「マジック・サポート」更新
2014年7月22日 ゲーム■「マジック・ザ・ギャザリング カード検索データベース」:カード・データの更新
2014年7月17日発表のオラクル更新を反映しました。
マジック・サポート http://www4.atpages.jp/kakoiku/index.php?lang=Japanese
Update Bulletin も訳しときました。
原文はこちら。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-2015-update-bulletin-2014-07-17
ちょっと長いので前後半に分けます。
=============
「マジック基本セット2015」の更新報告にようこそ! ここでは新しいセットとともにもたらされるオラクルと総合ルールのすべての変更点をレビューします。そしてそれはここ、「Mattの退屈館」の白眉なのです。このわたしの東屋にも夏がやって参りました。そしてお伝えいたしましょう、何もかもが熱せられていると。ハッチを閉めろ、嵐が来るぞ。
まあ、嵐ではないかもしれないんですが。この基本セットには、若干のルール変更と、数枚のカードのための新たなテンプレートが含まれます。が、それほどややこしいものはありません。「マジック2015」には、若干の機能変更がなされた「召集」が帰って来ます。が、その変更は実は昨年行われたのでした。抜け目無いでしょ。従来、召集はコストを低減する形式で使われていましたが、今やそれは呪文のマナ・コストを支払う異なる方法になりました。実用上の観点から言うと、この変更で余分のクリーチャーをタップすることができなくなりました。これは多くのプレイヤーにとって、知ったら驚くようなトリックです。以前はこのことは、どちらかというと目立たない、ルールの重箱の隅的な部分だったのですが(いったい誰が必要以上にクリーチャーをタップしたいと思いますか?)、「神々の軍勢」の「神啓」能力と組み合わさると、いささか不愉快な瞬間を生み出す元凶になってしまうのです。
わたしがこれを書いている時点では、M15のオラクル更新の真っ最中ですし、総合ルールは最後の編集とレビューに掛けられています。みなさんがこれを読んでいる時点では・・・、どうなってますかね? あなたがこれを読んでいるのは、たぶん2074年ですか。世界の平和と繁栄を守るこの「マジック」現象について学んでいる中学生ですね。ごきげんよう、未来人類さん。今朝は空飛ぶ車で学校に来たんですか? あなたのクラスの子達は、最新セット「ラヴニカXI:裁かれるベレレン」を気に入ってくれてますか?
わたくしはすべてのプレイヤー、ジャッジ、スコア・キーパー、トーナメント・オーガナイザー、コスプレイヤー、販売店、アーティスト、その他「マジック」を偉大なコミュニティに育ててくれた無数の方々に心の底からの感謝を申し上げるものです。わたしは皆さんの考えに常に興味を持っています。もしもあなたがもう一度(ないしもう七度)見直すべきカードやルールがあるとお考えでしたら、わたしにお報せください。楽しんでね!
=============
オラクル更新
■《憤怒の天使/Angel of Fury》(機能変更あり)(*1)
アクローマよりもずいぶん以前、「ポータル・セカンドエイジ」のカードに《憤怒の天使》がいました。これには、いくつかの「ポータル」のカード、例えば《純白のドラゴン/Alabaster Dragon》や《死せざる魔獣/Undying Beast》と同様のテキストが印刷されていました。これらの「ポータル」のカードのいくつかは、戦場から墓地に行ってオーナーのライブラリーに加えて切り直すときの標準のテンプレートを使って再版されました。このため、そして、プレイヤーがオラクルのテキストを理解するのにカードが再版されたかどうかを気にしなくてもいいように、すべての「ポータル」のカードは「死亡」を使うように移行されました。《憤怒の天使》は、「ポータル・セカンドエイジ」のカードだったので、そこから漏れてしまいました。
以前のテキスト:
Flying
When Angel of Fury is put into your graveyard from the battlefield, you may shuffle it into your library.
飛行
憤怒の天使が戦場からあなたの墓地に置かれたとき、あなたはそれをあなたのライブラリーに加えて切り直してもよい。
新しいテキスト:
Flying
When Angel of Fury dies, you may shuffle it into its owner’s library.
飛行
憤怒の天使が死亡したとき、あなたはそれをオーナーのライブラリーに加えて切り直してもよい。
■《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》(機能変更なし)
今回の報告の「とき/たび」三連弾、初弾は《永遠王、ブレイゴ》です。多くの場合、この能力は複数回誘発すると期待されますので、「たび」の方が適切です。
以前のテキスト:
Flying
When Brago, King Eternal deals combat damage to a player, exile any number of target nonland permanents you control, then return those cards to the battlefield under their owner’s control.
飛行
永遠王、ブレイゴがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび(*2)、あなたがコントロールする土地でないパーマネントを望む数だけ対象とし、それらを追放する。その後、それらのカードをそれぞれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
新しいテキスト:
Flying
Whenever Brago, King Eternal deals combat damage to a player, exile any number of target nonland permanents you control, then return those cards to the battlefield under their owner’s control.
永遠王、ブレイゴがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする土地でないパーマネントを望む数だけ対象とし、それらを追放する。その後、それらのカードをそれぞれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
■《キマイラ球/Chimeric Sphere》(機能変更なし)
《キマイラ球》の2番目の能力は、自身を「飛行を持たない」クリーチャーに変えます。面白いことに、それはトランプルも持たなければ武士道 2も持たず、プロテクション(青の奇魔)も持っていないクリーチャーでもあるのです。このちょっと標準的ではない言い回しを調整しました。
以前のテキスト:
{o2}: Until end of turn, Chimeric Sphere becomes a 2/1 Construct artifact creature with flying.
{o2}: Until end of turn, Chimeric Sphere becomes a 3/2 Construct artifact creature without flying.
{o2}:ターン終了時まで、キマイラ球は飛行を持つ2/1の構築物・アーティファクト・クリーチャーになる(*3)。
{o2}: ターン終了時まで、キマイラ球は飛行を持たない3/2の構築物・アーティファクト・クリーチャーになる。
新しいテキスト:
{o2}: Until end of turn, Chimeric Sphere becomes a 2/1 Construct artifact creature with flying.
{o2}: Until end of turn, Chimeric Sphere becomes a 3/2 Construct artifact creature and loses flying.
{o2}:ターン終了時まで、キマイラ球は飛行を持つ2/1の構築物・アーティファクト・クリーチャーになる。
{o2}: ターン終了時まで、キマイラ球は3/2の構築物・アーティファクト・クリーチャーになるとともに飛行を失う。
■《軽蔑/Contempt》(機能変更なし)
「とき/たび」三連弾の二つ目は《軽蔑》です。多くの場合、その能力は自身を戦場から取り除きますから、その能力は一度しか誘発しないものと期待できます。
以前のテキスト:
Enchant creature
Whenever enchanted creature attacks, return it and Contempt to their owners’ hands at end of combat.
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが攻撃するたび、戦闘終了時にそれと軽蔑をオーナーの手札に戻す。
新しいテキスト:
Enchant creature
When enchanted creature attacks, return it and Contempt to their owners’ hands at end of combat.
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが攻撃したとき、戦闘終了時にそれと軽蔑をオーナーの手札に戻す。
■《細胞質の根の血族/Cytoplast Root-Kin》(機能変更なし)
このカードの700ページにも及ぶルール文章の底に埋もれていたのは、+1/+1カウンターが載っているクリーチャーを参照する奇妙な言い回しでした。「that has a +1/+1 counter on it」。こういうのはこれが唯一のカードでしたので、他のに揃えました。
以前のテキスト:
Graft 4 (This creature enters the battlefield with four +1/+1 counters on it. Whenever another creature enters the battlefield, you may move a +1/+1 counter from this creature onto it.)
When Cytoplast Root-Kin enters the battlefield, put a +1/+1 counter on each other creature you control that has a +1/+1 counter on it.
{o2}: Move a +1/+1 counter from target creature you control onto Cytoplast Root-Kin.
移植 4 (このクリーチャーは+1/+1カウンターを4個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが戦場に出るたび、あなたはこのクリーチャーの+1/+1カウンターを1個、それの上に移動してもよい。)
細胞質の根の血族が戦場に出たとき、あなたがコントロールする他の+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー(*4)の上に、それぞれ+1/+1カウンターを1個置く。
{2}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に置かれている+1/+1カウンターを1個、細胞質の根の血族の上に移動する。
新しいテキスト:
Graft 4 (This creature enters the battlefield with four +1/+1 counters on it. Whenever another creature enters the battlefield, you may move a +1/+1 counter from this creature onto it.)
When Cytoplast Root-Kin enters the battlefield, put a +1/+1 counter on each other creature you control with a +1/+1 counter on it.
{o2}: Move a +1/+1 counter from target creature you control onto Cytoplast Root-Kin.
移植 4 (このクリーチャーは+1/+1カウンターを4個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが戦場に出るたび、あなたはこのクリーチャーの+1/+1カウンターを1個、それの上に移動してもよい。)
細胞質の根の血族が戦場に出たとき、あなたがコントロールする他の+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーの上に、それぞれ+1/+1カウンターを1個置く。
{2}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に置かれている+1/+1カウンターを1個、細胞質の根の血族の上に移動する。
■《ドラゴン魔道士/Dragon Mage》と《Wheel of Fortune》効果(機能変更なし)
手札を捨て、ある枚数(普通は7枚)のカードを引く行動には、少しずつ異なるテンプレートが散見されます。これらのカードを、《ドラゴン魔道士/Dragon Mage》とそのお友達も含め、《命運の輪/Wheel of Fate》のようなより新しい版に揃えました。
以前のテキスト:
Flying
Whenever Dragon Mage deals combat damage to a player, each player discards his or her hand and draws seven cards.
飛行
ドラゴン魔道士がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与える(*5)たび、各プレイヤーは自分の手札を捨て、カードを7枚引く。
新しいテキスト:
Flying
Whenever Dragon Mage deals combat damage to a player, each player discards his or her hand, then draws seven cards.
飛行
ドラゴン魔道士がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、各プレイヤーは自分の手札を捨て、その後カードを7枚引く。
同様の変更が《魂の再鍛/Reforge the Soul》、《知覚食らい/Sensation Gorger》、《権謀術数/Wheel and Deal》、《Wheel of Fortune》にも加えられました。
■《偵察/Reconnaissance》(機能変更あり)
前回までの「オラクル劇場」・・・悪徳警官が発見したのは些細な規則でしたが、それを使えば、町のみんなに愛されている喫茶店を、悪評頻々のホームセンターに入れ替えさせることができたのでした
「だけど俺たちいつもここで飲み物を買ってたんだ」みんなが言います。
しかし、悪徳警官に逆らえる者はいまぜん。「この紙に書いてあるだろ。ここは元々ホームセンターとして設計されたんだ。」彼の説明です。町の人々の楽しみは眼中に無いようでした。
斯くして喫茶店はホームセンターになりました。人々は悲しみに暮れ、そして・・・
《偵察》には、前回の更新でタイミングの制限が付与されましたが、それはカードの元々の意図を強制するためでした。あなたは、クリーチャーをてんでに送り出し、ブロックがどうなるか見て、それから望みのものを引き返させます。印刷された後でターンの構造が変更され、このカードには新たな、そして想定外の機能が加わりました。今や戦闘ダメージが与えられた後であなたのクリーチャーをアンタップできます。ある種の警戒を与えられるというわけです。
そのときは簡単な変更に思えたのですが、わたしは少なくとも2つの点で間違っていました。第一に、このカードは長きにわたって「擬似警戒」機能を持っていたため、それがこのカードの個性にまでなってしまっていたことです。少なくともそれは尊重されねばなりません。第二に、現代のターン構造の下でデザイン&ディベロップされたカードも含め、《偵察》の周囲には同種のカードが芽生えていたことです。《高位の秘儀術師、イス/Ith, High Arcanist》もそうです。当然ながら、《高位の秘儀術師、イス》にエラッタを出すつもりはありませんでした。うーむ。
とどのつまり、わたしがここにいるのは「マジック」をより楽しいものにするためです。《偵察》の変更は、狙いは良かったのですが、一部の人を悲しませ、喜んだ人は皆無でした。そこで、わたしが前回の更新報告で思ってたとおり、引き返すことにします。脅かせてごめんなさい。フィードバックをくれた皆さん、ありがとう。(いくつかはハッとするほどカラフルで・・・あー、お見せできれば良かったんですが。)
・・・飽くなき抵抗の後、件の悪徳警官はおそるおそる飲み物を啜りました。美味しかった。突如として、彼の過ちは明白になったのです。喫茶店は営業を再開しましたとさ!
■《ぐらつき/Topple》(機能変更なし)
「最も大きいパワー」がいくつであるか(スポイラー:6です。)について、お友達と不毛な議論に突入しないよう、「among creatures on the battlefield/戦場にあるクリーチャーの中で」を補足しました。
以前のテキスト:
Exile target creature with the greatest power. (If two or more creatures are tied for greatest power, target any one of them.)
パワーの最も大きいクリーチャー(*6)を対象とし、それを追放する。(パワーの最も大きいクリーチャーが複数ある場合、どれか1つを選ぶ(*7)。)
新しいテキスト:
Exile target creature with the greatest power among creatures on the battlefield. (If two or more creatures are tied for greatest power, target any one of them.)
戦場にあるクリーチャーの中でパワーの最も大きいクリーチャーを対象とし、それを追放する。(パワーの最も大きいクリーチャーが複数ある場合、どれか1つを選ぶ。)
■《ガラクタの壁/Wall of Junk》(機能変更なし)
「とき/たび」三連弾の掉尾を飾るのは《ガラクタの壁》。多くの場合、その能力は自身を戦場から取り除きますから、その能力は一度しか誘発しないものと期待できます。
以前のテキスト:
Defender (This creature can’t attack.)
When Wall of Junk blocks(*8), return it to its owner’s hand at end of combat. (Return it only if it’s on the battlefield.)
防衛(このクリーチャーでは攻撃できない。)
ガラクタの壁がブロックしたとき(*8)、戦闘終了時にそれをオーナーの手札に戻す。(戦場にある場合にのみ戻す。)
新しいテキスト:
Defender (This creature can’t attack.)
Whenever Wall of Junk blocks(*8), return it to its owner’s hand at end of combat. (Return it only if it’s on the battlefield.)
防衛(このクリーチャーでは攻撃できない。)
ガラクタの壁がブロックするたび(*8)、戦闘終了時にそれをオーナーの手札に戻す。(戦場にある場合にのみ戻す。)
■《風の早船/Windscouter》(機能変更なし)
だんだん良く分かんなくなってきた「とき/たび」三連弾、予想だにしなかった4番手は《風の早船》です。多くの場合、その能力は・・・ってもういいわ。
以前のテキスト:
Flying
Whenever Windscouter attacks or blocks, return it to its owner’s hand at end of combat. (Return it only if it’s on the battlefield.)
飛行
風の早船が攻撃するかブロックするたび(*9)、戦闘終了時にそれをオーナーの手札に戻す。(戦場にある場合にのみ戻す。)
新しいテキスト:
Flying
When Windscouter attacks or blocks, return it to its owner’s hand at end of combat. (Return it only if it’s on the battlefield.)
風の早船が攻撃したかブロックしたとき(*9)、戦闘終了時にそれをオーナーの手札に戻す。(戦場にある場合にのみ戻す。)
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訳註
(*1) 機能変更あり
「憤怒の天使が戦場からあなたの墓地に置かれたとき、」が「憤怒の天使が死亡したとき、」に変更されたため、あなたのコントロールする《憤怒の天使/Angel of Fury》が対戦相手の墓地に置かれたときでも誘発するようになりました。
(*2) 永遠王、ブレイゴがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび
日本語版は最初から「たび」になってます。
(*3) 構築物・アーティファクト・クリーチャー
少し前までは、ナカグロ(「・」)はカタカナとカタカナの区切りにのみ使っていたのですが、最近は漢字のサブタイプとカタカナのカード・タイプの間にも入れるようになったようです。だったら「基本土地」も「基本・土地」にするかというとそうでもなかったりしてルールが良く分かりません。
(*4) +1/+1カウンターが置かれているクリーチャー
日本語版はもともと訳し分けてませんでした。
(*5) プレイヤー1人に戦闘ダメージを与える
「deal(s) (combat) damage to a player」の訳語は、少し前まで「いずれかのプレイヤーに(戦闘)ダメージを与える」でしたが、コンスピラシーから新しいテンプレートに変わったようです。
(*6) パワーの最も大きいクリーチャー
「a creature with the greatest power」の訳語は、ある時期を境に変化したようです。
「パワーが最も大きいクリーチャー」
《冒涜するハッグ/Desecrator Hag(EVE,CMD)》
「パワーの最も大きいクリーチャー」
《残虐の勝利/Triumph of Cruelty(AVR)》
《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》
《力こそ正義/Might Makes Right(M15)》
(*7) どれか1つを選ぶ
「target any one of them」の訳語として唯一データのある《選別の秤/Culling Scales(MRD)》に従いました。
(*8) When Wall of Junk blocks/ガラクタの壁がブロックしたとき
(*8) Whenever Wall of Junk blocks/ガラクタの壁がブロックするたび
はい。逆ですね。
たぶん、わざとです。
(*9) 攻撃するかブロックするたび/したとき
これも訳語に変遷があります。
「攻撃かブロックに参加する」
《機械仕掛けのクワガタ/Clockwork Beetle(MRD)》
《機械仕掛けのコンドル/Clockwork Condor(MRD)》
《機械仕掛けのドラゴン/Clockwork Dragon(MRD)》
《機械仕掛けのヴォラック/Clockwork Vorrac(MRD)》
《汚染された結合/Contaminated Bond(MRD,9ED)》
《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth(DST)》
《竹沼の嫌われ者/Takenuma Bleeder(BOK)》
「攻撃やブロックに参加する」
《苛立ちの呪い/Nettling Curse(DIS)》
「攻撃やブロックする」
《汚染された結合/Contaminated Bond(10E)》
「攻撃かブロックする」
《エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efrava(PLC)》
《古参兵の武装/Veteran’s Armaments(MOR)》
《薄暮の小僧/Dusk Urchins(SHM)》
《小枝の戦這い/Wicker Warcrawler(SHM)》
《淀み水の精霊/Brackwater Elemental(CON)》
《機械仕掛けのコンドル/Clockwork Condor(DDF)》
《機械仕掛けのハイドラ/Clockwork Hydra(DDF)》
《光明の目覚め/Luminous Wake(ROE)》
《原初の繭/Primal Cocoon(M11)》
《マナ蓄積のドラゴン/Mana-Charged Dragon(CMD)》
《雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster(AVR)》
「攻撃するかブロックする」
《機械仕掛けのハイドラ/Clockwork Hydra(TSP)》
《マーフォークの空偵者/Merfolk Skyscout(ROE)》
《小村の隊長/Hamlet Captain(ISD)》
《悪意ある占有/Sinister Possession(DGM)》
この中では最も新しいカード《悪意ある占有》に合わせてみました。
2014年7月17日発表のオラクル更新を反映しました。
マジック・サポート http://www4.atpages.jp/kakoiku/index.php?lang=Japanese
Update Bulletin も訳しときました。
原文はこちら。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-2015-update-bulletin-2014-07-17
ちょっと長いので前後半に分けます。
=============
「マジック基本セット2015」の更新報告にようこそ! ここでは新しいセットとともにもたらされるオラクルと総合ルールのすべての変更点をレビューします。そしてそれはここ、「Mattの退屈館」の白眉なのです。このわたしの東屋にも夏がやって参りました。そしてお伝えいたしましょう、何もかもが熱せられていると。ハッチを閉めろ、嵐が来るぞ。
まあ、嵐ではないかもしれないんですが。この基本セットには、若干のルール変更と、数枚のカードのための新たなテンプレートが含まれます。が、それほどややこしいものはありません。「マジック2015」には、若干の機能変更がなされた「召集」が帰って来ます。が、その変更は実は昨年行われたのでした。抜け目無いでしょ。従来、召集はコストを低減する形式で使われていましたが、今やそれは呪文のマナ・コストを支払う異なる方法になりました。実用上の観点から言うと、この変更で余分のクリーチャーをタップすることができなくなりました。これは多くのプレイヤーにとって、知ったら驚くようなトリックです。以前はこのことは、どちらかというと目立たない、ルールの重箱の隅的な部分だったのですが(いったい誰が必要以上にクリーチャーをタップしたいと思いますか?)、「神々の軍勢」の「神啓」能力と組み合わさると、いささか不愉快な瞬間を生み出す元凶になってしまうのです。
わたしがこれを書いている時点では、M15のオラクル更新の真っ最中ですし、総合ルールは最後の編集とレビューに掛けられています。みなさんがこれを読んでいる時点では・・・、どうなってますかね? あなたがこれを読んでいるのは、たぶん2074年ですか。世界の平和と繁栄を守るこの「マジック」現象について学んでいる中学生ですね。ごきげんよう、未来人類さん。今朝は空飛ぶ車で学校に来たんですか? あなたのクラスの子達は、最新セット「ラヴニカXI:裁かれるベレレン」を気に入ってくれてますか?
わたくしはすべてのプレイヤー、ジャッジ、スコア・キーパー、トーナメント・オーガナイザー、コスプレイヤー、販売店、アーティスト、その他「マジック」を偉大なコミュニティに育ててくれた無数の方々に心の底からの感謝を申し上げるものです。わたしは皆さんの考えに常に興味を持っています。もしもあなたがもう一度(ないしもう七度)見直すべきカードやルールがあるとお考えでしたら、わたしにお報せください。楽しんでね!
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オラクル更新
■《憤怒の天使/Angel of Fury》(機能変更あり)(*1)
アクローマよりもずいぶん以前、「ポータル・セカンドエイジ」のカードに《憤怒の天使》がいました。これには、いくつかの「ポータル」のカード、例えば《純白のドラゴン/Alabaster Dragon》や《死せざる魔獣/Undying Beast》と同様のテキストが印刷されていました。これらの「ポータル」のカードのいくつかは、戦場から墓地に行ってオーナーのライブラリーに加えて切り直すときの標準のテンプレートを使って再版されました。このため、そして、プレイヤーがオラクルのテキストを理解するのにカードが再版されたかどうかを気にしなくてもいいように、すべての「ポータル」のカードは「死亡」を使うように移行されました。《憤怒の天使》は、「ポータル・セカンドエイジ」のカードだったので、そこから漏れてしまいました。
以前のテキスト:
Flying
When Angel of Fury is put into your graveyard from the battlefield, you may shuffle it into your library.
飛行
憤怒の天使が戦場からあなたの墓地に置かれたとき、あなたはそれをあなたのライブラリーに加えて切り直してもよい。
新しいテキスト:
Flying
When Angel of Fury dies, you may shuffle it into its owner’s library.
飛行
憤怒の天使が死亡したとき、あなたはそれをオーナーのライブラリーに加えて切り直してもよい。
■《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》(機能変更なし)
今回の報告の「とき/たび」三連弾、初弾は《永遠王、ブレイゴ》です。多くの場合、この能力は複数回誘発すると期待されますので、「たび」の方が適切です。
以前のテキスト:
Flying
When Brago, King Eternal deals combat damage to a player, exile any number of target nonland permanents you control, then return those cards to the battlefield under their owner’s control.
飛行
永遠王、ブレイゴがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび(*2)、あなたがコントロールする土地でないパーマネントを望む数だけ対象とし、それらを追放する。その後、それらのカードをそれぞれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
新しいテキスト:
Flying
Whenever Brago, King Eternal deals combat damage to a player, exile any number of target nonland permanents you control, then return those cards to the battlefield under their owner’s control.
永遠王、ブレイゴがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする土地でないパーマネントを望む数だけ対象とし、それらを追放する。その後、それらのカードをそれぞれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
■《キマイラ球/Chimeric Sphere》(機能変更なし)
《キマイラ球》の2番目の能力は、自身を「飛行を持たない」クリーチャーに変えます。面白いことに、それはトランプルも持たなければ武士道 2も持たず、プロテクション(青の奇魔)も持っていないクリーチャーでもあるのです。このちょっと標準的ではない言い回しを調整しました。
以前のテキスト:
{o2}: Until end of turn, Chimeric Sphere becomes a 2/1 Construct artifact creature with flying.
{o2}: Until end of turn, Chimeric Sphere becomes a 3/2 Construct artifact creature without flying.
{o2}:ターン終了時まで、キマイラ球は飛行を持つ2/1の構築物・アーティファクト・クリーチャーになる(*3)。
{o2}: ターン終了時まで、キマイラ球は飛行を持たない3/2の構築物・アーティファクト・クリーチャーになる。
新しいテキスト:
{o2}: Until end of turn, Chimeric Sphere becomes a 2/1 Construct artifact creature with flying.
{o2}: Until end of turn, Chimeric Sphere becomes a 3/2 Construct artifact creature and loses flying.
{o2}:ターン終了時まで、キマイラ球は飛行を持つ2/1の構築物・アーティファクト・クリーチャーになる。
{o2}: ターン終了時まで、キマイラ球は3/2の構築物・アーティファクト・クリーチャーになるとともに飛行を失う。
■《軽蔑/Contempt》(機能変更なし)
「とき/たび」三連弾の二つ目は《軽蔑》です。多くの場合、その能力は自身を戦場から取り除きますから、その能力は一度しか誘発しないものと期待できます。
以前のテキスト:
Enchant creature
Whenever enchanted creature attacks, return it and Contempt to their owners’ hands at end of combat.
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが攻撃するたび、戦闘終了時にそれと軽蔑をオーナーの手札に戻す。
新しいテキスト:
Enchant creature
When enchanted creature attacks, return it and Contempt to their owners’ hands at end of combat.
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが攻撃したとき、戦闘終了時にそれと軽蔑をオーナーの手札に戻す。
■《細胞質の根の血族/Cytoplast Root-Kin》(機能変更なし)
このカードの700ページにも及ぶルール文章の底に埋もれていたのは、+1/+1カウンターが載っているクリーチャーを参照する奇妙な言い回しでした。「that has a +1/+1 counter on it」。こういうのはこれが唯一のカードでしたので、他のに揃えました。
以前のテキスト:
Graft 4 (This creature enters the battlefield with four +1/+1 counters on it. Whenever another creature enters the battlefield, you may move a +1/+1 counter from this creature onto it.)
When Cytoplast Root-Kin enters the battlefield, put a +1/+1 counter on each other creature you control that has a +1/+1 counter on it.
{o2}: Move a +1/+1 counter from target creature you control onto Cytoplast Root-Kin.
移植 4 (このクリーチャーは+1/+1カウンターを4個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが戦場に出るたび、あなたはこのクリーチャーの+1/+1カウンターを1個、それの上に移動してもよい。)
細胞質の根の血族が戦場に出たとき、あなたがコントロールする他の+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー(*4)の上に、それぞれ+1/+1カウンターを1個置く。
{2}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に置かれている+1/+1カウンターを1個、細胞質の根の血族の上に移動する。
新しいテキスト:
Graft 4 (This creature enters the battlefield with four +1/+1 counters on it. Whenever another creature enters the battlefield, you may move a +1/+1 counter from this creature onto it.)
When Cytoplast Root-Kin enters the battlefield, put a +1/+1 counter on each other creature you control with a +1/+1 counter on it.
{o2}: Move a +1/+1 counter from target creature you control onto Cytoplast Root-Kin.
移植 4 (このクリーチャーは+1/+1カウンターを4個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが戦場に出るたび、あなたはこのクリーチャーの+1/+1カウンターを1個、それの上に移動してもよい。)
細胞質の根の血族が戦場に出たとき、あなたがコントロールする他の+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーの上に、それぞれ+1/+1カウンターを1個置く。
{2}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に置かれている+1/+1カウンターを1個、細胞質の根の血族の上に移動する。
■《ドラゴン魔道士/Dragon Mage》と《Wheel of Fortune》効果(機能変更なし)
手札を捨て、ある枚数(普通は7枚)のカードを引く行動には、少しずつ異なるテンプレートが散見されます。これらのカードを、《ドラゴン魔道士/Dragon Mage》とそのお友達も含め、《命運の輪/Wheel of Fate》のようなより新しい版に揃えました。
以前のテキスト:
Flying
Whenever Dragon Mage deals combat damage to a player, each player discards his or her hand and draws seven cards.
飛行
ドラゴン魔道士がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与える(*5)たび、各プレイヤーは自分の手札を捨て、カードを7枚引く。
新しいテキスト:
Flying
Whenever Dragon Mage deals combat damage to a player, each player discards his or her hand, then draws seven cards.
飛行
ドラゴン魔道士がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、各プレイヤーは自分の手札を捨て、その後カードを7枚引く。
同様の変更が《魂の再鍛/Reforge the Soul》、《知覚食らい/Sensation Gorger》、《権謀術数/Wheel and Deal》、《Wheel of Fortune》にも加えられました。
■《偵察/Reconnaissance》(機能変更あり)
前回までの「オラクル劇場」・・・悪徳警官が発見したのは些細な規則でしたが、それを使えば、町のみんなに愛されている喫茶店を、悪評頻々のホームセンターに入れ替えさせることができたのでした
「だけど俺たちいつもここで飲み物を買ってたんだ」みんなが言います。
しかし、悪徳警官に逆らえる者はいまぜん。「この紙に書いてあるだろ。ここは元々ホームセンターとして設計されたんだ。」彼の説明です。町の人々の楽しみは眼中に無いようでした。
斯くして喫茶店はホームセンターになりました。人々は悲しみに暮れ、そして・・・
《偵察》には、前回の更新でタイミングの制限が付与されましたが、それはカードの元々の意図を強制するためでした。あなたは、クリーチャーをてんでに送り出し、ブロックがどうなるか見て、それから望みのものを引き返させます。印刷された後でターンの構造が変更され、このカードには新たな、そして想定外の機能が加わりました。今や戦闘ダメージが与えられた後であなたのクリーチャーをアンタップできます。ある種の警戒を与えられるというわけです。
そのときは簡単な変更に思えたのですが、わたしは少なくとも2つの点で間違っていました。第一に、このカードは長きにわたって「擬似警戒」機能を持っていたため、それがこのカードの個性にまでなってしまっていたことです。少なくともそれは尊重されねばなりません。第二に、現代のターン構造の下でデザイン&ディベロップされたカードも含め、《偵察》の周囲には同種のカードが芽生えていたことです。《高位の秘儀術師、イス/Ith, High Arcanist》もそうです。当然ながら、《高位の秘儀術師、イス》にエラッタを出すつもりはありませんでした。うーむ。
とどのつまり、わたしがここにいるのは「マジック」をより楽しいものにするためです。《偵察》の変更は、狙いは良かったのですが、一部の人を悲しませ、喜んだ人は皆無でした。そこで、わたしが前回の更新報告で思ってたとおり、引き返すことにします。脅かせてごめんなさい。フィードバックをくれた皆さん、ありがとう。(いくつかはハッとするほどカラフルで・・・あー、お見せできれば良かったんですが。)
・・・飽くなき抵抗の後、件の悪徳警官はおそるおそる飲み物を啜りました。美味しかった。突如として、彼の過ちは明白になったのです。喫茶店は営業を再開しましたとさ!
■《ぐらつき/Topple》(機能変更なし)
「最も大きいパワー」がいくつであるか(スポイラー:6です。)について、お友達と不毛な議論に突入しないよう、「among creatures on the battlefield/戦場にあるクリーチャーの中で」を補足しました。
以前のテキスト:
Exile target creature with the greatest power. (If two or more creatures are tied for greatest power, target any one of them.)
パワーの最も大きいクリーチャー(*6)を対象とし、それを追放する。(パワーの最も大きいクリーチャーが複数ある場合、どれか1つを選ぶ(*7)。)
新しいテキスト:
Exile target creature with the greatest power among creatures on the battlefield. (If two or more creatures are tied for greatest power, target any one of them.)
戦場にあるクリーチャーの中でパワーの最も大きいクリーチャーを対象とし、それを追放する。(パワーの最も大きいクリーチャーが複数ある場合、どれか1つを選ぶ。)
■《ガラクタの壁/Wall of Junk》(機能変更なし)
「とき/たび」三連弾の掉尾を飾るのは《ガラクタの壁》。多くの場合、その能力は自身を戦場から取り除きますから、その能力は一度しか誘発しないものと期待できます。
以前のテキスト:
Defender (This creature can’t attack.)
When Wall of Junk blocks(*8), return it to its owner’s hand at end of combat. (Return it only if it’s on the battlefield.)
防衛(このクリーチャーでは攻撃できない。)
ガラクタの壁がブロックしたとき(*8)、戦闘終了時にそれをオーナーの手札に戻す。(戦場にある場合にのみ戻す。)
新しいテキスト:
Defender (This creature can’t attack.)
Whenever Wall of Junk blocks(*8), return it to its owner’s hand at end of combat. (Return it only if it’s on the battlefield.)
防衛(このクリーチャーでは攻撃できない。)
ガラクタの壁がブロックするたび(*8)、戦闘終了時にそれをオーナーの手札に戻す。(戦場にある場合にのみ戻す。)
■《風の早船/Windscouter》(機能変更なし)
だんだん良く分かんなくなってきた「とき/たび」三連弾、予想だにしなかった4番手は《風の早船》です。多くの場合、その能力は・・・ってもういいわ。
以前のテキスト:
Flying
Whenever Windscouter attacks or blocks, return it to its owner’s hand at end of combat. (Return it only if it’s on the battlefield.)
飛行
風の早船が攻撃するかブロックするたび(*9)、戦闘終了時にそれをオーナーの手札に戻す。(戦場にある場合にのみ戻す。)
新しいテキスト:
Flying
When Windscouter attacks or blocks, return it to its owner’s hand at end of combat. (Return it only if it’s on the battlefield.)
風の早船が攻撃したかブロックしたとき(*9)、戦闘終了時にそれをオーナーの手札に戻す。(戦場にある場合にのみ戻す。)
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訳註
(*1) 機能変更あり
「憤怒の天使が戦場からあなたの墓地に置かれたとき、」が「憤怒の天使が死亡したとき、」に変更されたため、あなたのコントロールする《憤怒の天使/Angel of Fury》が対戦相手の墓地に置かれたときでも誘発するようになりました。
(*2) 永遠王、ブレイゴがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび
日本語版は最初から「たび」になってます。
(*3) 構築物・アーティファクト・クリーチャー
少し前までは、ナカグロ(「・」)はカタカナとカタカナの区切りにのみ使っていたのですが、最近は漢字のサブタイプとカタカナのカード・タイプの間にも入れるようになったようです。だったら「基本土地」も「基本・土地」にするかというとそうでもなかったりしてルールが良く分かりません。
(*4) +1/+1カウンターが置かれているクリーチャー
日本語版はもともと訳し分けてませんでした。
(*5) プレイヤー1人に戦闘ダメージを与える
「deal(s) (combat) damage to a player」の訳語は、少し前まで「いずれかのプレイヤーに(戦闘)ダメージを与える」でしたが、コンスピラシーから新しいテンプレートに変わったようです。
(*6) パワーの最も大きいクリーチャー
「a creature with the greatest power」の訳語は、ある時期を境に変化したようです。
「パワーが最も大きいクリーチャー」
《冒涜するハッグ/Desecrator Hag(EVE,CMD)》
「パワーの最も大きいクリーチャー」
《残虐の勝利/Triumph of Cruelty(AVR)》
《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》
《力こそ正義/Might Makes Right(M15)》
(*7) どれか1つを選ぶ
「target any one of them」の訳語として唯一データのある《選別の秤/Culling Scales(MRD)》に従いました。
(*8) When Wall of Junk blocks/ガラクタの壁がブロックしたとき
(*8) Whenever Wall of Junk blocks/ガラクタの壁がブロックするたび
はい。逆ですね。
たぶん、わざとです。
(*9) 攻撃するかブロックするたび/したとき
これも訳語に変遷があります。
「攻撃かブロックに参加する」
《機械仕掛けのクワガタ/Clockwork Beetle(MRD)》
《機械仕掛けのコンドル/Clockwork Condor(MRD)》
《機械仕掛けのドラゴン/Clockwork Dragon(MRD)》
《機械仕掛けのヴォラック/Clockwork Vorrac(MRD)》
《汚染された結合/Contaminated Bond(MRD,9ED)》
《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth(DST)》
《竹沼の嫌われ者/Takenuma Bleeder(BOK)》
「攻撃やブロックに参加する」
《苛立ちの呪い/Nettling Curse(DIS)》
「攻撃やブロックする」
《汚染された結合/Contaminated Bond(10E)》
「攻撃かブロックする」
《エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efrava(PLC)》
《古参兵の武装/Veteran’s Armaments(MOR)》
《薄暮の小僧/Dusk Urchins(SHM)》
《小枝の戦這い/Wicker Warcrawler(SHM)》
《淀み水の精霊/Brackwater Elemental(CON)》
《機械仕掛けのコンドル/Clockwork Condor(DDF)》
《機械仕掛けのハイドラ/Clockwork Hydra(DDF)》
《光明の目覚め/Luminous Wake(ROE)》
《原初の繭/Primal Cocoon(M11)》
《マナ蓄積のドラゴン/Mana-Charged Dragon(CMD)》
《雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster(AVR)》
「攻撃するかブロックする」
《機械仕掛けのハイドラ/Clockwork Hydra(TSP)》
《マーフォークの空偵者/Merfolk Skyscout(ROE)》
《小村の隊長/Hamlet Captain(ISD)》
《悪意ある占有/Sinister Possession(DGM)》
この中では最も新しいカード《悪意ある占有》に合わせてみました。
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