッキにも入らないからサイドボードだ、と書いてあります。
しかし、ドラフトはいざ知らず、シールド戦で緑を使うデッキがすべてそのどちらかというわけではないと思います。
・《法務官の相談》1.0 < A評価(3.5相当)
8マナも使うのに盤面に何の影響も及ぼさないなんてそんなバカな。とLSVは言ってます。
がしかし、少なくとも「ミラディンの傷跡」のシールド戦は、《白金の帝像》が余裕で活躍する環境でした。
こいつは色も緑ですし、チャンスはあると思います。
■その他：
・《忍び寄る腐食》 B評価(3.5-4.0相当)
LSVはこのカードにリミテッドの評価を付けてないんです。
次回はアーティファクトと土地と多色カードです。
つづくー。
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